大阪市が30日実施した阪急梅田駅に近い梅田東小学校跡(北区茶屋町、4650平方メートル)の売却入札で、大阪工業大学などを運営する学校法人常翔学園(大阪市)が90億円で落札した。この土地を利用し、教育施設の建設を検討している。大阪市有地の売却額としては中央区の御堂筋沿いにあった愛日小学校跡の140億円に次ぐ額で、今年度では最高額になる。
今回の入札では計4者が応札した。売却予定価格は約66億円だったが、35%上回った。
常翔学園の坂口正雄理事長は「具体的な検討はこれからだが、教育関連施設の建設が軸になる」とコメントした。同学園グループは大阪工業大学のほか、摂南大学、ラグビーの名門、常翔啓光学園などを経営している。
同小学校跡地は阪急梅田駅に近接している。大阪市は同跡地を含む2.2ヘクタールの再開発を後押しするため、容積率を緩和する都市計画をすでに決定済み。地区内にはヤンマー本社や阪急イングスが入居するビルがある。ビルの建て替えが進めば街が様変わりしそうだ。
市は財政再建の柱として遊休市有地の売却を進めており、今年度で総額146億円の売却を予定している。
梅田東小学校、大阪工業大学、ヤンマー、阪急
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