NO.170 どっちの秘書でショーPartV
松田哲也
2004年7月12日
勝ちました。民主党は勝ちました。50議席獲得しての大躍進です。
勝ちました。手塚代議士が擁立し、手塚事務所挙げて戦った蓮舫さんは勝ちました。猛暑や豪雨にも見舞われた、それぞれの夏の戦いはこれで終わりです。
私は今回、準備期間中から、蓮舫さんの随行運転手をさせて頂きました。連日、早朝から深夜まで東京中を走った距離は約10,000KM。北海道〜九州まで日本列島を6回縦断した事になります。蓮舫さんと女性秘書と私による珍道中は、前回の秘書日記「どっちの秘書でショーPartU」をご覧になって下さい。
それにしても、寝る時以外はずっと一緒という、3ヵ月にも渡る車での旅芸人の様な共同生活も、終わる頃になると寂しさが募るもの。そんな私の心の隙間にスーッと入って来た今度の主は「がんばろう、日本!国民協議会」でした。政権交代可能な政党政治の文化を日本に根付かせる為に、東大和市で集団生活をしながら、民主党を熱く応援するボランティア団体。彼らの
「150%がんばって当たり前です」
と言って働くその姿はまさに「則天去私」そのもの。感銘を受けた私は、「がんばろう」さんの3台の車が東京中の街頭スポットに時間通りに着けるよう、車列から離れないよう、秘書のように献身的に尽くしたのです。応援弁士として一緒に回っている手塚代議士の車の事は忘れて…。
またまた思いがけず、そんなどっちの秘書でショーもありましたが、とにかく勝ちました。小川さんも勝ちました。東京選挙区2人擁立。2人当選は絶対に無理だと言われ、超強硬な反対を各方面から受け続けた東京の選挙対策委員長手塚代議士。確かに、自民党でさえ今回は1人に絞って来た訳ですから、身内の我々秘書軍団も
「代議士、それは止めた方が…」
高校野球と最も対局にあるこの政界。最終日の新宿駅西口のフィナーレで、突然、赤シャツのれんほう隊と緑シャツの小川隊が、エールの交換をし合うという選挙戦至上初のシーンを目の当たりにした時、もしかしてという予感はありましたが…。
勝ちました。手塚代議士はまた勝ちました。色んな人が色んな事を言いましたが、行うは難しです。こうなると何でも勝てそうです。今回、23区&多摩地区の各総支部選りすぐりのベスト遊説スポットを教えて貰いましたから、代議士…次の都知事選挙に出ましょうか。