小さいけど十分便利。ISOなどを仮想ドライブにマウントできるツール WinCDEmu

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WinCDEmuはインストール不要でISOやCUE、BINなどのイメージファイルを仮想ドライブにマウントできるフリーソフト。WinCDEmuのインストーラーはわずか667kb。

ISO,仮想ドライブ,マウント,フリーソフトなどについて。


プライバシーポリシー

小さいけど十分便利。ISOなどを仮想ドライブにマウントできるツール WinCDEmu

WinCDEmuの使い方:マウント方法の指定
▲WinCDEmuのドライブマウント時のオプション画面

WinCDEmuは、数クリックでISOやCUE、BINなどのイメージファイルをマウントできるフリーソフト。超シンプルなツールでWinCDEmuのインストーラーはわずか667kb。
(このジャンルで一番メジャーなDAEMON Tools Liteは、約6.4MB)
操作もファイルサイズも、シンプルですが高機能なツールです。

またWinCDEmuにはポータブル版も用意されており、インストールしなくてもイメージファイルのマウントが可能です。(ドライバのインストールは必要)

WinCDEmu概要

配布サイト:WinCDEmu - Browse Files at SourceForge.net
ポータブル版:WinCDEmu - Browse /wincdemu/3.4 at SourceForge.net
 (ポータブル版のリンク先は、新バージョンがリリースされると無効になるかも)
ライセンス:コピーレフト型のフリーウェア(GNU Library or Lesser General Public License)
対応OS:Windows XP / Vista / 7 (32bit/64bit 共通)
対応フォーマット:ISO, CUE, IMG, BIN, NRG, MDF/MDS, CCD and RAW
特徴:BazisLib framework で作成されたシンプルなプログラム
   自動再生のオン/オフの選択が可能
   再起動後の仮想ドライブ有効/無効の選択も可能。

 

WinCDEmuのインストール

まずは通常版WinCDEmuのインストール方法の解説

一般的なインストーラーが付属しているので、特に難しい操作はありません。
しかしドライバの発行元検証がなく警告が出ます。不安な人はポータブル版を使う事。

ダウンロードしたWinCDEmu-***signed.exeをダブルクリックします。
コンピューターへの変更を許可
▲UAC制御画面が出ます。「はい」をクリックしてコンピューターへの変更を許可を与えます。

WinCDEmuのインストール1
▲WinCDEmuのインストールと使用に関する注意書き等が書いてあります。
「Yes」をクリック。

WinCDEmuのインストール場所
▲WinCDEmuのインストール先を聞いてきます。
特に変更する必要なし。「Continue」をクリック

WinCDEmuのドライバインストール
▲現在、WinCDEmuのドライバは「ソフトウェアの発行元を検証できません」と警告メッセージが出ます。
インストールする場合は、下段の「このドライバーソフトウェアをインストールします」をクリックします。
※注意:Windows Vista/7では、OSをテストモードにしなければインストール出来ないかもしれません。
 (サイト内参考:Windows Vista/7でドライバ署名制限を無効化する方法その2

WinCDEmuの初期設定
▲WinCDEmuの初期設定ダイアログが表示されます。
ドライブ名の決定方法を好きな設定に変更し、言語を日本語に設定。
「イメージをマウントするには管理者権限が必要です」にチェックを入れて
「OK」をクリックすればインストールは終了です。

通常版のインストール手順の解説は以上で終了です。

 

ポータブル版WinCDEmuのインストール方法の解説

ポータブル版は初回起動時にドライバのみインストールされます。

初めて起動する時のみ表示されるダイアログ
WinCDEmuのインストールダイアログ
▲「はい」をクリックするとドライバがインストールされ、ポータブル版WinCDEmuが起動します。こちらは警告メッセージ等は表示されません。

WinCDEmuの使い方

WinCDEmuは、エクスプローラーでイメージファイルを選択し、右クリックで仮想ドライブ化が可能。

インストール時のオプション設定で、右クリック後のメニュー表示や操作方法が若干異なります。以下、オプションで「マウントの際に指示する」を選択した場合の操作方法。

WinCDEmuの使い方
▲クリックで拡大
エクスプローラー上でISOなどのイメージファイルを選択し、右クリックのメニューから
「Select Drive Letter & mount」を選択。

WinCDEmuの使い方:マウント方法の指定
▲インストールオプションで「マウントの際に指示する」にしていた場合、上記の画面が出ます。
 ・ドライブレターの指定
 ・自動再生の有無
 ・「Keep drive after restart」(再起動後も仮想ドライブを有効にするか)
上記3項目の設定を行い「OK」をクリックします。

WinCDEmuの使い方:ISOのマウント成功
▲ISOファイルがVドライブにマウントされました。

アンマウントする時の操作

WinCDEmuの使い方:アンマウント
アンマウントする時は、マウントしたイメージ(ドライブではない)を右クリックし、マウント時と同じメニューを選択すればOKです。

アンインストール時の操作

通常のWindowsツールと同様の手順でアンインストール可能です。
コントロールパネルの「プログラムの機能」の項目からWinCDEmuを選択し、アンインストールを行います。

ポータブル版WinCDEmuの使い方

  1. ダウンロード後、任意のフォルダに保存したPortableWinCDEmu-***.exeをダブルクリック。
  2. Vista/7の場合、UACの許可を行います。
    UACの許可
    ▲「はい」をクリック
  3. 初めて起動する時は、ドライバのインストールダイアログが表示されます。
    WinCDEmuのインストールダイアログ
    ▲「はい」をクリック
  4. WinCDEmuが起動します。
    ポータブル版WinCDEmuの使い方
    ▲ポータブル版WinCDEmuの使い方です。
    下部のボタンは、左から順に
      ・ドライバのアンインストール
      ・マウントするイメージの登録ボタン
      ・選択したイメージのアンマウントボタン
      ・全てのイメージのアンマウントボタン
    となります。
    通常版よりやや使い勝手が悪い・・・かな?
    マウント先のドライブレターは自動的に決定され、ユーザーが指定する事は出来ないようです。

あとがき

このブログを2年以上購読して頂いている方はご存知かもしれませんが、私の現行PC環境はDVDドライブや仮想ドライブ関連の不具合が非常に多く発生します(^_^;

このWinCDEmuは、そんな環境でもかなり元気に作動してくれます&ドライバのインストール・アンインストールが簡単なのでかなり重宝しそうです。

現在、他の仮想化ソフト(Pismo File Mount Audit Package)と共存させていますが、エラー・不具合とも私の環境では発生していません。これからはWinCDEmuをメインにしようかしら。



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2011/06/05 (最終更新:2011年6月 5日)
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