6日朝、千葉市中央区にあるJFEの製鉄所や化学工場が集まる敷地の一角の事務所から火が出て、消火活動が続いています。消防によりますと、これまでにけが人の情報はないということです。
6日午前7時半ごろ、千葉市中央区のJFEの製鉄所や化学工場が集まる敷地の一角から「煙が出ている」と、消防に通報がありました。千葉市消防局によりますと、JFEスチール東日本製鉄所の敷地内にあるJFEの物流部門を担う関連会社の鉄筋3階建ての事務所が燃えているということです。倉庫として使われている1階部分から火が出て建物全体に広がったとみられ、消防車など29台が出て消火活動を続けており、ほかの建物には延焼していないということです。また、今のところ、けが人の情報はないということです。現場からおよそ3キロの「JFEケミカル」の工場では、2日、硫酸が入ったタンクが爆発して作業員の男性3人が大けがをしました。