バーや会社で「ネットストーカーに遭いやすい女性ってどんなタイプ?」と話していた。「発言数が多い」のは絶対条件だと思うけど、あとは2種類に分かれる。1、テンション高めの人。楽しそうでも怒りっぽくても一定の変な人が来る。2、メンヘラっぽい人。こちらに寄ってくるのはたいていメンヘラ。
21時すぎに西荻窪の『小料理HANA』で河辺浩市さんの会が終わって、スタッフの皆さんと23時半まで飲んで、電車で帰ってきた。『河辺浩市おしゃべりシネマテーク』、「河辺浩市の映画史vol.2ー黛敏郎の映画音楽術ー」。秘蔵の四半世紀前の演奏映像が素晴らしすぎです!
大正12年9月1日の関東大震災で東京は大ダメージを受け、文化人も大勢、主に関西に疎開したの。そこから伝わり、定着したのが関西のジャズシーンなんだって。横溝正史は神戸育ちの生粋の都会人。疎開先の岡山の因襲ワールドにショックを受けて、『犬神家の一族』とかの岡山ものを書いたのね。
なんか横溝正史の岡山ものの世界が少しわかったような。東北や中部地方の山間の寒村は、雪もあり「ここから出られない」物理的な閉塞感が強い。対して岡山は山村でも海が近く、風光明媚で「出ようと思えば出られる」気がする。なのに出られない血縁因習の軛(くびき)。そこを描いた悲劇なのね。
神戸ではぜひ牛肉を食べてって兵庫出身の友人に言われたのに食べなかったなと思ったら、昨夜のルームサービスのカレーうどんに大きな牛すじ肉がいっぱい入ってた。オークラ神戸の人気メニューなんだって。ほかにも「夜食メニュー」はどれもおいしそうで迷ったわ。
水曜日は渋谷のバーで、『監督失格』を見てきたばかりというS嬢と映画トーク。木曜日は千駄木のバーで世良譲&ヒズ・フレンズの『Smoke Rings Vol.1』を聴きながら、マスターや若いお客さんたちと音楽トーク。出社時間は早くなったけど、相変わらず夜は酒場で運動会です♪
夏の短編、秋の短編と読んであんまり悲しくなったので、最後は冬から春へと駆け抜ける。横光利一『春は馬車に乗って』。花粉にまみれた手で花束を捧げ持つ主人公の姿が、花粉に服を染めたストリンドベリの短編の母親に重なった。季節は巡り、どこかで私たちが音もなく滑り落ちても、なお巡り続ける。
山手線に杖をついた女性が。座席の私たち数人が反射的に立ち上がり、杖の人は「いいんですよぉ…」と全員に言いつつ、どこへ座ったものやら、立った人もどうしたらいいやら。そんななか採用された空席は、さっさと車内反対方向へ歩きだした私の席だった、はずだ。熾烈な座席「譲り」争いに勝った(笑)
ちなみに、73年のNHK大河『国盗り物語』と77年の『花神』を「第一次スーパー司馬大戦」「第二次スーパー司馬大戦」と呼ぶのは私のオリジナルではなく、2chの大河ドラマ板などでいつからか生まれた呼び名です。別々の原作から見せ場を拾ってくるなど、まさにスパロボのご先祖様みたいですね。
第二次スーパー司馬大戦こと『花神』(「第一次」はほぼ同じスタッフによる『国取り物語』)。今年1月に他界された大野靖子さんの脚本はじつに丁寧に、司馬遼太郎の幕末ものを短編まで拾っていた。『伊達の黒船』も入っていたね、黒船を造る職人の嘉蔵は愛川欣也さんだったよ。あー完全版が見たい…。
@yumingway 私は「老後の楽しみ」と呼んでますが、壁や山のほうがアグレッシブでかっこいいですね(^-^)。私の山は「小津映画」「寅さん」『半七捕物帖』です。
おおー! でも下半身だけなのがちょっと怖いです(笑) RT @kamille_a _jp 重力だけで歩き続ける、名工大の歩行ロボット http://t.co/YqxpVsUM via @wired_jp
人外の分際で「プリンセスになりたい」とか言い出す妄想狂でデコスケの小娘を、10年もダラダラと養育する苦役ゲーム。教育を受けさせれば金はかかるし、バイトさせれば疲れるし、お父さんお父さんとまとわりついてうるさい。早く嫁に行って幸せになりやがれ。#好きなゲームをつまらなそうに紹介する
フレンチもおいしい錦糸町『ワインバー・ジタン』。満席でフリの客が次々と玉砕しており、予約なしで入れた私はラッキーだった。カップルか女性2人組しかいない中、ひとりで申し訳ないけど…。キノコのポタージュ、ゴルゴンゾーラのハンバーグ、ごはんで満足(^-^)
ツイッターの住人て2か月ごとに入れ替わるのですか? 農協の使用済み米袋「一空袋」の、産地偽装なんてできようもない再利用については、8月に一度検証されています。ワイドショーを鵜呑みにして福島の農家を非難している人は、このまとめを読んで。→ http://t.co/iNZ6yGqC
(続き)江戸初期には既に小袖の「意匠図案帖」が出版されている。オーダーメイドのためのカタログ、図案集である。プロダクトデザインとまではいかないけれど、個々のデザイン=設計図が完成品を超えてひとり歩きし、書物の形で流通するようになった意義は途方もなく大きい。
昨日から家紋の話題をツイートしているけど、日本の意匠デザイン史における尾形光琳の存在って本当に大きくて、「光琳前」「光琳後」と表現していいくらいの巨人。江戸初期、富裕層の小袖をキャンバスに発展した平面デザインが中期の元禄期、光琳の非凡な意匠センスによって庶民の紋にまで拡散した。
「きょう、あたしの誕生日だよ」、『時をかける少女』オワタ。完全にスピンオフ作品なんだけど、原作のストーリーに和子の娘・あかりの物語を重ねた、菅野友恵の見事な脚本。そして「本当に疾走する」仲里依紗ちゃんの姿に涙が出る。素敵な映画を見られてよかったです。
何度見ても『群盗荒野を裂く』は『バイオレンスジャック』っぽい。というか『バイオレンスジャック』がマカロニっぽいんだ。永井豪作品で、『デビルマン』は別格としても『バイオレンスジャック』と『ガクエン退屈男』が好きな時点で、「私はマカロニ好きになる女です」と宣言してるようなものだった。