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2011年12月5日(月) 19:40 |
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自転車社会実験初日に係員誘導ミス
実験初日に、あってはならないミスです。 岡山市が始めた、自転車が安全に通行できるようにするための自転車通行帯の社会実験で5日朝、係員が利用者に通行帯を逆走させる誤った指示を出し、道路交通法違反をさせていたことがわかりました。
社会実験は、JR岡山駅東口を南北に走る市道で、北向きの車線の路肩に青い自転車通行帯を設けて行われています。 5日から5日間、朝と夕方に誘導員が通行帯の利用を促し、利便性が向上したかなどをアンケート調査するものです。 ところが、初日の5日朝。 通行帯を自転車が行き交い、車道にはみでる場面も見られるなど、危険な状態が1時間20分ほど続きました。 岡山市によりますと、この通行帯は、自転車が車道の左側通行になるよう北向き専用として設置されたもの。 南向きの自転車は、車道脇の歩行者自転車兼用道か、反対車線へ渡るよう誘導しなければなりませんでした。 ところが、誘導を誤り通行帯を逆走する形に。 この場合、南向きの自転車は道路交通法違反になってしまうのです。 岡山市の担当課は、誘導員への指導が徹底していなかったとミスを認めました。 自転車と歩行者がともに安全な空間を目指す社会実験です。 私たちがマナーを守るのは当然ですが、実施する側にも十分な安全対策が求められるのは言うまでもありません。
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