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できごと
【衝撃事件の核心】サド的性癖の女の心に残る闇 患者のもだえ苦しむ顔みてストレス解消…入院患者の爪剥がし事件
これに対し、検察側は「精神遅滞は軽微であり、過大に評価すべきではない」と反論。さらに「いかなる理由であろうと、意思疎通の困難な弱者ばかりを狙ってストレス発散を図った被告の行為が正当化されることはない」とした。
被告人質問に続く論告で検察側は「高齢者を狙った卑劣で残忍な犯行」として懲役6年を求刑。弁護側は「被告は反省しており、二度と介護の仕事に就かないと誓約している」と寛大な判決を求めた。
佐藤被告自身もこう訴えた。
「被害者の方には大変深く申し訳ないことをしたと深く反省しております。母ももう高齢です。こんな悪いことをしておきながら、こんなことを言うのはおかしいとは思いますが、寛大な判決をお願いします」
被害者の心身に大きな傷を残す行為を繰り返した自らの犯罪をどこまで深く反省しているのか。高齢の母親の話を持ち出してまで情状酌量を狙おうとする態度に、法廷ではしらけた雰囲気も漂った。
裁判所はどのような判断を下すのか。判決は12月7日に言い渡される。
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