我が国におけるオペレーションズ・リサーチの研究、普及、または教育の分野で傑出した業績をあげた個人またはグループに対して贈られる近藤賞の第3回
受賞者が決定しました。
【受賞者】
宮沢政清氏 (東京理科大学教授)
【受賞理由】
日本オペレーションズ・リサーチ学会では、第3回近藤賞を東京理科大学教授宮沢政清氏に授与することといたしました。宮沢氏は、待ち行列理論・応用確率論において世界的に評価される大きな業績をあげられ、また、ORの分野で極めてグレードの高い「Mathematics
of Operations Research」誌の確率モデル分野のArea Editorを務めるなどOR研究の発展に国際的に貢献されています。
さらに、宮沢氏は多くの優秀な研究者や実務家を世に送りだし、教育者としても高く評価されています。
以上の理由により、第3回近藤賞受賞者として宮沢氏を選出いたしました。
なお、授賞式は、3月17日(木)、18日(金)に電気通信大学で開催される2011年春季研究発表会において行われ、授賞式の後、宮沢氏による特別講演会
が開催されます。
近藤賞は、本学会会長、日本学術会議会長を歴任され、2002年に文化勲章を受章された近藤次郎博士のお名前を冠した賞であり、我が国のオペレーションズ・リサーチの研究普及、または教育の分野で傑出した業績をあげた個人またはグループを称え、我が国におけるオペレーションズ・リサーチの発展に資するとともに、この分野の社会への広い周知を目的として、オペレーションズ・リサーチ学会が創立50周年を迎えた2007年に創設された賞です。
授賞式ならびに特別講演の詳細については、2011年度春季研究発表会のweb
ページをご覧ください。
皆様方のご参加をお待ちしております。
日本オペレーションズ・リサーチ学会 広報委員会
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