解決済みの質問
インド人はコーカソイド(ヨーロッパ人種)、それに対してネイティブアメリカンは...
インド人はコーカソイド(ヨーロッパ人種)、それに対してネイティブアメリカンはモンゴロイド(アジア人種)だそうですが、どうやってそのことを調べたのですか。教えてください。
- 補足
- ご存知のとおりネイティブアメリカンは以前はアメリカ・インディアンと呼ばれていたが本当のインディアンであるインド人と紛らわしいためネイティブアメリカンと呼ばれるようになったそうである。なお、本文で記述したとおりインド人はモンゴロイドではなくコーカソイドであり、したがってネイティブアメリカンはインド人とは近縁ではないということである。
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- 質問日時:
- 2007/11/27 20:46:42
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- 解決日時:
- 2007/12/3 21:41:35
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- 回答数:
- 2
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ベストアンサーに選ばれた回答
生体および遺体・遺骨の分析に基づく解剖学的・人類学的知見、分岐分類学的知見、
遺跡・遺物に基づく考古学的・先史学的知見、
記録に基づく歴史学的知見、
言語構造に基づく歴史言語学的知見、
人類史および歴史記録・文化・言語に基づく文化人類学的・民族学的知見、
神話・伝承、習俗等に基づく民俗学的知見、
人の集団の動向を左右する環境変化に関連の地質学的知見、自然地理学的知見、
その他、何らかの形で関連性を持つ諸々の学問分野からもたらされる知見、
そして近年では、DNA情報の解析等に基づく分子系統学的知見等からの新たな解釈が、これらに加わります。
【追記】
補足文は、当初のご質問と全く論旨が違っていて言わんとされるところが分かりません。
西欧人がアメリカ大陸をインドと思い込んだ歴史的事実と、人種云々とは何の関係もありませんので。
コーカソイドの原初的起源は中東(イラクやイラン等)地域および南アジア地域(インド亜大陸)などであり、のち、西方では西アジアやヨーロッ
パへ、東方では中央アジアへ進出しています。
これは、人類学的、分岐分類学的、分子系統学的知見でそうであり、その後の経緯については言語学的、民俗学的、歴史学的知見、その他
によって補強されます。詳細については上にある最初の回答の通りです。
コーカソイドの足跡を辿って遡り続けることにより導き出された一つの結論です。
インド人(アーリア系のインド人)というのは、コーカソイドでありインド・ヨーロッパ語族であった中央アジア西部はアムダリヤ川流域に居拠した
アーリア人(アーリア人種)がインドに侵入し、インダス文明滅亡間も無い当時の土着民の主流であったネグロイド(アフリカン)や北部に多く分
布したモンゴロイド(イースト・アジアン)とも混雑していったとは言え、大分類でコーカソイドとして問題無い人種です。
しかし、「ヨーロッパ人種」という表現は誤りです。
アーリア系のインド人、いわゆるアーリア人種は、同じコーカソイドの中でも、アルプス人種や北方人種といったヨーロッパ系とは異なる「インド
・アフガン人種」であるからです。
一方、北アメリカ本土中央地域の先住民族、いわゆる「ネイティブ・アメリカン」や、アラスカ・カナダ北部地方の先住民族イヌイット、ユピックは、
混雑の度合いをインド人との比較で言えば無いに等しいほど少ない、紛れも無いモンゴロイドです。
地質学的、自然地理学的、人類学的、分岐分類学的知見、その他で見てそうであり、分子系統学的知見からも裏付けされることとなった定説
です。
彼ら北アメリカの先住モンゴロイドは、ヒマラヤ越えを果たしてアジア東部へ進出したコーカソイドから分岐した祖先型モンゴロイドが、現地で我
々イースト・アジアンを生み出したのと同じ時期あるいは少し後の時期に、アメリカ大陸へ移動していく拡散の流れに乗ったグループが多数い
て、彼らが新天地で生き残り分岐したものと考えられています。
長い話になってしまいましたね。
シンプルに纏めることが出来ずに済みません。
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- 編集日時:2007/11/29 15:27:39
- 回答日時:2007/11/27 21:14:29
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