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2011年12月5日20時28分

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牛肉のセシウム数値明記へ 東京都、芝浦と場処理分

 放射性セシウムに汚染された牛肉が流通していた問題で、東京都は5日、芝浦と場(港区)で解体処理される牛について、セシウムの検査結果を表示した確認証を発行すると発表した。検出下限値の1キロあたり50ベクレル以上ならば数値を明示する。12月上旬に一部を対象に始め、1月中に全頭で実施する。

 業界団体から「数値が分からないと牛肉が売れない」との依頼があったことから、国の基準の1キロ500ベクレルを下回っていても公表する。

 これまでは、芝浦と場の牛肉を主に扱う卸売業者側が全頭検査をしていたが、都による直接検査に切り替える。都は、小売店まで確認証のコピーが渡るように業界団体に要請しており、消費者には「確認証の掲示が無い場合には、店に確認して欲しい」と呼びかける。

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