社会
大間原発建設の中止求める
(北海道)
建設の中止などをめぐり、裁判で争われている青森県の大間原発について、函館市民などおよそ200人が、新たに建設中止などを求める訴えを函館地裁におこしました。訴えをおこしたのは函館市民など208人で、きょう午後、函館地裁に訴状を提出しました。青森県の大間原発については函館市民などが国や原発の事業者である電源開発に対し、建設の中止などを求めてすでに裁判で争われています。
今回の訴えでは、福島第一原発の事故に触れていて、現行の安全基準や耐震設計の考え方には誤認や欠落があり違法だなどとして、あらためて大間原発の建設中止を求めています。
(大間原発訴訟の会竹田とし子代表)「これからも多くの人とともにこの運動を進めていきたい」
青森県で建設予定の原発をめぐっては東京電力が、東通原発1号機の建設を断念する方針をすでに固めています。
[ 12/5 19:53 札幌テレビ]