歌舞伎町の路地裏に佇む上海家庭料理専門店。連邦・吉野健太郎はここでしか中華を食べない!上海小吃 03-3232-5909
11/12/05 殺人予告をされました その他
書いた人間は過去にも別の人間に対して殺人予告を書いています 事実
去年、自分は殺人予告をされている。
書いた人間もわかっているし、書いた人間は後に警察に自ら電話をした。

なお、本件の人間は別件で「自分への誹謗中傷」を行なっている。


本件は続く。


参考リンク
http://yokoku.in/
予告in
激裏情報 激裏情報 激裏情報
11/12/04 今度はキージェネミュージックをダウンロードしよう その他
やっぱり気軽に聞きたいよね、クラックチームの音楽を クラック関連
●俺とWAREZと音楽と Part2


先日の更新で「新しい風」と書いた。

通常であれば、これは喜ばしいことではあるが、ガラパゴス諸島やタヒチ島のように「平和な独自の生態系」を維持し続けていた空間にとっては、新しい風というのは「余計なお世話」もしくは「風紀悪化の元」となる場合が多い。

陸の孤島への外来種の持ち込み、独自文化を育む国家への悪式風習の流入など、それら例は事欠かないであろうし、それは人類が未来永劫続けるであろう、罪なき善意の上に基づいた行動原理なのかもしれない。

さて…

埼玉県と千葉の境目の「田園地帯」にチンマリ存在していた弊社が、突然「東京のアパレル企業」を買収した。

しかも「ギャル系(109系)」。

改造学生服(ボンタン)を彷彿させる作業パンツ、寒冷地でも作業が可能なもっさりした作業着(寅壱よりも上)、化学繊維100% & 通気性ゼロのダサいポロシャツ(価格が安い)という、よく言えば「朴訥(ぼくとつ)」な、悪く言えば「糞だせぇ」、本音で言えば「デザインしたやつ、鉄拳制裁しましょうか?」的なファッションが日常風景である弊社からすれば、アパレル企業というのは「涅槃」や「M78星雲」のような、遠い国の話にほど非常に近く、そして「アパレル企業で働く人間」の姿というのは「宇宙人」以上の未知の生命体、つまり完全な「未知の外敵」と言える。

まさに「敵タナトスを想起せよ」だ。

事件は程なくして発生した。

アパレル企業を買収した弊社ではあったが、何故か本社は二週間ほどで渋谷のアパレルの入るビルへ移管された。
これにより、「買収した側と買収された側」、つまり「支配する側と支配される側」の力関係が即日逆転し、支配される側の埼玉現場は嫉妬の荒らしに狂った。

「あの都会人どもめ…」(当方を除く全員の感想)


悪い事は続く。

その渋谷本社に呼ばれた社員が、埼玉現場に怒髪天を突きまくりな様相で戻ってきたのだった。


「あいつら、仕事中にJ-WAVEを聞いてるんですよ、外国じゃねぇんだからよ!!。仕事中に聞くならせめてAM(ラジオ)に決まってんだろ!!」


……俺、なんかIT業界に帰りたくなってきたよ。ここはどこだよ、群馬か、ケニアかなにか?

だが、純朴な人間ほど「アメ(飴)」に弱い。

ある日、会社に行くと女子社員が「アパレルの人から市販のソフトをいっぱいもらっちゃった!! パソコンに入れる方法教えてー(インストールという単語を知りません)」と、満面の笑みでお願いをしてきた。

ああ、確かコロンブスはアメリカの原住民に「文明の利器」をプレゼントし、ひょいひょいついて来た原住民を「奴隷として母国へ連れ帰った」んだよな…


だが問題はそんな事ではない。

近間「Pマークの審査」が控えている弊社に「違法コピー品」という悪式風習が流入する事が問題なのだ、さあどうする担当者の俺。


結果…「違法コピーをすると、警察がやってきて即日逮捕されて懲役五十年」…という嘘を流しました。


こうして埼玉現場への違法コピーの流入は既のところで食い止められ、埼玉現場にはは平和が戻ったかのように見えた…が、本当の地獄は始まったばかりだった。


以下、アパレルチームからの電話一覧

●「そっちの現場に、最近発売されたばっかりのPhotoshopのコピーとかあったら欲しいんですけども」
●「そっちの現場にOffice余ってないですか? 50ライセンスくらい欲しいんですけども。コピーできるOffice2003がいいんですが
「Pマークってなんですか?」
●xxxフォントの詰め合わせとか欲しいんですけども
●え、そのソフトコピー出来ないの?

なんだよ、この無法地帯…


そして本社の取締役から次のような通達が行われた。

「システムを一人、本社の常勤とすること」

本来であれば自分が行くべきであろうが、渋谷本社がコピー地獄である事は間違いない。
そして自分は「埼玉県の片田舎」で、「田園風景を眺めながら、四季を堪能する」という仕事が山積みだ。

しばし考えた。
横には暇そうに「カンフーも仕事もできない中国人がYouTubeで動画を再生」している。


翌日、彼は「本社に勤務になれば、自宅までの帰宅時間が一時間ほど短くなるよ」という甘い言葉に騙され本社へ派遣された。

そして彼なりに頑張って作業をした。
その作業内容はアパレルチームからの苦情で十分感じ取ることが可能だった。


「なんなんすか、あの中国人。中国人のくせに違法コピーは駄目だとか言ってるんスよ、意味がわかんねぇんですけど


…当方の受難はまだまだ続く。

そんな訳で、今回紹介するのは「先日紹介したキージェネミュージック」の音楽部分だけをダウンロードできる「KeyGenMusic.net」をご紹介。

こちらのサイトではキージェネレータで使われている「各クラックチーム」の音源がダウンロード可能。

その数は「2611種類!!」

また「トップ人気キージェネミュージック BEST 100」なども公開されているので、キージェネミュージック初心者も大安心!!

http://keygenmusic.net/?page=vote&lang=ja
「トップ人気キージェネミュージック BEST 100」



話の続き…

本社に派遣された中国人が、当方につたない日本語で送ってきた報告メールは、想像を絶するものであった。

1.社員の人のパソコンにハンゲームが沢山入っています。(ハンゲームのアプリと思われる)
2.会社のパソコンにiTunesが入ってます
3.会社のパソコンにMP3が沢山入っています
4.次の会社の為にPhotoshopを今覚えています(多分もらった)
5.倉庫にあるソフトの数とインストールされているソフトの数がまったく合いません

一ヶ月後、彼はアパレルチームからの微妙な嫌がらせにより「中国の大叔母が危篤になったので帰国します」という意味不明な理由と共に「退職を声高らかに宣言」した。

そして遂に当方の出番となるが…(続きは次回、明後日か明明後日に更新します)


そんな訳で、前回紹介したYouTubeのキージェネミュージックをMP3に変換してiPhoneで再生していた方や、会社であの音楽を聞きながら作業をしていた方、キージェネミュージックを聞きながら「全然足りないだろ…」と苛立ちを感じていた「ダウンロードマニア」な方などは、こちらのサイトで公開されている膨大な数のキージェネミュージックをダウンロードしてみてはいかがでは。
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11/12/02 キージェネミュージック(Keygen music)を聞こう! その他
クリックするとキージェネの音楽が36連発で流れます クラック系
●俺とWAREZと音楽と Part1

「うちの会社はIT企業らしいですよ…」
「え、マジで?」
「誰がそんな馬鹿な事を言っているんですか?」


これは二年ほど前に、週刊誌の「SPA」に「ネットの有名人の今」みたいな特殊が組まれ、そこに「当方が現在はIT企業に勤務」と書かれたことに起因する。

その記事に書かれた「年表」や「現在の情報」は、円谷英二が創り上げた「空想科学シリーズ」よりも虚構に満ち溢れ、そして「これがエンターテイメント記事ですよ」と言わんばかりの誇張だった。

故に当時の知り合いは「吉野さんの今務めている会社って、あれIT企業でしたっけ?」とか「そんな理由でしたっけ?」というメールを当方の携帯電話に送ってきたものだった。

弊社がIT企業…
埼玉県の片田舎、まわりを見渡せば「畑」と「倉庫」と「野焼きをする近所の住民」しかいないココのどこがIT企業なのだろうか?
ましてや社員の「1〜2割」しかパソコンを所持してない弊社がIT企業であるならば、駅前にあるパソコン教室などは「シリコンバレー」と呼ばれていもおかしくない。

いや、もしかしたら弊社は「IT企業」かもしれない。


会長の頭文字をイニシャルにすれば「IT」ではあるし、一流メーカーのパソコンだってある。(富士通のWindows2000)

だが弊社は「IT企業」ではない。
業務内容もさることながら、「ソフトウェアの違法コピーが蔓延していない」のだ。

小さなIT企業にとってソフトウェアの価格はバカにならない。

故に中堅どころのIT企業や、小さなIT企業、パソコンを使用した業務を主とする「編集プロダクション」や「システム屋」、「デザイン会社」などであった場合…

「あ、Officeがノートパソコンに入ってないんですか?じゃあ、いま持ってきますからインストールしちゃってくださいよ」

とか

「最新のPhotoshopのクラックありますけどいりますか?」

…というような会話が、普通にまかり通っていたりする。

企業によっては社員の大多数が「秀丸のシリアルナンバーを暗記している」などと言う、悪夢のようなケースも無きにしもあらず。


だが、この会社は違う。

社内で「Microsoft Office 2003」は全て正規ライセンス品であるし、古いWindowsOSであっても全て完全な正規品だ。

流石「NOT IT企業」

また業務で使用しているソフトも、専用ソフトウェアであるが故に「正規品」であるし、社内を見渡す限りでは「会社のPCに外部から持ち込んだソフトウェアをインストールしている社員」も殆ど見受けられない。

もしも、これがIT企業であったならば「Pマーク」を取得していようとも、「Pマークの審査」がくるまでは好き放題にソフトウェアがインストールされ、監査の人間が来る数日前から「社員総出で余計なアプリをアンインストールする」…という、実にクズっぽい作業風景が数年に一度は執り行われている。


このような話をしていたところ、「それは買いかぶり過ぎですよ」と、社内でも数少ないパソコンの使い手社員、通称「マイコン」が意義を唱えてきた。

確かに彼のパソコンには「彼自身が持ち込んだ」とされるソフトウェアが数本インストールされている。それが正規品か非正規品は知らないし知る気もないし、例え知ったところで「マイコン」が素直に削除をするとは思えない。

できれば「マイコン」とはうまく行動を共にし、自分が困っている時には助けていたという、実に自分本位な感情をもっていたことから、「マイコン」には少しだけ頭が上がらなかったし、上がる気もないし、正直どうでもよかったけとれども、それはそれでさておいて、「マイコン」の語る「弊社の歴史」は実に「違法コピー」にまみめていた。


なんでも…

マイコン(以降・・マ)「いやね、吉野さん達が入ってくる数年前に、うちの会社がIT企業を買収した事があるんですよ。」

吉野(以降…吉)「その話はチラっと聞いた事があります。現場の人間とソリがあわなかったんですってね、パソコン使える奴らは信用おけないって言う理由で嫌われていたとか」
マ「そうなんですよ。その会社の人間が、この現場に配属されて、Microsoft Officeを持ち込んだんですよ。そしたら、あっという間に上の人間はタダでソフトが手に入るって言って、ソフトを買わなくなっちゃったんですよ」

吉野(以降、吉)「それは諸外国で見受けられる、なんかの拍子に外来種が持ち込まれて、在来種のパワーバランスが崩れるあれに近いですね。」

マ「ほら、この会社の人たちって、物凄く素直じゃないですか。だから、それを知らずに受け入れちゃったんですよ」

吉「バウンティ号の人間が、純朴なタヒチの人間に色々教えて染まっていく過程みたいなもんですね」

マ「そうそう、それでパソコン雑誌を読んだ人間が、違法コピーのレジストコードにも関わらずユーザー登録しちゃったんですよ」

吉「悪意なき犯罪ですね。そしてどうなったんですか?」

マ「Microsoftから警告を受けて、とんでもない金額のお金を払わされて、それから違法コピーが完全になくなったんですよ」

吉「それはそれは…」

マ「上の人間は だから東京もんは信用おけないんだ!!って怒り狂ってましたよ」

吉「話がITの人間から、東京ものに入れ替わってますよ」

マ「うちの会社は東京は足立区以外、認めてないですからねぇ…」

吉「………(この時、自分は足立区に引っ越していたので社内で村八分にならなかった)」


…なるほど、違法コピーを持ち込んだのは「IT業界の人間だったのだ」。


このような平和な会社であるが故に、自分の目の黒いうちは「違法コピー」は社内に蔓延しない筈だった。

だが、この平和は一冊の本の登場により崩壊する。

「裏ツール!2」

はるか昔に当方が書いた本だ。
誰かが古本屋で安く買ってきたのだろう。

社内に今更「WinMX」が蔓延した。


…勘弁してくれよ、過去の俺(の本)。

これがIT企業であれば「P2Pソフトの全面禁止」もしくは「ファイル共有ソフトの全面禁止」とルール決めをすれば問題はないだろう。

だが弊社は「社員のパソコン所有率が2割前後」という企業だ。

「WinMXは禁止」

このような固有名詞でルール決めをした後、「Cabos」、「LimeWire」…と様々なP2Pソフトが社内で流行っていった。

なぜWinnyだけが社内で流行らなかったのか?

その理由か簡単な事で「Winnnの作者逮捕」という記事を社内の誰かが印刷し「Winny=逮捕される」という奇妙な構図が全社員の脳内に組みあがったからだろう。


こんなガラパゴス諸島のような情報孤島会社に、本当にロクデモナイが「新しい風」が吹くのは1カ月後だった…(続く)


という訳で、「裏ニュース!」時代から「連邦」にかけて読まれている方ならば、一度は起動した事があるのが「キージェネレータ」こと「keygen」。

人生で何度かキージェネレータを立ち上げた事のある人間ならば「キージェネレータ」起動時に再生される音楽で「あのチームが作ったのか」と、まるで携帯電話の着信音を聞いただけで「あいつの携帯電話がなってるよ…」と、判明してしまうあの世界。


という事で、今回はYOU TUBEにて公開されている「アンダーグラウンドなキージェネミュージック」をご紹介。



アドビ製品でお馴染みの「CORE」



チーム名は忘れたけども「よく聞く」コレ。



ご存知「Team AGAiN.」



ライティングソフトのクラックでお馴染み「ORiON」



一部じゃ有名「RELOADED」



ヴォリューム高めでお馴染み「EPIC」



自分の中では一番メジャー「Skid-Row」。



そして個人的に名曲がコレ!


こちらにキージェネミュージックのプレイリストを2つ置いておきます

http://p.tl/i_al
キージェネミュージック37連発

http://p.tl/KMNy
キージェネミュージック43連発

なお、現在の仕事仲間に「やっと仕事の隙間の目処が立ったから、連邦を再開しようと思っていてね。第一弾はコレにしようと思っているんだけどどうだろう」と伝えたところ、彼はリンク先の音楽を聞きながら「だから、貴方は未だに裏ニュース君呼ばわりされるんですよ」とため息混じりに言われたのはココだけの話。



そんな訳で、過去に「知識なし」の状態で「キージェネ」を起動したならば、その暴力的なヴォリュームが部屋中に響き渡り死ぬほど驚いた事がある方や、「キージェネの音楽」が「チームごとによって違う」という事に気づいていた方、「キージェネの音楽」を集めたくてキージェネを集めていたら「半分以上がウィルスでパソコンがクラッシュした」という方などは、こちらの動画を再生しながら「よく聞くよね、この音楽」とか思ってみてはいかがでは。


次回更新は、明後日か明明後日となります。

待て、次号!


追記…実はこのネタ、Twitterに一度書いたけれども「12月の連邦復活用のネタ」として一時間ほどで消したものなのは、君と僕だけの秘密。

11/12/01 MIDIハーモニカ「Millioniser」 その他
知られざる電子楽器の世界 MIDI機器
●オタクの特徴について1



当方はオタクが悪いものだとは思っていない。

確かに多少偏執的ではあるが、それはよく言えば執着心が強いともとれるし、一つの事柄に対して本気で打ち込める…とも取れる。
更に書いてしまえば「好きこそものの上手なれ」と言うように、執着というのは一般の人が認めるものに対してならば、好印象になる場合が非常に多い。

さて、自分の中で「オタク」というものは「たまたま対象が一般的ではなかった」もしくは「対象の視点が異質」な方々という扱いになっている。

例えば一般的に認められている「野球」、そして秋葉原では認められているが会社組織内などでは、あまり認められていない「けいおん!」あたりで比較してみると非常にわかりやすい。

「野球」をこよなく愛し、プロにはなれなくとも野球に打ち込む若者が、連日野球を楽しむ為に野球のシーズンチケットを購入し「日々野球場に選手を見に行く」、好きな選手の投球フォームを確認しながら「この角度が、もう少し上かなぁ…」と一人呻く、無理だとはわかっていても「ダルビッシュみたいになりたいです!!」と言ってみる。

実に感じがよいが、間違いなく偏執的である。

では、これを「けいおん」に置き換えてみよう。

「けいおん!」をこよなく愛し、アニメの世界に住めなくとも今更高校生にも女子高生にもなれない、けいおん!を毎週楽しみに観ていた若者が、「劇場版けいおん!」を無駄なく楽しむ為に特典付きの「前売りチケット」を35枚購入し「日々けいおん!の映画を観に行く」、好きなりっちゃんのフィギュアを下の角度から長めなが「もう少しだけスカートが短ければ、角度が…上にめくれていればなぁ…」と一人呻く、無理だとはわかっていても「あずにゃんになりたい!!」とオフ会の席で言ってみる…


まったく行動原理ではあるが、ぜか後者は「偏執的」というより「変質的」になってしまうのが不思議でならない。


つまりオタクというものは「対象が悪い」のだ。

例えば洋服の趣味も「モノトーンだから定番だよね」と言いながらも、「上から下まで真っ黒でキメてくる」とか、同じネルシャツでも「ビル・ゲイツ」や「ジョージ・ルーカス」あたりが着ているような「なんか変な感じのネルシャツ」を着ていたり、「シャツは出さないとカッコ悪いんだよ!!」と言いながら、フォーマルなシャツを着ていたりと、対象さえ合っていれば「何も間違っていない場合」が非常に多い。


さて、けいおん!の話題が出たところで、楽器の話をしてみたいと思う。
今から二十年近く前、日本という国は「空前のバンドブーム」であり、若者達は「モテたい」という理由からこぞってバンドを結成しては解散を繰り返した。

当然「目立つ」という理由から「ギター」や「ヴォーカル」の座が人気となり、そして多少マニアックな連中が「ベース」や「ドラム」という構図が成り立ち…

では、若干オタク気味と言われる彼らがどの楽器を望んだのかと言えば、「キーボード」である場合が非常に多かったが、それは「バンドをやりたい協調性のあるオタクっぽい一般人」の話であって、真の選ばれしオタク気質な人間は「一人でMIDIの打ち込み」などをしているのが常だった。

彼らの中で「カッコイイキーボード」というのは「NEOGEO時代の坂本龍一」や「TMNの小室哲哉」、「ディーヴァのサントラでお馴染み朝倉大介」が使用するショルダーキーボードである場合が多い。

だが「ショルダーキーボード」は音源が搭載されていない事、そして一人ぼっちである「俺バンド」の人間にとって「ショルダーキーボードを部屋で一人で弾く行為」というのは、フリフリの「ピンクハウスの洋服」を部屋で着ては自分の世界に浸っている女性となんら変わりはないし、自分のまわりに「ショルダーキーボードが欲しい」という人間はいても「実際に買った人間は皆無」であった。

一人で演奏してもカッコイイ、他人と違う楽器を使いたい…

これは「他人の違う服を着たい」とか「他人と違うパソコンを使いたい」というオタク心理に非常に酷似している。

その結果、こっそり買っている人間が妙に多かったのが「AKAI EWI」(ウィンドシンセサイザー)だった。

通称「MIDI縦笛(リコーダー)」



知らない方の為に説明をすると、T-SQUERのフロントマンが演奏している「アレ」。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Pkhfl04q0VM#t=44s




これならばリコーダーの要領で俺でも演奏できる!!

そんな理由で購入した人間を何人か知っているし、未だに飲みの席などで「EWI」の話を場に放ると、なかなかの高確率で「持っていた」もしくは「持っている」との返答が帰ってくるし、相当な高確率で「実は欲しかった」カミングアウトされる場合が多い。

もしもオタクに人気のある「T-SQUERE」ではなく「藤原ヒロシ」や「小山田圭吾」あたりが、「EWI」を愛用していたならば、時代は変わっていたかもしれないが、悲しいかな「一人バンド」を形態を確立した「小山田圭吾」は、ひとりぼっちでMIDIと演奏という「仕方なしに一人ぼっちバンド」に歩み寄る事はなかったと言える。

だか世界は広い。
海外には「AKAI EWI」以上に素晴らしいMIDI楽器が存在した。

それが「MIDIハーモニカ」である「Millioniser」。

以下の動画を再生すればわかるが「EWI」などが吹き飛ぶくらいの破壊力。



Millioniser




EWI


どっちもどっち。



もちろん使い手もハンパない


http://juke-myharmonicablog.blogspot.com/2011/06/le-millioniser-un-synthe-qui-se.html


以下は、機能の説明(付属の音源にバイオリンなどの音色を搭載)




そんな訳で、一緒に遊ぶ友達が揃いも揃って「運動」に打ち込んでいた事から一人「PC-9801」の「カモンミュージック」でYMOをMIDI打ち込みしていた方や、バンドをやる勇気も友人もなかった事から貯めたお年玉で「EWI」を購入した方、人とは違うものを購入する事に無駄な意義を感じている「生粋のオタク気質」な方などは、こちらのサイトで公開されている「Millioniser」を眺めてみてはいかがでは。

参考リンク
http://www.millioniser.com/
トップページ

追記…たぶん(売れなくて)製造中止。

追記2…世がバンドブームの頃、当方は改造学生服に勤しんだり、カブトムシを取ったりしていました。田舎なんてそんなものです。


追記3…一ヶ月ほどお暇を頂きましたが、今月は二日、三日に一度ペースで更新します。(忙しかったので更新できなかった)

11/10/31 MAME 0.143u9リリース その他
とてつもない数のタイトルに対応したマルチアーケードエミュレータ Windows
ここ二週間、微妙に怒涛の作業をしていた為、連邦の存在をすっかり忘れ、結果的に病院にまでいく状態になった当方は、今日も今日とて微妙な作業を繰り返し、忙しいんだか暇なんだかイマイチよくわからない生活をしていたと言え、更に言えば「年末前」にも関わらず、この時期から師走同様に脳内坊主が裸足で逃げだす有様であったと言えましょう。
さて、そんな最中にちょっと出来た隙間的時間に、連邦をこうして書いている訳ですが、以前のように「ソフトウェア更新情報」を大幅に減らした事から、更新ソフトウェアを爆発的に減っており、結果としては「二本のソフトウェアがバージョンアップしただけ」ともいう感じではあるけども、実際問題として近年のソフトウェアは「バージョンアップ告知機能」なんぞが搭載されているので、内心「いやー、連邦で紹介するソフトウェアが減って楽チンだ」とかなんとか思ったり感じたりしているのは、君と僕との秘密にしたいところです。

先にそんな最中とは書きましたが、その最中に二回もバージョンアップしたのがMAMEであって、そのバージョンアップ点というか「新規対応タイトル」を眺め、しばし考え、検索し、検索結果を眺めて思うことは「ワクワクどうぶつランド とんとん」という事であったりなかったり。

「ワクワクどうぶつランド とんとん」

もしもこれが「わくわく動物ランド」と書いてあったならば、クイズダービーの「はらたいら」ばりの脅威の勝率を誇る「寺内貫太郎」こと小林亜星が大活躍する動物クイズ番組「わくわく動物ランド」のアーケード版と考える事も可能ではありますが、よくよくみれば「ワクワクどうぶつランド」と「わくわく」の部分がカタカナになっている事から、90年代に香港の露天などでよく見かけた「ロラックス(ロレックスの偽物)」や「レーガル(リーガルの偽物)」などを彷彿させる如何わしさと言え、そして日本のゲーム史は「任天堂のヤクザ組長」こと「山内 溥」が電子立国で言い放った

「遊びにパテントは存在しないんです」

という、儲けの為ならパクリは全然オッケーですよ発言に全てが集約されているので、「ワクワクどうぶつランド」はパテント無きゲーム業界であれば、これは任天堂のゲームの正統後継者って事なんだろうなと、、過労で微妙にぶっ壊れた脳みそで思った次第。





そんな訳で、世界最大の対応数を誇るマルチアーケードエミュレータ「MAME」が二回ほどバージョンアップ

こちらのソフトウェアの特徴は「■世界最大の対応タイトル数を誇るアーケードエミュレータ、■7000タイトル以上が動作する、■本家がリリースされると様々なクローンMAME32系がバージョンアップする、■当方のまわりに何人かMAMEの為だけにDOS/V互換機を買った人間が存在する、■CD-ROMタイトルやLDタイトルにも対応している、★複数人体制で製作されている」という点でしょう。


今回のバージョンアップで対応したタイトルは以下のとおり(2回分) (MAEM E2Jさんより転載)


0.143u8
新規追加、またはNOT_WORKING状態から昇格したゲーム
-------------------------------------------------
●ワクワクどうぶつランド とんとん [Angelo Salese, Yasuhiro Ogawa,
Roberto Fresca]
●Kasino '89 [Roberto Fresca, Rob Ragon, Tomasz Slanina]
●Novo Play Multi Card / Club Card [Roberto Fresca, Rob Ragon]


新しく追加されたクローンセット
------------------------------
●Crash (ヘッドオン海賊版) [f205v]
●ガンバスター (US) [ShouTime]
●Mustafa and 40 Thieves (海賊版) [f205v]
●Flyball (rev 2) [Siftware]
●バッドランズ (海賊版, alternate) [Tomasz Slanina]
●Witch Card (Video Klein CPU box, set 2) [Roberto Fresca, Team Europe]
●ASO II -ラストガーディアン- / Alpha Mission II (プロトタイプ) [Brian Hargrove]
●バーニングファイト (プロトタイプ) [Brian Hargrove]


追加された未動作ゲーム
----------------------
●詳細不明のTMS9980 Poker Game [Roberto Fresca, Team Europe]
●ハイレートDVDシリーズ5 純愛2 ホワイトラブストーリー [alien_mame, The Dumping Union]
●ナムコスターズ [Yasuhiro Ogawa]
●Sega's Golden Poker Series "Joker's Wild" [Yasuhiro Ogawa]
●リアルパンチャー [Phil Bennett, Chris Hardy]
●Speed Driver [XingXing]
●レーシングジャムDX [Tomas Dahlgren]

0.143u9
新しく追加されたクローンセット
------------------------------
●バトルシャーク (Japan, Joystick) [ShouTime]


そんな訳で、MAMEの為に一度でもマシンを買い換えた事のある方などは、今回リリースされたMAMEを恒例行事のようにバージョンアップしてみてはいかがでしょうか。


参考リンク
http://www.e2j.net/
MAME E2J

11/10/31 Leeyes Ver.2.6.1 正式版 リリース ユーティリティ
両開きが閲覧可能なグラフィックビューア(マンガ専用ビュウアとも言う) Windows
SUSIEプラグインを使用する事により、様々なデータの読み込みが可能になる「両面見開きビュウア」こと「マンガ専用ビュウア」と言っても過言ではない「Leeyes」の最新バージョンが公開されました。

こちらのソフトウエアの特徴は「■エクスプローラ型のツリー/リストと画像窓の3ペインUIによるわかりやすい画面構成、■目的のファイルへの、多彩なアクセス手段を用意、■ファイル一覧では、開いたフォルダ/書庫内の画像や、フォルダ/書庫の先頭画像をサムネイル表示、■画像表示は、2枚を見開き表示することが可能。、■画像の表示の仕方や表示画像の移動操作の設定も自由自在、■キー操作/マウス操作によるショートカットを、細かくカスタマイズ可能、★Susieプラグインが読み込み可能なので拡張性が非常に高い」という点でしょう。

今回のバージョンアップでは
●ファイラ切り替え時の細かいバグの修正
●シャットダウンができない、画像表示時の乱れなど

となっています。


なお、前回のバージョンアップ時に友人数名に「Leeyesがバージョンアップしたねぇ」的な話を振ってみたところ、「俺はマンガミーヤを使っているからいいや」的な返答が戻ってきましたが、現在「マンガミーヤ」は非常に入手が困難な状態であること。


そして何よりも「Leeyes」は「Susie」のプラグインが読み込み可能なため、プラグインで強化する事により「EPS」や「PSD」なども微妙に扱えたりするので、個人的には「マンガ読むならマンガミーヤ」、「色々やるならLeeyes」、「画像データの確認をするならirfanView」という感じかなと。

いや、最近「EPS」やら「PSD」やらを色々弄ってばかりな生活でして。

そんな訳で、自炊したマンガデータをパソコンでのんべんだらりと酒を飲みながら読んでいる方や、どこかで拾ってきたプチ違法っぽいマンガデータをパソコンで眺めている方などは、こちらのアプリケーションを試してみてはいかがでは。


「Leeyes」さん、掲示板での情報ありがとうございます。


参考リンク
http://f35.aaa.livedoor.jp/~mokeke/susiespi.html
Susieプラグインへのリンク集

11/10/30 世界のジャック・オ・ランタンあれこれ その他
ジミヘンとか、DIOとか、ジョブズとか ハロウィン
●俺と子供とハロウィンと



「主いい給う。復讐するは我にあり、我これを報いん」とは、新約聖書にある言葉で、要約すれば「神様は言いました、復讐は私がやるので、貴方がやってしまってはいけませんよ」という事であり、そしてこの言葉の羅列は「人を悪の道へ走らせない為のの戒め」でもある。

しかし人生というのは、ハンムラビ法典にあるように「目には目を歯には歯を」が指し示すように、「やられたら、やり返せ」の精神を基本に持って生きない限り「相当な高確率で貧乏くじ引きまくり」になってしまう事から、相手が普段から怒らないから「ワガママ」や「無理なこと」をお願いしては偉そうにしている人間ってのは、忘れた頃に仕返しをされる

……という話を、某ラーメン屋で友人としていたのが二週間ほど前。

彼はその話を聞きながら「人の悪意ってのは恐ろしいものですね」と、なにか感傷深い表情でボソリと言った。

窓の外を眺めると、そこにはハロウィンの飾り付けがされた家々がチラホラと視界に入り、それを眺めていた友人は、この面白くもない話を変えようと思ったのか「そういえば、もうすぐハロウィンですね。あれって流行っているのんですか?」と、唐突に話を切り出してきたが、脳みそが既に「人間=悪が潜んでいる」に切替わったまま戻らない当方は、あまり語ることがない「会社を売ってから就職するまでの暗黒の一年間」の話をする事となる。


いまから四年前、経営していた会社を売却し、「暇があれば昼間から酒を飲んで大満喫」という、クズ全力一直線な生活をしていた当方は、世捨て人のように吉祥寺は「井の頭公園」に出向いては、スナック菓子片手に缶酎ハイを飲んでいるという有様だった。

まさにクズと言えよう。

その日の井の頭公園はハロウィンが近かったのか、「まだ無垢な心」である子供たちが思い思いの仮装をしながら、井の頭公園という空間の中で、子を愛する母親達と戯れている姿が目立ち、それを眺めながら当方は「人間ってのは性悪説ではなく、性善説だろうな。子供の頃は誰でも心が綺麗だ」などと、少々センチメンタルな気分に浸りつつ、手に持った缶酎ハイを飲みながら、自分自信がいかに汚れた大人で、まさに性善説のサンプルは自分ではないだろうか…という事を、ボンヤリ考えていると、小さな兄弟が満面の笑みでトコトコと当方の元へ近づき、そしてはにかむような笑顔と共に次のような言葉を発した。


「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞーーー!!」

なるほど、確かに見回せば公園内に「お菓子をもっている大人」は当方だけしかいないし、ハロウィンという空間であれば、日本独自の飲みの席のシステム「無礼講」時に高確率で発生する「新人サラリーマンが社長に無礼を働いて許される」のと同様に、知らない大人からお菓子をせびる…という行為は正義とされる。


当方も大人だ。このハロウィンの言葉に対して「恐喝」だの「脅迫」など言うつもりはない。
ただ、もう少し効率のよい言葉があるのではないだろうか?

彼らが将来的に「松方弘樹」主演の映画「恐喝こそわが人生」を鑑賞する可能性は非常に少ないとも言えるし、当方のもしも子供のであったならば、そのような映画は極力避け、ライオン・キングあたりでも見せておきたいところだ。





だが彼らは他人の子供だ
そして、せっかく当方という大人に出会ったのだから、今後の人生でもっと効率よく「お菓子がもらえる方法」を伝授しておくべきではないだろうか?

人との出会いは一期一会と聞く。
そして人間という生物である以上、どんな人物であれ「何かしら」は吸収できる。

たとえそれが、井の頭公園で「昼間っから缶酎ハイ片手に鯉に餌をあげている男」であってもだ。

目の前の子供たちはお菓子を美味しそうに食べている。

目の前の小悪魔達にお菓子を取られた事に関しては悔いはないし、子供から「いたずら」というカードを切りだされたならば、ハロウィンというルールに則り、それを返さなくてはいけない。

それは長州力からロープに振られたプロレスラーが、力学を無視したロープによる反動で走って長州力の目の前に戻り「リキラリアット」を自ら食らうように、ユートピアのピースが口に加えたゴムが、ユートピアホープとの口頭契約に反して顔面へと向かってくるように。

当方はまるで母親が、「知らないおじさんに付いて行ったらダメよ、誘拐されてしまうから」と教えるように、出来る限りの優しい声でこう言った。

「そのお菓子おいしい? 僕もいたずらされたくないから、お菓子をあげちゃったよ。でもさ、もっともらえる方法を教えてあげるよ。こう言うんだ。 お菓子をくれなきゃ、自宅を放火しちゃうぞ!! …ってね。」


意味はよくわからないが、子供たちの中では「もっとお菓子がもらえる言葉」と認識したらしく、もらいたてのスナック菓子を持って、母親のところへ小走りで戻っていった。

向こう側にいる母親は当方に笑顔で会釈をし、そして当方もできる限りの笑顔で会釈返す。
井の頭公園ではよくある風景だ。

子供たちが母親に笑顔でなにかを言った。
次の瞬間、当方は缶酎ハイを片手に全力疾走で弁財天方面へ逃げる事となる。

秋風の冷たさと、缶酎ハイの飲み口から溢れる液体が、ジーンズにあたり冬の訪れを感じ、そして一瞬だけ般若を見た。


…という事を、引き続きラーメン屋でビールを飲む友人に話していたところ、彼はジョッキから口を離し、少し考えながらこう言った。

「吉野さん、ご高尚な話をありがとうございます。ところで、この話って恐喝こそわが人生の話であって、復讐するは我にありの話じゃないですよね。映画のタイトルを間違っちゃいました?」





「話はまだ途中なんだけどね…」

そう言って話を続けた。

そのラーメンを食べている日の午前中、当方は井の頭公園にて「ボルヴィック」片手にひなたぼっこをしていた。

そこにはハロウィンを目の前にして浮かれているのか、それとも単に久しぶりの晴天だから公園に遊びにきているのか、はたまた井の頭公園の大道芸を楽しみにきているのか、公園は多数の親子達で溢れている。


何事もない平日の昼、平穏な日々、そんな言葉が脳裏に飛来しては消えていく。
ああ、なんて平和なんだろうと思った次の瞬間、小さな子連れの主婦がこちらを向いて「あっ!!」と、まるで「野獣死すべしのラストシーン近くの伊達邦彦」のような声をあげ、その顔はアシュラマンの顔が切り替わるかのように般若へと変貌し、自分は脱兎のごとく弁財天方面へヴォルヴィック片手に逃げたのだった。

秋風の冷たさと、缶酎ハイの飲み口から溢れる液体がチノパンにあたり、冬の訪れが近いことをハロウィンで知る。


…という話を最後までした。

彼は爪楊枝をいじりながら、ボソっと「そんな事ばっかりしているから、人に変な形で恨まれるんじゃないですか」と言った。


そんな訳で、ハロウィンと言えば「かぼちゃ」を繰り抜いて作る「ジャック・オ・ランタン」。

日本国内ではなかなか見ることは出来ないが、ハロウィン通例行事となっている国であれば「あって当たり前」のアイテムと言える。

そんな「ジャック・オ・ランタン」は、悪霊を怖がらせる為に「意図的に怖いデザイン」としていると言わけている事から、基本は「悪人面」である場合が多く、また海外ではそれに準じて「非常に悪人っぽいもの」を「ジャック・オ・ランタン」に反映させている場合が多い。


という訳で、今回は「非常に嫌な感じ」のジャック・オ・ランタンをご紹介。

まずは「ジャック・オ・ランタン」の「提灯」の部分をクローズアップしたジャック・オ・ランタン>
http://gonewengland.about.com/od/halloween/ig/Jackolantern-Spectacular/


レーガン大統領



エマニュアル坊や



ジミヘン


次は「映画」から切り取ったジャック・オ・ランタン(1つだけ例外あり)
http://www.newlaunches.com/archives/top_5_pumpkin_carvings_for_halloween.php




ノーマンベイツ(サイコ)



エクソシスト



コンボイ司令官



そしてノリが「東京タワーの蝋人形館」ばりにマイナーなロックスターばかり作っているこちら。
http://www.shawnfeeney.com/jackolanterns.php



DIO(メタル界の重鎮)


Carving The Dio Memorial Jack-o-lantern - Shawn Feeney from Shawn Feeney on Vimeo.


DIOのジャック・オ・ランタンができるまで



30代の方にはお馴染み「ファミコン系ジャック・オ・ランタン」。



ちゃっくんぽっぷみたいなパックマンの敵とパックマン



テトリス



パックマン2



マリオ



ラストは最近お亡くなりになった「スティーブ・ジョブズ」のジャック・オ・ランタン。


若かりし頃のジョブズ



最近のジョブズ1



最近のジョブズ2





ビル・ゲイツ





そんな訳で、ハロウィンの仮装をした子供を見つける都度に「ありゃあ恫喝だろ、恫喝」などと使い古された文句を延々言っている方や、ハロウィンで浮かれている子供たちを眺めながら「あと十年でグレる」などと身も蓋もない事を言っている方、ハロウィンで浮かれる大人たちを眺めながら「二十年後に、あの浮かれている写真をグレた子供に説教したあとに見つかって信頼をなくす」などとひしゃげたクズ根性丸出しな発言を繰り返している方は、たまにはハロウィン気分を味わってみてはいかがでは。

おまけ…きりがないので、こちらに残りを列挙しておきます。デススターやら、ミスター・スポックやら、シャイニングやら色々あります。

http://www.distilled.net/blog/distilled/halloween-memes-internet-geek-pumpkins/
色々

http://www.geekosystem.com/geekolinks-1016/
エイリアン

http://theweirdofiles.blogspot.com/2009/10/few-good-pumpkins.html
色々

http://www.geek.com/articles/geek-cetera/r2-d2-gets-the-jack-o-lantern-treatment-for-halloween-20101021/
R2D2

11/10/13 Magic B-CASの開発元から突然メールがきました その他
誰か翻訳してください ハッキング
●俺と補完と裁判と




欠落した部分を補完する能力

これは、手元にある、あらゆるデータから、欠けている部分を予想する行為であり、そしてこの作業で最も重要なファクターは「あらゆるデータをどこまで集められるか」という事にある。

例えば学生時代に英文を読んでいる時、明らかに意味がわからない単語があったとする。
その場合、文脈や、そこに出てくる単語から「もしかしたら、こんな感じじゃないかな」と勝手に予想し、そして自分なりの「補完作業」を行う。

だがこの学生時代にあった「補完する為の熱意」は、大人になるにつれ減少気味になる傾向が非常に強い。

これは何故だろうか?

当方は「歳を重ね、様々な知識を積み上げた結果、本来は微々たるな補完予想のズレであったものが、歳と共に積み重ねてきた知識より生み出される感情により、補完予想のズレが大きくなってしまう」と考えている。

ちょっとわかりづらい書き方だったので、こんな例を書いてみたい。

子供の頃は素直に「こうじゃないかなぁ。あいつ嫌いだけど、こうだと思うだよなぁ…」と、感情よりも先に「正しいと思う答え」に向かって思考は動き出す。

だが大人になると「俺は長年経験を積んできた。だからこうに違いないけども、あいつ嫌いだから、すげームカつくから、こんな緩い考えの筈がない。絶対にあいつが悪くて俺は悪くない…」と、予想に対して嫉妬や立腹といった感情が伴った結果、補完予想の答えはアラぬ方向へ進んでいく。


そんな勝手な予想をたてられて、散々な目にあったので「いま裁判やっています」(そして裁判をもう一件おこします)

そして、この人のお陰で精神が疲れて「不眠症」になりました。

閑話休題


文脈から欠けいる部分を補完する。

これは翻訳作業をしている際や「てにをはが崩れている人の書類」や「日本語が不自由な癖に日本語が得意だと思っている大馬鹿三太郎の文章」、はたまた「外人の書いた日本語」をを読む場合に行う作業であり、そして先日、当方は「深夜に届いた一通のメール」を補完するに至った。

-------------------------------------------
10月12日 0:38分
差出人
 -紀志彦

本文
 -我々はもう一度あなたを通知します
-------------------------------------------


これは「MAGIC B-CAS」の発売元からのメールである。

9月10日に次のようなメールが届いてから連絡はなかった。
むしろ開発している連中は「トンズラしちゃったんじゃないかなー」とか思っていた。

-------------------------------------------
差出人
 -紀志彦

本文
 -感謝は支えて、最初の商品はもう全部売りだした、
  二回目は待つはずだやっと発売するのがとても長い
-------------------------------------------


以前送られてきたメールを確認しながら、深夜に送られてきた「俺なりの翻訳」をしてみた。

翻訳パート1
 -Magic B-CASが再度発売可能になったらメールします

翻訳パート2
 -以前メールを送ったけども、再度発売しましたよ


…しっくりこない。

それから23時間が経過した今現在、「Magic B-CAS」のスレッドを読みながら、シドニィ・シェルダンの「超訳」シリーズをも超越した翻訳を読み、自分の補完脳力の低さを認識したのだった…

以下、掲示板より転載
-------------------------------------------
>783 名前:名無しさん@編集中[sage] 投稿日:2011/10/12(水) 08:44:37.24 ID:4BTtugjK
>忘れた頃に問い合わせメールの返信キテター

>再販出来るようになったら、メールでお知らせしますだってさ
-------------------------------------------
【高い】MagicB-CAS2枚目【旨い】
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/avi/1315929120/


すげぇな…この人。

こうして夜中に非常にどうでもよい考え事をした結果、当方の不眠症は更に悪化してゆく…


参考リンク
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11614796
超訳について


追記…なんとなく暇なので、ちょっと返事をしてみようと思う。
ただ「買わない」けども。
(しつこいようですが、テレビをあまり観ない人なので)

11/10/12 開発終了したFFTPが復活! そしてバージョンアップ ユーティリティ
定番のFTPクライアント Windows
いまから一年前、長らく開発が続いていた「FFFTP」の開発が終了し、ブログ全盛時代に「ホームページ(通称…ほめぽげ)」を作っている方や、仕事でサーバーに頻繁に接続する方々は、我が子の死を嘆き悲しむ親のように「FFTP」の開発を惜しんだものでした。

しかしながら、水面下では「有志たち」による開発再開が行われており、本日見事にバージョンアップがなされたとの事。


ちなみに引き継いだメンバーの方々はこちら

●Hiromichi Matsushima
●hylom hylom
●川本優 (Suguru Kawamoto)

http://sourceforge.jp/projects/ffftp/memberlist


そんな訳で「FFFTP」の最新バージョンが公開されました。

こちらのソフトウェアの特徴は…
★定番のFTPクライアントソフト
■ファイルリストの部分とファイル転送が別スレッドなので、ファイル転送をしながら新たなファイル操作ができます。
■ミラーリングアップロード機能により、ローカルのファイル構成と同じ物をホスト側に作ることが出来ます。
■漢字コードの変換ができます。
■漢字のファイル名を扱うことができます。
■サブディレクトリを含めたファイルの転送ができます。
■ファイルの転送を、いつでも中断できます。また、以前ダウンロードを中断したファイルがある時、その続きをダウンロードできます。
■各種FireWall、SOCKS、ワンタイムパスワードに対応しています。
…という点でしょう。

今回のバージョンアップでは
●FFFTPのオリジナル開発者であるSota氏がFFFTPの開発終了宣言を出した
 のに伴い、SourceForge.JPにて有志による今後の開発・バージョンアップ
 を行うことにしました。Sota氏が制作されたFFFTPには長い間お世話に
 なりました。

●マルチコアCPUの特定環境下でクラッシュするバグを暫定的に解消しました。

●内部の文字コードをUTF-8に変更しました。
●正規表現ライブラリのJRE32.DLLは使用できなくなりました(ライブラリが
 UTF-8に対応していないため)。

●アスキーモード転送の際に行われる漢字コード変換で、Shift_JIS、JIS、
 EUCに加えて新たにUTF-8への変換をサポートしました。

●漢字コード変換を行う際、ローカルのテキストファイルがShift_JISで記述
 されている必要はなくなり、Shift_JIS、JIS、EUC、UTF-8の4種類から変換
 元文字コードを選択できるようになりました。ただし、文字コードの自動
 判別は行われないため、正しく変換するにはあらかじめファイルの漢字
 コードを調べておく必要があります。

●ホストのファイル名の漢字コードは既定でUTF-8が選択されるようになり
 ました(以前のバージョンの設定が残っている場合はその設定が適用
 されます。以前のバージョンの無変換はShift_JISを示しています)。

●Unicode依存文字(中国語など)を含むファイル名を扱えるようになり
 ました。その際ホストのファイル名の漢字コードはUTF-8に設定されて
 いる必要があります。

●ファイル一覧のキャッシュは既定で無効化されました(以前のバージョンの
 設定が残っている場合はその設定が適用されます)。

●ホストとの接続にFTP over Explicit SSL/TLS(略称FTPS Explicit、
 FTPES)が使用できるようになりました。FTPS対応のホストとの通信は、
 パスワード、ユーザー名、ファイルの内容などが暗号化された状態で送受信
 されます。この機能はOpenSSLライブラリを使用して実装しています。

●UTF-8Nという名称をUTF-8に統一しました(この場合UTF-8と同義のため)。

●ファイル転送時のホストとの同時接続数を最大4まで設定できるように
 しました。

なお「フォーラム」を確認してみると「2011年9月9日」に「改造版 FFFTP」というものが公開されているので、ひっそりと布石はあった模様。

http://sourceforge.jp/projects/ffftp/releases/?package_id=12450
改造版 FFFTP


参考リンク
http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/
本家FFFTP

11/10/10 自作「ダフト・パンク」の「トーマ」の方のヘルメット その他
トーマのヘルメットをここまで作りこんだのは世界初かも 工作魂
●俺と思春期と反骨精神



人は誰しも「反抗期」というものを経験する。

某精神学者が著書内で「人間は不都合な記憶を無意識に封印してしまう」と書いているように、日常生活において「反抗期の記憶」が突如として蘇る事はなく、また仮に蘇る場合は「わが子が自分に対して反抗期で思い出す」という、考えただけでも尻込みしたくなってしまうような状況下であると言える。

そんな当方は、当時「あらゆる事柄」に反抗する事を「反抗期ゆえの特権」と拡大解釈し実行。
通常であれば「反抗期の被害者である教師や親兄弟」程度で済む筈が、拡大解釈された結果として「友人たち」もこの無駄な反抗期の被害者となっていた。

例えば友人達が「新日本プロレスに闘魂三銃士を観に行かね?」と言えば「全日本プロレスに殺人魚雷コンビを観に行きてぇ」と言い、友人達が「RAMPOの奥山バージョンを観に行かね?」と言えば「俺はRAMPOの黛バージョンが観に行きてぇ」と言い、挙句「あーーー、尾崎みたいに盗んだバイクに飛び乗りてぇ」と友人が青年の主張よろしく滾った発言をすれば「俺は昨晩、尾崎にバイクを盗まれた」と答える始末。

よく言えば「反抗期」、悪く言えば「あまのじゃく」、本音で言えば「非常に扱いづらい人」という奴だ。


そんな反抗の中で最も顕著だったのが「音楽」の趣味であり、そして反骨の音楽趣味であれば一般的には「パンク」もしくは「ヘビーメタル」、はたまた「ハードコアパンク」あたりに行くのがセオリーであろうが、普段から「notセオリー」に生きていた糞の役にもたたない反骨精神の元に生きていた当方は、当時はアンダーグラウドに近かった「テクノ」というジャンルばかり聞いていた。

結果として、仲間たちが「ユニコーンのプロモーションビデオ」を絶賛している時に「テクノのAltern8なんてプロモで戦車に乗ってんだぜ!!と…見当はずれな反論をし、サブカル女子達が同志発見とばかりに「フリッパーズ・ギターの音って気持ちがいいよね!!」みたいな話を投げてこれば「そんな奴らよりも、JaydeeのPlastic Dreamsはアドレナリンがマジで止まらねぇ」…と、あわよくば「ロマンティックが止まらなくない」状態になるチャンスを自ら潰し、孤立無援、孤高の道を一人で勝手に歩んでいたと言える。

あの時、嘘でも「フリッパーズ・ギター大好きだよ、気が合うね!!」とでも言っていれば今頃は…


閑話休題

そんな昔話を、下町のホルモン焼き屋で話していたのが、数日前。
彼は当方の昔話を聞き終えると、手元にあった「豚のレバ刺し」を箸でつまみ、それをビールで流し込んだあと、それはまるで子供を慈しむような優しい目で当方を見つめ、懐かしむような口調と自分で内容を反芻しながら、言葉を選びつつ「同意に近い昔話」を語り始めた。

「俺はデザイナーの専門学校時代に、まわりは薬でキメキメの奴らとか、トンガっている事がカッコいいと思っている奴らばっかりだったから、逆にそれが当たり前でしたね。だって暴力温泉芸者のライブの時にキレて騒動を起こしたやつとか…(以下自粛)」

まるでイギリスの下流階級の労働者がパブで「俺は本物のフーリガンだから警官を半殺しにした」という自慢話をするような内容であったが結論は…


「俺らがメインカルチャーだと思っているのは他人からすればサブカルチャーで、俺らがサブカルチャーだと思っている事は、他人からすればメインカルチャーというだけの話」


…と、実に真面目なものとなる。


という訳で、いまではメインカルチャーにまでのし上がった音楽ジャンル「テクノ」大御所「ダフト・パンク」のヘルメットを自作している人を今回はご紹介。

以前紹介した「ダフト・パンクの自作ヘルメット野郎」は、ダフトパンクの「ギ=マニュエル」のゴールデンヘルメットだったが、今回は「トーマ」のシルバーヘルメット

これが以前紹介した「ギ=マニュエルのヘルメット」





そして以下が今回紹介する「トーマのヘルメット」





完成度は「ギ=マニュエルのヘルメット」と同等、もしくはそれ以上!!
こちらのヘルメットの製作過程はこちら。

製作過程1
http://volpinprops.blogspot.com/2011/02/daft-punk-helmet-thomas-part-1.html

製作過程2
http://volpinprops.blogspot.com/2011/06/daft-punk-helmet-thomas-part-2.html

製作過程3
http://volpinprops.blogspot.com/2011/09/daft-punk-helmet-thomas-final.html

なおこれは余談となるが、ダフト・パンクが使用しているヘルメットは徐々に進化をしている。

以下がその進化過程。





なおこれは常々思っている事だが、「アナーキー」で「反骨精神」がある人間は、反骨精神の定番だからという理由で「王道のSEX PISTOLSなんて聞かない」。

他人のしいたレールの上の反骨精神なんてクソ食らえだ。


そんな訳で「Discovery(アルバム名)」収録の「Harder, Better, Faster, Stronger」を聞きながら「Harder, Better, Faster, Strongerの邦題が仕事が終わらないって、JEFF BECKのBLOW BY BLOWギター殺人者の凱旋って邦題と同レベルだろ…」と思った当方のような方や、ダフト・パンクのライブアルバム「Alive 2007」の国内盤CDを手に取りながら「どうしてAlive 2007ピラミッド大作戦なんて邦題になるんだよ…」と頭を抱えた方などは、こちらの動画で紹介されている「ヘルメット」を眺めて溜息一つしてみてはいかがでは。


おまけ

ダフト・パンクの素顔


おまけ2

ダフトパンクをブラスバンドで演奏


追記・・・ライブ盤の放題が「ピラミッド大作戦」となっている理由は、ダフト・パンクはライブ際に「ピラミッドのようなオブジェに乗って演奏する」から。