少しずつ体力が戻ってきました。
でも、まだお外には出れそうもないのでゆっくり休みつつ急ぎの事からやってます。
今日は本の雛形作ってました。
同じページ数の紙を実際本のように組み合わせてそこにページを書いて行くと、旦那に刷って貰うのにこの台にはどのページとどのページを面付けして…というのを間違わないように、このページにはこんなのが来るという見本になるのです。
いつもならそんなに大した作業じゃないんですけどね、さすがにね、230頁とかあるとね、シンドイ。
で、そろそろ原稿が揃うかなという感じで旦那もスケジュールを考え出すのですが、旦那に聞かれました。
「で、結局、何部作るの?」
「え、予定通り、30でいいんでないの?」
「予約は?」
「……うん、半分くらい?」
旦那に叱られました。
以前、これだけあれば大阪のシティまで大丈夫と思ってたマイナージャンルの本100部がコミケで一時間で瞬殺だったりもしたので、いくらジャンルが違うよ、コミケでも日が違うから人なんて来ないよといっても旦那は疑いの目で見てます。
確かにその時、本を買い損ねたっていうお嬢さんがサークル前で泣いちゃって、再版してくれるまで動かないとか言われて凄い困った経験がありますが、で、結局、再版もした訳ですが、その本だって90頁はあって大変だったのに、今度の230頁と160頁の再版は絶対に嫌だぞ、と釘を刺された。
最初に数を作っとけと言われてしまった。
でも、それを帳合するのは私なんだ。そんなページ数の本をそんなにいっぱいやりたくない……
「え〜、面倒」って言ったら殴られた。
あ、でも、旦那が前の修行先で取引があった製本屋さん、同人にも理解があるところを紹介してくれたので、今までの自主製本ではなく今回の製本はプロにお任せすることが出来そうです。
これは素直に嬉しい。
製本代掛かるけど、本の出来がキレイで自分も楽な方がいいに決まっている。
でも、そんなに数を作らないつもりだったから、遊び紙もクロマティコとか目茶苦茶高い紙を使って自分のやりたいようにやるつもりだったんだ。
いっそ、1枚100円くらいの普通の同人誌印刷所じゃ使えない紙を使っちゃおうかな〜とか思ってたけれど、部数が増えただけでも遊び紙の出費が……
現在、50部VS100部で旦那と交戦中。
確かに80頁くらいの本なら単価も下げれるから手にとって貰いやすいけれど、ここまで企画の大きい本は手にとって貰いにくいんだよ。
小説本は難しいんだよ。
マンガなら気軽に手にとって貰えるけれど、小説本は好きな人は好きだけど、分厚い程好きって人もいるけれど、これだけ分厚いと敬遠する人も多いんだよ。
そんなにいらないよ、絶対にそんなに買う人いないから大丈夫だって!って言ってるんですが、念の為に作っておけだって。
ああ、もう、エコじゃないなぁ。どうせ、そんなにイベント出れる訳じゃないし、通販も面倒だから予約分しかやる気ないし、これだけで大丈夫だってのに。
どうやらクリームキンマリを頼みすぎたらしい。
「9000枚あるから、どんどん作ってくれ」
……ああ、同人に理解のある旦那で本当に嬉しいよ。
前、私がオフ活動から一度は引いた時にもこれだけ頼んだばかりでこの紙を消費するのをどうしようと思ったらしいですが、結局はチョコチョコと旦那も本は出していたので、そして私が作る時は一気に減るので、今度もどうせまた作るだろうと「今度こそオフから足洗ってやる!」って言葉はもう旦那には信じて貰えません。
でも、しばらくはちゃんと足洗ってたよ。
コミケに出掛ける旦那とイベント帰りに落ち合う約束して、自分はコミケに行かずに息子と雷門で遊んで人力車乗ったりしてたもん。
子供とお台場の遊園地で遊んでコミケには足を踏み入れずに帰りは打ち上げに合流して食事とかそういった生活してたもん。
結局、この前の夏コミでこうやって舞い戻って来たけど、パラ銀に向けて星矢で思わず本出しまくるけど、息子も物心ついてるし今度こそ本当に足を洗わないとヤバい。
印刷所でこの箔だけは使いたかったという野望は今回で達成できたし、今度こそ、今度こそ…と思ってはいるんですけどね。
私はテレビ放映時にS星矢のアイオリアで同人を始めたから、同人を終えるのもその原点に立ち返って20数年に渡る同人生活に今度こそ…このジャンルを自分の墓場にと思うのだけど、種の時もギアスの時もwebだけって言ってたのが結局オフ本化をリクエストされてオフ活動に戻ってきたよね、今回も絶対に戻ってくるね、と鼻で笑う旦那の尻を蹴りたい衝動に時々駆られる。
あと、拍手やメッセージをありがとうございます。
作業でドタバタしているので、返信不要というお言葉に甘えさせて貰います。
あと、ATOKの操作の件でも何人かの方からアドバイスを頂き、お陰で効率よく作業を進める事が出来るようになりました。
本当にありがとうございます。
とりあえず、目の前のやるべき事を一つずつ片付けてます。
完成された本を手にするにはもうちょっと掛かりそうですが、頑張りますね。
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