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【プロ野球】ソフト森福 3倍増 「魂の11球」査定2011年12月4日 紙面から ソフトバンクの森福允彦投手(25)が3日、福岡市の球団事務所で行われた契約更改交渉に臨み、4600万円増の年俸7000万円で一発サインした。チーム最多の60試合登板に加え日本シリーズ第4戦で無死満塁の大ピンチを切り抜けた「魂の11球」も査定に組み込まれ、約3倍増の大幅昇給を勝ち取った。 1年間の労をねぎらわれ、森福がうなずいた。「納得はしました。中継ぎの評価も十分にしてもらったと思う」。昨年の契約更改交渉からポストシーズンの成績も査定に組み込まれるようになった。5試合で5イニングを被安打1の無失点。MVP級の大活躍が認められるのも当然だった。 「日本シリーズのことを『あそこはあそこで評価している』と言ってもらえた」。森福が振り返ったのは日本シリーズ第4戦、6回無死満塁のピンチを11球の熱投で無失点に抑えたシーン。交渉に当たった小林至編成・育成部長も「あれは大きかった。(査定に組み込むべきだというソフトバンク本社の)声も大きく、目に見えない部分も加味した」と説明した。 左のセットアッパーとして4勝2敗1セーブ、34ホールド、防御率1・13をマーク。馬原、ファルケンボーグが離脱する中、右の金沢とともにブルペン陣を支えた。「僕が中継ぎ陣で(交渉が)最初。言いたいことをある程度言っておかないと」。1時間以上に及ぶ交渉では救援陣のさらなる地位向上も訴えた。 来季の目標は「タイトル奪取」に設定した。今季は同じセットアッパーの中日・浅尾がMVPに輝いた。「中継ぎ投手が賞を取ることは難しい。すごいと思う」。今年の成績で満足するつもりはさらさらない。 (伊藤瀬里加) (金額は推定) PR情報
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