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殺人未遂容疑:36歳母を逮捕 生後11日の長女死亡

 3日午前7時ごろ、東京都東村山市の民家から「娘を窒息死させた」と110番があった。警視庁東村山署員が駆けつけると、女児が布団の上に倒れており、現場にいた母親の埼玉県所沢市西新井町、無職、野辺寿美子容疑者(36)が「私が娘の顔を手でふさいだ」と認めたことから、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。倒れていたのは野辺容疑者の長女で生後11日の結菜(ゆいな)ちゃんで、間もなく死亡が確認された。同署は容疑を殺人に切り替え、動機などを追及する。

 同署によると、逮捕容疑は3日午前6時55分ごろ、東村山市秋津町3の野辺容疑者の姉の自宅2階で、長女の口を手でふさいで殺そうとしたとしている。結菜ちゃんは先月22日に生まれたばかりで、野辺容疑者は育児を助けてもらおうと姉の自宅に来ており、自ら通報したという。【喜浦遊】

毎日新聞 2011年12月3日 12時37分(最終更新 12月3日 13時18分)

 

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