九州厚生局麻薬取締部は2日、福岡市中央区六本松3、元九州大職員、下津千恵子容疑者(35)を麻薬及び向精神薬取締法違反(密輸入)容疑で逮捕した。下津容疑者は別の向精神薬密輸事件で同法違反罪に問われ、先月23日、執行猶予付きの有罪判決が確定したばかりだった。
容疑では11月下旬、パキスタンから国際スピード郵便で向精神薬約1000錠を密輸入したとしている。
下津容疑者は九大職員だった07年ごろに病院で向精神薬を処方されたのをきっかけに、インターネットの掲示板を通じて大量購入するようになった。九大は09年1月に退職。今年2月に麻薬取締部に逮捕され、福岡地裁で先月8日、懲役3年、保護観察付きの執行猶予5年、罰金30万円の判決を受けていた。
毎日新聞 2011年12月3日 東京夕刊
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