music
本日無事、豊崎のマスタリングを終えました。
なんかね、、、もうね、、、、超いいんですけど、、、w
なんだかんだ言いながらも、気づけば長い事音楽をやってきましたが、
今回はなんかもう本当に色々感動した。
もう今日は語る。 いや、語らせてくれ。
アーティストにとってアルバムという物が「現在の集大成」であると
僕は思っているんですが、今年は豊崎もすごい人達に囲まれながら
無事1stアルバムも出し、それをひっさげてのツアーも成功し
豊崎愛生の第一章は無事終える事ができました。
これからは豊崎の第二章に入っていく訳ですが、僕はその1発目として
大事なのはここだぞ。。。と思っていました。
第二章の幕開けとして必要な物ってなんなんだろう。。。
次は誰とやったとか、もうそういう事じゃなくて、
何かもっと新しい事がしたかったのですが
正直な所、「これだ!」っていうものにも出会えず例によって悩みの日々。
僕は性格的に「とりあえず何か出す」というのがどうしてもできなくて
納期ばかりがどんどん過ぎてしまい、結果、発売を1ターン遅らせる事になり
ファンの方々はもちろんの事、今回はスタッフやレーベルにまで迷惑をかけてしまいました。
本当にすいませんでした。。。
それでもまだ光が見えないある日、「あの、、個人的な相談なんですが、、、(;´(ェ)`)」
とミトさんに連絡し、「なんか楽しい事やりたいんです、、、、」と無茶苦茶な相談。
飯でも行きますか、と言ってくれたので飯を食いながら色々話してた時、
ひょんな話しからミトさんが
「あ、そうそう、先日アラバキであやのちゃんに会いましてね、
今度は一緒になんかやりたいね〜 なんて言ってたんですよ〜」 と。
元(以下G)「・・・・・・・・・・・・・ん・・・・?」
G「今...なんて言いました...?」
ミト(以下M)「え、、いや、今度一緒に何かやりたいねっt・・」
G「今やりましょう!!!!!!!!!! (バンッ!)」
G「あの、、例えば、ミトさんに曲をもらい、あやのさんに詞を書いてもらうとか
そういうのってダメですか!!??」
M「え? いや、、僕は全然いいですよ? ってか超面白いじゃないですかw」
もうこの瞬間、真っ暗闇の中に突然ピカーーーーーーーーーー!!!!!(チュウ)
って光が射し、やりたかった事がものすごくはっきり見えて来ました。
みなさんご存じの様に以前からある事ない事もう滅茶苦茶な報道が飛び交っています。
僕は所詮音楽担当なので、そこに触れるつもりは一切ありません。
でも間違い無く1つだけ言える事は自分の担当が毎日泣いている事であり
何か少しでも元気をあげる事はできないのかいつも悩んでいました。
つじさんサイドにも大至急連絡し、「こういう事やりたいんですがどうでしょうか」
と確認した所、「ぜひぜひ!!」と2つ返事をいただき、まず土台はOK。
で、もうこうなったらみんなで何かやりたいなって思い、
G「ミトさん、ピアノにはコトリさん呼びませんか?」
M「おおおお、呼んじゃいます!? 超面白いですね!!!」
的な流れになり、もうこうなったら「よだれ虫オールスターズ」でやっちゃうか!!
となって、良く知る仲間が集合してみんなで一緒に音楽しよう!ってなりました。
今回はレーベルの垣根も越え、豊崎がお世話になったアーティストの中で
もともと仲良しだったメンバーが集まってくれました。
ミュージシャンに出来るのは所詮ミュージック。
でも各々の想いを込めた音楽はきっと本人にも届くはずと信じ
僕らから豊崎への贈り物が今度は豊崎からファンの人達への贈り物になり
少しずつでも笑顔が連鎖すればいいなと思い作りました。
それは豊崎にもすごく伝わったみたいで、歌入れの際
「羽根が生えたような気持ちになった」と言っていました。
音楽がこんなにも人を後押ししてくれたり元気をくれたりする事を
今回は本人が一番痛感したようでした。
タイトルを決める際、スタッフにつつかれつつも最後の最後まで豊崎と悩み
いくつもいくつも考えたんですが、決定したのは豊崎の一言。。。
「もうミュージックとかどうかなあ」
僕は目からウロコでした。 なるほど、と。
意味ばかり追いかけて、すごくこじんまりしてた自分に気づきました。
今回は意味がどうこうとかじゃなく
もはや伝えたかった事は聞いてもらえばわかるんじゃないか、と。
今回はもう「これが音楽だ!!!って言おう!」となって
そのまんま「music」になりました。
音楽の力。
みなさんにも届く日が本当に待ち遠しいです。
っていうか自分が遅らせておいて言えた義理では無いのですが
でもその分、本当にハッピーな音楽ができたと思っています。
1人でも多くこの曲で楽しくなってもらえたら本当に嬉しいです。