10月24日 月曜日
ベン・トー 第03回 『大盛りチーズカツカレー 1080kcal』
紆余曲折を経てようやく狼としてデビューを果たした佐藤と白粉に、第三勢力が目をつける。彼らは『ダンドーと猟犬群』と呼ばれるチームプレイで半額弁当を効率よく狩ることを目的とした集団だった。彼らのスカウトに応じてチームの一員として狩りをする毎日……確かにこれは有効だ。獲物を確実に手に入れることができる。どうだ、このチーズカツカレー弁当のうまいこと!
……いや、それはウソだ。こんな弁当はうまくもなんともない。
狼の狩りとは、誇りと礼節をもって正々堂々とライバルと戦い、そして獲物を奪い取ることだ。
そう、俺は犬じゃない。狼だ!!
実は今現在で校内の焼却炉が稼働している学校って、おそらくほとんどまったくありません。
もう20年近く前かな? 文科省からの通達で学校内での焼却炉の使用は禁止されていたと思いますです
だというのに、物語の中ではいまだに焼却炉周辺は定番スポットなのがおもしろいですよね。女の子が重そうに抱えているゴミ箱を男の子がもってあげて、とかなんとか、ちょくちょく目にする気がします。
うん、まあわかります。なんかいいですよね、そういうの。そんなちょっとした優しさから芽生える恋! みたいな。ああ、あこがれちゃうなぁ。
さて、つまりはやりがいなんでしょうね。
同じように日々の糧を得るために働くにしても、仕事だからと嫌々やっているのと、生き甲斐として楽しんでやっているのとでは、自ずと得たものに対する評価も違ってくるでしょう。結果を必然として捉えるか、努力の成果として捉えるかの違いになるのかなぁ。
そこが、弁当争奪戦における“犬”と“狼”の違いなんでしょう。
毎日清潔な皿に高級なドッグフードを盛られる飢えなどありえない平安な日々と引き替えに鎖につながれた生活をよしとするか、一歩間違えば飢え死にのなんの保証も無い世界で己の力のみを頼りにする自由を謳歌するか、その違いが、猟犬群と佐藤たち狼の差なのでしょう。
どれだけ群れても犬は犬。けだし名言。
ときに、はじめて入ったスーパーで半額タイムに当たったりすると、とってもうれしいものです。
そういうときってなぜか余っているものの豊富なんですよね。おいしそうなお総菜が山盛りで残ってたりするの。
このお店はいいね、またこよう。
で、後日同じくらいの時間に通い始めるんだけれど、そのときは半額どころか2割引が限界で、その上残っているものもほとんどなかったりする日が続いたりするわけよ。なんなんだろうね、あれ。
未だに値下げパターンやその根拠がつかめないお店って少なくないんですよね。
過去のハーフプライサー部*1が雪山のスーパーに遠征などは、そんなはじめてのお店での喜びを得るためのものだったのかもしれない。
……うーん、なんなんだろう。
言葉にできないレベルで、他のどの作品からも浮いているように思えるんだよね、ベン・トーって。
や、おもしろいんだよ、おもしろいんだけど、なにやら不安定感というか、なんだろう。
見続けていればわかるのかなぁ。
ま、いいや。
そんな感じで、盛り上がってまいりました!
来週からは新キャラも登場のようですよ。
そういや、白粉さん、やっぱりいじめられてたんだね。○○菌がどうのとか、よく聞く話だもんね。
でもよかった。いい先輩や友達に巡り会えてよかったよ。
……まあ、乱交に興味があるとか公言しちゃうのはどうかと思いますけれど。
うんうん。
では、また。
*1:昔は部だったらしい
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