本展に、イランのテヘラン現代美術館から、あらたな目玉作品の出品が決まった。

32年前、イラン革命によって“門外”不出となった伝説の最高傑作《インディアンレッドの地の壁画》。読売新聞が同館に行ったインタビューによると、競売会社クリスティーズによる最新の評価額は200億円で、2006年にポロックの作品が記録した一枚の絵画の史上最高取引額1億4000万ドル(当時のレートで約165億円)をはるかに凌駕する。同館によれば、所蔵後の本作の海外への貸出は今回が初めてで、美術専門家の間でも「ポロックの作品のなかでも最上級の1点であることは間違いないだろう」と前評判が高い。

ポロック展のみどころ

  1. 1.日本で初めてのポロック回顧展

    本展は、日本の美術界が長年にわたって待望しつつも、今日まで実現されずにきたポロックの日本初となる回顧展です。
    現在、日本国内に所蔵されている約30点のポロック作品すべてが一堂に会します。
    さらに、アメリカやイギリス、ドイツ、スイス、オーストラリアなどからも重要作を集め、質・量ともに今後日本では二度と実施することができないような規模の内容です。

  2. 2.日本とポロックの関係における記念碑的2作品

    ポロックの作品が日本に初めてやってきたのは、1951年の第3回読売アンデパンダン展でした。
    その時展示された2作品、《ナンバー7, 1950》(ニューヨーク近代美術館所蔵)と《ナンバー11, 1949》(インディアナ大学美術館所蔵)は大きな反響を呼び、後者は同年の『みづゑ』誌の表紙を飾りました。
    今回のポロック展では、その2点が60年ぶりに来日します。

  3. 3.ポロックのアトリエ再現

    本展では、塗料の飛び散った床面まで忠実に複製してポロックのアトリエを原寸大で再現します。
    アトリエの床面に立ってポロックの特殊な制作フィールドを体感すれば、きっとポロックの制作の真髄に触れることができるでしょう。
    ポロックが使用していたさまざまな画材の現物も、再現アトリエの内部に特別展示されます。

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