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2011年12月1日(木) 19:13 |
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岡大医療チームの肺移植手術が成功
岡山大学病院の肺移植チームが、スリランカで初めてとなる脳死肺移植を行いました。 日本時間の1日未明に手術は無事終了し、患者の術後の経過は良好だということです。
手術を行ったのは、岡山大学病院の大藤剛宏准教授をチーフとする肺移植チームです。 手術はスリランカ大使館から要請を受けたもので、重い肺の病気に苦しむスリランカの60代の男性に対して実施されました。 当初は2人のドナーからの生体肺移植を予定していましたが、急きょコロンボ市内の病院で脳死ドナーが現れたため、患者にとって負担が少なく、より回復力が見込める脳死肺移植に切り替えたということです。 手術は日本時間の30日午後4時に始まり、1日午前2時53分に無事終了しました。 男性は、早ければ2〜3か月で退院できるということです。 大藤准教授は今後も、技術を伝えるためにスリランカでの移植手術のバックアップを続けたいと話しています。
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