テロは、宗教団体の専売特許ですか?
自爆テロは、未来の希望を失った人が行うキチ*イざたですか?
『テロの経済学 人はなぜテロリストになるのか』
アラン・B.クルーガー著
東洋経済新報社 (2008/8/1)
原書: WHAT MAKES A TERRORIST (2007)
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9.11テロ以降、これまでにもパラパラと単発でテロリズムが発生する機序についての分析レポートは流れてきていたけれど、これだけまとめて客観的な分析を読める本というのは実に重宝。
まず、しっかりチェキしておくべき点。
●宗教がテロを起こす、というのはガセ
●食うに困った人間がテロをやらかす、というのもガセ
本書によれば欧米の政治家は(マイケル・ムーアまでもが)、さかんに「貧困がテロを生むのだ、貧困対策をすればテロはなくなるのだ」とおっしゃっているらしい。
本書は「それはガセだ、貧富の差がテロを生んでいるのではない!」と喝破する。
逆にさ。日本ではあまし「貧困がテロを生むのだ」言説は聞かないような気がするんだけど。
オウムテロの後遺症だろうと思うけれど、日本の巷間的には「テロをやるのは宗教カルトだ!」的な方向に凝り固まってないか? イスラム教や新興宗教=怖い、になってないか?
宗教=テロ、というのも、ガセ。
ガセだよ〜ん。
テロを考える上で、宗教や貧困を軸に考えていたらアカン。
... 以下つづき...
本書『テロの経済学』 は経済学者が著した著作ではあるが、経済学のみならず、心理学や社会学、政治学など多岐に渡る分野の知見を総合し、最終的には経済面から見たテロの影響を吟味していく。
書きようは実に論理的。諸処の分析は、多角的な検証が可能なように分析の手法や段取りが逐次提示され、高度な説得力を発揮している。(逆に専門書に慣れていない人には読みづらいらしいけれど)
本書の元になったのは2006年初頭の三回の大学講義、ライオネル・ロビンズ・レクチャー(@ ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)。巻末にはその講義の質疑応答部分まで収録されていて至れり尽くせり。
その高度な質疑応答よりははるかに劣るシンプルな形で、本書の結論を自分なりに列挙するならば、以下のとおり。
●テロをやるのは外国人だろ?
答:8〜9割は、自国の人間が自国でテロやってます。
遠い異国で犯行を敢行する外国人テロリストはごく僅少。わざわざ遠隔地まで出向くよりは、手近なアイコン(ターゲット)を叩くほうが目的達成には効率的。でもって、国内テロのターゲットは異国のシンボルに対して行われる事例が多い。(外国人を誘拐したり外国資本の店舗を爆破したり)
●国際テロは貧しい国の人間がやるんですよね?
答:貧しすぎるとやらないみたいだね。経済的に中くらいの国での発生が多めだ。
テロを実行できる程度の資金的余裕や、テロの効果をアップさせてくれるメディアがとぼしい国では、なかなかねぇ。
●バカな貧乏人がテロリストになるんでしょ?
答:それがね、彼らはけっこう高学歴で裕福な家庭の出身なんだよ。自爆テロリスト含め。
テロを正当化する理念や理論を十分理解し傾倒するには、教養と知識が必要なんだ。
マジ貧乏やマジバカだったら、テロを画策する余裕なんて無いし。
●テロは下層民ウケがいいんですよね?
答:いやいや、テロの支持者は高学歴層や高所得者層に多いんだ。
裕福で教育水準の高い人たちは、平均より極端な立場に走りやすいらしいんだよ。
●テロやっても無駄でしょ?
答:力は少なくても最大の効果を得るには、を突き詰めて考えると、状況しだいでテロは(自爆テロ含め)最善の手段になるね。
民主的で自由な国だと、ちょっとしたテロでも簡単にびびって経済がガタガタになるんで、テロのやりがいがあるんだ。
p.23
テロリズムの目的は恐怖を拡散することである。したがってテロリストにとっては、一般の人々に広く伝わるメッセージのほうが重要であり、直接的な犠牲者はそれほど重要ではない。
経済学は、ものごとを費用対効果から見る。どんな手段を採れば最もコストパフォーマンスが良くなるのか。効率、効果、そして最短距離。どのような利点があるゆえに、テロが行われてしまうのか。
(ゲーム理論的に)ドライに効率から見ていくと、事態はスッキリしてくる。
「世界中で教育水準を高め、かつ貧困をなくさなければならない理由は多くあるが、おそらくテロリズムをなくすためにではない。」(p.114)
■著者アラン・クルーガーとその見解に関する記事
エリートとしてのテロリスト
テロは貧困と無知に由来するだと?
実際はヒズボラ戦士は比較的高学歴&裕福層が多い
自殺テロは本来イスラム的ではない行為
憎悪犯罪や暴力の発生率は貧困とも教育の不足とも無関係
2003/06 The Chronicle of Higher Education Seeking the Roots of Terrorism
〜アラン・クルーガー By ALAN B. KRUEGER and JITKA MALECKOVA
●宗教に関わる分析では以下。
・犯人と被害者が同じ国出身である場合、それぞれが属する宗教が異なっている率は有意に高め。
・自爆テロに限ると、犯人と被害者それぞれが属する宗教が異なっている率は9割。(p.92)
・いずれかの宗教が特にテロを生みやすいというような徴候は見あたらない。イスラム教系だけがどうのというものではない。(p.102)
●自爆テロに関わる分析では以下。
・自爆テロ攻撃は実行犯も標的も、豊かな国の出身者が多め。
・識字率の低い国は自爆テロの標的にはなりにくい。(メディアが発達している国でないと自爆テロの効果は薄いわけか)(p.95)
●政治的自由度に関わる分析では以下。
・市民的自由が高い国からテロの実行犯が出る可能性は少ない。(p.100)
・テロではなく「内戦」に関していえば、低所得の国ほど発生率が高めになる。(p.104)
・市民的自由や政治的自由が低レベルにあると、テロリズムが増加する(p.132)
●テロの影響対策(心理面/経済面)
・アメリカやイギリスの経済成長は移民パワーに頼っている部分があり、テロの警戒(移民のハードルを上げる)は、経済的ダメージにつながる。つまり、標的にテロを警戒をさせるだけで、テロリストが意図する効果が得られてしまう。(p.141)
・市民の恐怖を煽ってくれるメディアがない国は、テロの標的としてはおいしくない。
・豊かで民主的な国に本社がある企業は、株式市場で最もテロのダメージを受けやすい。(テロの標的に持ってこい)(p.150)
・市民の生活満足度は、テロ以前の幸福レベルまでにはなかなか戻らない。(p.160)
■本書出版の後に出された、別の研究者による、さらに進んだ分析↓
金持ちテロリスト、貧乏テロリスト
テロリズムの原因は、貧困以外の要素に注目するべきではないか。
政治的な自由と地理的な要素は、かなり重要なテロリズムの要因。
〜Alberto Abadie、Nancy Lutz、Sofia Dermisi
2008/03 EurekAlert Rich terrorist, poor terrorist
●貧しさがテロリストを生むというのはガセ。
テロを防ぐために貧困対策に力を入れてもムダムダムダ!
●政治的な自由度がテロを生む。
チョー政治的に不自由な国や、政治的自由度がチョー高い国は、テロの発生が少なめになる。
ハンパに自由がある国、政治的に不自由な状態から開放へ向かう過程の国、逆に不自由さへ向かう国など、中程度の政治的自由状態に置かれると、テロの発生率がアップする。
ということは、「あの国を自由にしてあげよう」などとおせっかいに乗り込んだ場合、えらいテロを誘発する可能性があるわけで。
●自由市場がテロを惹き付ける。
テロは物理的な被害より、経済的な被害(市場心理的なダメージ)を狙ってくる。例えば、シカゴは9.11で何の実害も受けていなかったのに、シカゴの不動産市場は大ダメージを喰らった。ちょっとアイコンを殴られただけですぐに「恐怖」や「不安」でグズグズになる市場経済は、テロのかっこうの標的なのだ。
●外国人によるテロは少ない。
2003年のテロ1700件中、異国人によるものはわずか14%。たいがいは、同じ国民がテロってくれている。
●テロリストの温床は僻地。
コロンビアの熱帯雨林やアフガニスタンの山岳地帯のような、アクセス困難エリアがテログループの根城になりがちなのは、地理的にテロリストの訓練に便利な上、資金源の麻薬取引などにも便利だからなんだよ。
でね、これらの分析の中で「カルトは」とか「宗教は」とかを軸にした分析はごくごく影薄いんですよ。
宗教のせいで、とか、カルトはテロを煽るから、とかいう話は全然出てこない。
だもんで、「あー、テロ=宗教って、もしかして日本ローカルな迷信?」と思えてくる。
(あちらには「テロ=宗教」のマイウェイ怒気を飛ばしている ドーキンスおじさん なんてのもいるけれどね)
この本のベースには経済学がある。
p.61
人々は、小グループであれ一人であれ、テロ組織に自分のサービスを提供しようとする(供給サイド)。テロ組織はテロリストを採用し、訓練し、そして任務に就かせようとするのである(需要サイド)。
この図式からはすでに「宗教」の要素は二の次三の次のになっている。
テロ犯罪を考える上では、洗脳や宗教だのといった主観的な主義主張に重きを置くよりは、需要と供給、そして目的達成(成功)への最短距離の割り出しという、ごくごく現実的な効率計算(ゲーム理論的な解析)で行ったほうがスッキリする。
なんらかの方法で成功したいと考える者はたくさんいる。そして、現実的に成功できる者の数は限られている。テロ組織は、それら「成功できない者たち」に、ストレートにおいしそうな成功への道筋を描いて見せてやるだけで、人材を確保できる。
テロ組織には目的がある。その目的実現への最短距離として、計算で「最も人材を調達しやすい理屈」を編み出して、人材をリクルートしていく。理屈と膏薬はどこにでもつく。組織の目的にかなうなら、主義主張や「成功の図式」は人材調達効率優先でどんどんアレンジされていく。
それら「最も人材を調達しやすい理屈」は、ターゲット層によっては「平和を目指す世直し」であったり「ハッキング王の名誉」であったり「殉教の名誉」であったりするわけで。宗教は、テロに於いては人材調達/操作に便利な道具として用いられるのであって、宗教がテロを誘発する根になっているわけではない。その地の、宗教風土が利用(悪用)されているだけなのだ。
まあね。イマドキはテロ=オウムかもしれんけど、ちょいまえならテロ=赤軍派、テロ=ゲバ棒で、宗教の影は極薄だったんだもんね。
p.62
需要サイドでは、テロ組織は成功したいと願っているので、できるだけ有能なメンバーを選ぶ。また彼らはテロ行為が予測されることを望まないため、ある程度ランダムな戦略をとろうともする。テロリストのサービスを需要する組織は、そのように政治的不満の原因に対応し、また方法、目標およびタイミングについては戦略的に選択することが多いのである。
組織側としては、目的を達成するには手下候補たちが日頃いだいている不満や不安につけこんで「こうすればあんたは(世の中は)救われる」ビジョンを提供する。それが組織の目的の実現にとって最短距離になるのであれば、手下の動機が実際の組織の理念とは異なっていようが、かまいはしないということになる。
過日このような報が流れていたが、
2008/11 【日本語記事】毎日新聞 タリバン:自爆「6割が身体障害者」 カブール大准教授
これに関しては、「まさにこれぞ闇の組織が人材調達に用いるなりふりかまわぬ方策の一つ」にも見えるし、
┗※アメリカ政府のメディアコントロール史
にあるような、偏見操作の一端にも見える、即座には何とも言い難い。
●テロを予防するには
・テロリスト候補になる人間は世に尽きないが、テロ組織は無くせる可能性がある
・テロリストの供給を絶つのは難しい。目的のために自分を犠牲にしてもいいと考える(希望に燃えて成功できるなら危険をいとわない)人々の動機は多種多様。テロ組織は、それらの人々を、さまざまな詭弁と手段でテロリストに勧誘していく。
・テロ対策をするのであれば、人材の供給側ではなく、需要側であるテロ組織をターゲットにするべきだ。テロという手段が最短距離ではない状態に、組織を陥らせることを考えるべき。例えば金融面・技術面でテロ組織の能力を低下させるとか、平和的な抗議手段を有効にさせ、テロよりそちらのほうが最短距離である状況に持っていくとかするべきで。(p.62)
旧来の経済学は、人間の実際の性質を無視した「合理的経済人」なる理想像に依拠しすぎて現実解析にズレを生じていたと指摘されていたりするんだけれども、
テロを考える上では、調達される個々のテロリスト人材たちは非合理的経済人であっても、テロ組織のほうは「考えうる中で最善の方策を突き詰める」わけで、結果、極めて合理的な経済人に則った行動にはまりやすいような気がしてくる。
合理的な組織が編み出した、非合理的な釣りに乗せられて、純な希望心から全存在を組織に捧げてしまうパンピーたち。
んー、どうかな。ちょっと違うかな。
で、テロ組織のほうは、合理的に最短距離を計算して動いてくるので、テロより良い手段があるなら、テロはなさらないことが予測される。「テロで経済的にダメージを与えることができる」という目算より、「平和的に抗議行動を取るほうがテロより効果的に世の中を動かせていける」という目算のほうを大きくできれば、当然テロ手段は採らないであろうと、著者は指摘する。
つまり、豊かな自由主義国(テロで経済的ダメージを受けやすい国)が、抗弁に有効な窓口を用意していない場合に、テロの標的にされることになるのだ。 と思える。
ひるがえって、オウムの場合を見てみるならば、もともと世からの疎外感と支配欲が強かった人間(組織のリーダー)が、自己実現の便利ツールとして、宗教を騙った。何より、宗教の形式に則れば、簡単に世間不干渉のサンクチュアリ(自分の城)を形成できる。手下のリクルートにも、自己実現の詭弁が使いほうだい。
(リフレイン) なんらかの方法で成功したいと考える者はたくさんいる。そして、現実的に成功できる者の数は限られている。テロ組織は、それら「成功できない者たち」に、ストレートにおいしそうな成功への道筋を描いて見せてやるだけで、人材を確保できる。
テロ組織には目的がある。その目的実現への最短距離として、計算で「最も人材を調達しやすい理屈」を編み出して、人材をリクルートしていく。理屈と膏薬はどこにでもつく。組織の目的にかなうなら、主義主張や「成功の図式」は人材調達効率優先でどんどんアレンジされていく。(リフレイン終わり)
この場合、もともと世間に「宗教はちょっと・・・」という引き加減があったことも作用していると思う。宗教を排除すればするほど、世間からの疎外感を持つ者たち(自己実現の難しさや成功しづらさを感じている者たち)が、宗教(を装った詭弁)に吸引されていく。そして、排除する世間側は、宗教の中身とはコンタクトしたがらず、ますます集団の内情が野放しになりやすくなる。
排除すればするほど、相手は排除側とは違う理屈で、成功しようとする。
安全なものを作るには、排除は逆効果である、という話は、なんか
のときにもしたような気が。
著者は、西欧の統治側が「不十分な教育と貧困がテロの原因だ」とたばかっているのは、民衆の目を逸らさせるためではないかと指摘する。「貧しいテロリストは豊かな西欧世界を嫌っているのだ」という単純な図式に落とし込んで、西欧世界の物質主義拝金主義が生む問題やテロ行動の正当性を足蹴にしているのだと解釈する。(p.63)
コントロールの効かない真実から目を逸らさせるための方便として、「テロ=貧民」という図式が便利に使われる。
その伝で行けば、日本でありがちな「テロ=得体のしれない宗教」という図式も、もしかして日本バージョンのその手の方便として、機能していたりはしないか。
【支配側にとって便利なオタク】
でさ。
ことのついでに連想するのが、今の政治とオタクの関係なんだが。
こないだ【前世紀に作られた「オタク」というくくりは、 疎外層を懐柔するのに便利な所属カテゴリーなのだという指摘があるよね。】と記した ★ ところ、ドギマギしていた人が何人かいたようなんで、おもしろがってここについで書きしてしまうのだけれど。
江戸時代に花開いた黄表紙文化や「浮世」の爛熟は、今の同人誌やワンフェス〜コスプレの文化によくよく通じるところがあるように思える。
そして、タイモン・スクリーチは江戸時代の「浮世」が、民衆を懐柔する方便として効果的であったと看破している。
┗ 該当個所の引用は長くなるので、楽屋ブログのほうに補稿として置きました。気になる人はご参照どうぞ。
宮台真司方面によれば(誰が言い出しっぺなのかはよくわからないんですが)オタクとは、下手すると反社会的路線に動員されかねない「社会性がない→人格破綻」路線の人々を、うまいこと無害に懐柔することができる便利なカテゴリーなんだそうな。社会的逸脱者を「オタク」という層にアイデンティファイさせることによって、彼らの逸脱エネルギーを「オタクとしての夢の実現」という社会的に無害な方向に収斂していただくことができるんだと。
一昔前ならゲバ棒持って政府にたてついていたかもしれないややこしい連中を、うまいことファンタジー溺れの消費者として、回る世間の資本の中に組み入れていく。逸脱を抑止して、無害な脱社会的存在として飼い慣らす。
そんな図式を見せられて、当時はギョッとしいの、そういう見方もあるのかと思いいのとしたのだけれど、なんやら今や・・・
アキバに媚び売る麻生タロウさんがおもきし「わけのわからん逸脱した連中でも、こうしてオタクにしておけばみごとに懐柔も動員もできるんですぜ、えっへっへ」と悦に入っているように見えて、たいへんたいへん「なんじゃこれは!」的なえげつな感に襲われている今日このごろでございます。
(リフレインのアレンジ)なんらかの方法で成功したいと考える者はたくさんいる。そして、現実的に成功できる者の数は限られている。政府は、それら「成功できない者たち」に、ストレートにおいしそうな理想のファンタジーを供給してやるだけで、平和を確保できる。(リフレインのアレンジ終わり)
・・・リアルマトリックスの世界なような気もする。
覚醒したまま、マトリックスに溺れる者たち。
(こう持っていくのも芸のうち w)
閑話はともかく、テロ/自爆テロの考察に関する補稿は楽屋に別置きしてありますので、興味がある方はご参照どうぞ。
本書の原書は去年の9月の出版。2007年前半の各研究まで網羅しており、かなり新鮮ほやほやな内容になっています。
とりあえず、「テロは宗教がやるから怖い」という先入観がある場合は、 ゲーム理論や理詰めの計算などを通していったん軽く先入観を払拭したほうがいい気配です。
■「はてブ」コメントへのレスはどこに書けばいいのかな。
今回は試しに、「はてブ」へのレスポンスは「はてな」ダイアリーのほうに並べてみたんですが、これでいいのかな。
■2008/11/26 追記:
テロリズムに関する資料が豊富なサイトをご紹介いただきました。
考察の一助にどうぞ。
■2009/03 さらに「テロと宗教を短絡させるべきではない」研究が出ました。ご参照下さい。
その後の自爆テロ関連記事
学歴、収入と、自爆テロ支持との関係は、国や攻撃の目標によって異なる
2010/03 EurekAlert Study examines impact of education, income on support for suicide bombings
自爆テロ支持と、教育・貧富の影響は国によって大幅に異なります。
攻撃対象が自国の民間人か、異国で民間人を狙うかによっても、態度には有意差があります。
自国の民間人を狙う自爆テロに強く反対するのは高学歴者
しかし、外国の目標に対する自爆テロの許容度は、学歴に関係なく一貫している傾向がありました。
また、政治的不満が応答者の態度の要素であり、イスラム教が「脅かされている」と感じる人で自爆テロの指示度は高くなる
