山と医療(医院)の本音トーク
12月1日(木)
昨日作成したノーズガードは今シーズンから山スキーを始めるシンちゃんにお祝いとして進呈してあげよう。北海道にいる長男もサングラスで難儀していたのでノーズガード付きスワンを譲りこれで極寒の北海道も完璧だろう。シンちゃんには道具のアドバイスをすべて伝授した。全ての山スキーの道具を揃えたシンちゃんかけた費用は40万ほどになるだろうか。しかしあの素晴らしい世界をこれくらいでずっと楽しめるなら高い買い物では無いだろう。一回海外旅行に行ったと思えば安いものである。次はシンちゃんにスーパーファットヘルベントを買ってもらおうかと思っている。厳冬期の山スキーは板が全て辛いラッセルもこの板があればサクサクラッセル、何よりもあの浮遊感がたまらない。しんちゃん是非!!!!
一回海外旅行に行ったと思えば道具を揃えるのは安いものだ。この世界は病み付きになる。
11月30日(水)
今日は天候も今一でやる事もあったので山に行かなかった。代わりにいつか公開しようと思っていた自作ノーズガードの作り方を更新しました。
自作ノーズガード
厳冬期の山スキーは風と寒さとの闘いである。耳はカバーできるが鼻をカバーするノーズガードは
一度使ったらもうやめられない。目出帽はサングラスが曇り使用に耐えない、自作ノーズガードはすべての
サングラス、ゴーグルにでさえ対応可能であり、薮や日焼けからも鼻をガードしてくれる。是非お試し下さい。
牛革キーケース
100円ショップで買って下さい。もしもの時に何個か買いだめしておくと良いかも。
素材は牛革が暖かくてしかも凍る事無くベストです。これ以外は使えない。
開いた状態
皮の一部を切って金具を外すとこんな感じ、ボールペンでこのように線を引いて型を取ります。
切り出し状態
切り出すとこのようになります。サイズはぴったりです。
固定するテープ
ノーズガードを固定するテープも100均で買います。携帯電話の首掛けストラップがベスト。
テープの両端は当然ライターで焼いておきます。
取り付けたところ
テープを切って前の部分にこのように取り付けます。長さもこんな感じ、大きめのポッチキスで止めると簡単です。
ボタン
ボタンはホームセンターに売ってます。テープの幅とボタンの大きさは確認しておいて下さい。
取り付け
ボタンはこのような位置に取り付けて下さい。取り付け前にサングラスと付けてみてずれないようにピッタリ
来る位置に合わせます。ボタンはペンチ二つでがっちり挟んで締め付ければ完璧です。
サングラス側から見ると
スワンの眼鏡用サングラスに取り付けてみます。実際かけてみると視界はほとんど妨げられない事が分かります。
これで鼻はポカポカで北海道の厳冬期山スキーや北アルプス3000mでも全く問題無しでした。
正面から見ると
ボタンの位置は大切です。ノーズガードがぶれ無いようにしっかりとはめる事が大切です。
細かい点ですがホッチキスの表と裏はボンドで覆っておけば錆びたりしません。
だまされたと思って作ってみて下さい。絶対手放せなくなります。
11月29日(火)
折角寒気が降りて来ても長続きしない、昨年は一旦雪が来たらずっと継続してスキーが出来たがここ数日の暖かさでまたかなり雪は融けた事だろう。雪があれば明日もスキーに行きたいところだが雪不足は否めない。そのおかげで今年は未だインフルエンザ流行の話は聞かない。例年インフルエンザが流行するとワクチン接種の患者さんが増える。今年はワクチンの数も少ないので当院でもワクチンの在庫が少なくなって来た。人生が大きく左右される受験生とその家族くらいはワクチンを早めにしっかり打っていた方が無難だ、毎年試験が近くなってインフルエンザにかかり頭を抱える受験生も少なく無い。
中飯場でも雪はたっぷりだった
野人さんも無事スキーで登頂
白山は既に白い大ゲレンデ
11月28日(月)
大阪ダブル選挙は橋下派の圧勝だった。当然だろう、自分の保身しか考えない既存政党に国民は呆れているのである。橋下氏の若さとその情熱に国民は期待している。
さて昨日は会心のスキーを楽しめた。今年も何やら雪不足の予感をさせるがあるところには雪はあるのである。昨日は何名が山頂を踏んだか分からないが山頂を踏んだ人は大満足できた事だろう。前日の晴天で雪はモナカになっていたが、そんな事関係ない雪があればそれで良い、どんな雪でもしっかり滑れてこそ山スキーヤーなのである。
昨日は野人さんも気合いが入っていたがモチベーションの高い人は好きだ。一緒にスキーに出掛けても楽しい。
弥陀が原
ラスト山頂へのアタック
シュカブラを超えて行く
無事山頂着
岩の間をすり抜けて行く、石は踏まない
うーんマンダム
どんな雪質でもしっかり滑れてこそ山スキーヤー
11月27日(日)
今シーズン二度目の白山、4日前に比べ雪は格段に増え山頂から別当出合まで標高
差1500m滑降することができた。今日は倉敷の野人さんとコラボした。
【山域】白山 2705m
【場所】石川県
【日時】20011年11月27日(日)
【コース】白峰-市ノ瀬—別当出合−砂防新道-白山往復
【メンバー】僕、野人さん
【装備】マサーク 156cm,TLT,ディナフイット(僕)
【天気】曇り時々晴れ
1.50 510m 白峰ゲート発
2.55 850m 市ノ瀬
4.05 1240m 別当出合
6.35 1970m 甚ノ助ヒュッテ
7.42 2230m エコーライン
8.31 2450m 室堂
9.12 2702m 白山山頂
9.35 2702m 白山山頂発
10.43 1240m 別当出合
11.30 510m 白峰ゲート
土曜の午後倉敷の山スキーの知人野人から僕も白山に行きますとメールが飛んで来た。
僕のHPを見てくれたらしい。野人が来てくれれば心強い、午後2時倉敷を出ると言う。
僕は夜6時仕事を終え白峰へ急いだ。
途中西インター近くの8番ラーメンで夕食を食べて野人に電話した。今どこですか。何
と野人も永平寺の8番ラーメンで夕食を取っていた。
奇遇、やはり野人とは気が合う。白峰ゲートに着くと同時に野人が到着。お久しぶり
明日は気合い入れまくりで頑張りましょう。野人と僕のアルファードで宴会した後深
夜2時発と眠りに着いた。
20011年11月27日(日)朝1時起床。夜中に何台か車が来てライトで数度目が覚めた。ゲー
トが閉じているのを見て大概引き返していた。
1.50 510m 白峰ゲート発 さあ気合い入れまくりで野人と自転車を漕ぐ。野人も
自転車を始め山スキーの達人である。重い荷物を背負ってガンガン飛ばす。しかし凍
結している箇所がたびたび現れその度に難儀する。まあこの時期仕方無いが。
2.55 850m 市ノ瀬 無事到着、この辺りで10cmくらいあるだろうか。この先別当
まで完璧に除雪されていたが、如何せん凍結箇所もあり野人は何度か転けていた。
4.05 1240m 別当出合 ようやく到着。来てビックリ、チャリが一台ある。僕たち
より先に出た超物好きが一名、誰か興味津々、野人とここでエネルギーを補給して先
に備える。ここで積雪50cmほどとたっぷりあった。
先行者はツボ足で歩いていた。一本橋を渡り僕たちはすぐスキーを履いた。石畳の急
登も板で問題なく登り上げる。雪は多く帰りは別当まで滑るつもり。
中飯場の手前で先行者のライトが見えた。深夜0時に白峰を出たが、ラッセルが大変ら
しく早々と敗退を決めたらしい、この時期スキー無しで白山へ向かうのは無謀と言う
ものだろう。是非スキーを覚えて下さい。
中飯場で野人と先頭を交代、野人もパワフルにガンガン登って行く。実に頼もしく思
えた。もう雪は多く石は全く踏む事無く滑れるだろう。別当覗きで先頭を変わりまっ
さらな雪の上をサクサク登って行く。今日も楽勝ムードである。
6.35 1970m 甚ノ助ヒュッテ この辺りは1m以上ありそうである。もうどこでも歩
けそうな雰囲気である。これだけ雪があるならエコーラインに早々と登り上げて白山
を目指すのが正しい選択だろう。
南竜分岐を右に折れ最初の尾根を乗り越してまっすぐ稜線に登り上げた。面倒な薮は
大概隠れており素直に稜線に出た。
7.42 2230m エコーライン ここから見る別山、白山は中々のものである。野人も
ハイペースに着いて来てくれた。さあ室堂経由で山頂にアタックだ。
8.31 2450m 室堂 ここから上も雪は多かった。ここから山頂へももう色々ルート
がとれそうだ。山頂まで問題なくスキーで行ける。素晴らしい景色に感動しながら無
事山頂の奥社が見えた。
9.12 2702m 白山山頂 着きました。山頂です。今日も絶景です。野人も無事到着、
今日は果たして何名山頂を踏むだろうか。今のところ全く人影はない。強い風が吹い
ていたが気持ちが高ぶっており全然寒く無かった。
9.35 2702m 白山山頂発 さあ野人、行きましょう。もう別当出合まで滑るだけで
良いのです。野人は今日もパワフルな滑りも見せてくれます。さすが倉敷の猛者です。
互いに写真を取り合いながらエコーライン経由で甚ノ助へ直に下りた。エコーライン
下で一名のスキーヤーが僕たちのトレースを登って来ていた。今日はこの人だけか。
甚ノ助から下もモナカ雪をものともせずガンガン攻めて下りる。中飯場下の石畳の急
登は避け右回りで吊り橋まで滑り降りた。
10.43 1240m 別当出合 山頂から1時間8分でした。今日も楽しい滑りでした。別当
に着くと自転車が5台あった。皆物好きです。果たして何人山頂を踏めたでしょうか。
ここからMTBにまたがりあっという間に白峰へ
11.30 510m 白峰ゲート 無事着きました。別当から50分、この時期自転車無しで
は遊べません。しばらく待って野人も到着、お疲れさまでした。倉敷まで気をつけて
て帰って下さい。野人さんの参戦のおかげで楽しい一日が過ごせました。
11月26日(土)
久しぶりに日曜は晴れるようだ。雪もたっぷり降ったし山スキーの誘惑に負けてしまって明日の学会はまたの機会にした。本当は勉強もしたかったのだが先週の雨の日曜に学会があれば良かった。一度しか無い人生どちらを選択するかと聞かれれば答えは明らかである。
話は変わり忙しい10月が終わり少しホッとしているがここのところ毎日のように大腸癌が見つかっている。40歳を過ぎたら便の検査ではなく是非カメラで大腸の検査を受けて欲しい。胃カメラは毎年検診を受けている人は多いが、胃癌と同じくらい増えている大腸癌検診の受診者は圧倒的に少ないのである。手遅れで発見される患者さんを一人でも減らさなければと思う、これは僕のライフワークでもある。
またこの景色を見てみたい
11月25日(金)
寒い朝だ。白峰でも昨夜は雪が断続的に降ったようで朝のライブ映像でも百万貫付近は雪で真っ白だった。当然白峰のゲートも閉まり白山はさらに遠い存在となった。雪はたっぷり降ったのにスキーを楽しもうと思ったら白峰からMTBを使わなければならない。一度雪が降ったら厄介だ、昼間の日射で融けるとそれが夜間凍結してしまいツルツルになるのである。先日の市ノ瀬から先でもツルツルで大転けしてしまった。
先日の白山はこの時期にしては快適だったが今回の追加寒波でさらに快適になっているに違いない。今日は天候は悪いが明日から晴れて来るようでそうなれば日曜は雪も少し締まりスキーでの登りはかなり楽になりその気になればまた山頂は狙えるはずだ。しかし日曜は学会もあり山に行くか学会に出るか悩むところである。
白山山頂から うーん、、、、、山が呼んでいる
11月24日(木)
今年は例年になく初滑りが遅くなったがその分今日は十分満足できた。雪は多く山頂
から標高差で1100m滑降できた。
【山域】白山 2705m
【場所】石川県
【日時】20011年11月23日(水)
【コース】市ノ瀬—別当出合−砂防新道-白山往復
【メンバー】単独、シンちゃん(ツボ足)
【装備】フォルクルマウンテン 156cm,TLT,ガルモント(僕)
【天気】曇り時々晴れ
4.21 850m 市ノ瀬
5.10 1240m 別当出合着
5.26 1240m 別当出合発
6.11 1500m 中飯場
8.06 1970m 甚ノ助ヒュッテ
9.33 2340m 黒ボコ岩
10.04 2450m 室堂
10.41 2702m 白山山頂
11.05 2702m 白山山頂発
11.32 1970m 甚ノ助ヒュッテ
11.44 1638m スキー終了
12.38 1240m 別当出合
12.58 850m 市ノ瀬
僕も山スキーを始めたいと言うシンちゃんだが、本当にやる気があるかどうか?まず冬
の白山の厳しさを体験してもらい実際に山スキーを見てもらいその上で判断してもら
う事にした。
ゲートは市ノ瀬で閉じているので市ノ瀬で朝4時待ち合わせとした。僕は自宅を深夜二
時半に起床して市ノ瀬へと車を走らせた。朝4時前に着いたらシンちゃんの車が止まっ
ていた。ぐっすり寝ていたシンちゃんを起こしてさあ自転車で出発。
4.21 850m 市ノ瀬 久しぶりの重い荷物とスキーを背負っての自転車漕ぎ、道路
は除雪されていたが路肩には雪が多く、所々凍結していて危うかった。案の定別当手
前のツルツルで大転けした。
シンちゃん今日はマラソンザックにキャメルバックのみと言う超軽装、カッコを見て
も完全に冬山をなめているこれじゃ敗退確実だなと内心思った。
5.10 1240m 別当出合 まだ暗い、積雪は20cm、予想外に多い雪だった。吊り橋は
既に一本橋状態。慎重に渡る。シンちゃん恐いとビビっていた。橋を渡った最初の急
登を超えればもう雪は多く板が履けるほどであった。
前日に入山者がいてトレースが残っていた。シンちゃん大いに助かった。トレースが
無ければ僕は板で歩けば良かったがツボ足なら大変な苦労である。
6.11 1500m 中飯場 もう30cm程雪はありボロ板ならここまで滑る事も可能だった。
折角ツボ足のトレースがあるので板を履かないでガンガン歩く事にした。
8.06 1970m 甚ノ助ヒュッテ 小屋に着くと昨日の入山者が二名宴会していた。山
頂へ行かないのかと聞いたが昨日のラッセルに懲りてもう完全にモチベーションは下
がり宴会して帰ると言う事だった。
ここからはトレースの無い登山道を板で快適に登っていく。シンちゃん膝から腰ラッ
セルが辛そう。ご苦労様、待ってられないから先に行くね。限界まで頑張ってそこで
敗退して下さい。
ガンガン飛ばしてラッセルする。後続スキーヤー1名がいてかなり迫って来たのでさら
にペースを上げて先を急ぐ。
9.33 2340m 黒ボコ岩 弥陀が原は視界が悪かったがGPSがあるので気にせず先を急
ぐ。室堂手前で休憩中に後続1名が追いついて挨拶を交わし先頭を交代してもらう。
10.04 2450m 室堂 しかし先頭を交代してしばらくで彼のルートがズレて来たので
このままじゃまずいと僕は一旦戻りまた自分でルート開拓をする事にした。ガスが晴
れるといつの間にか僕がかなり先を進んでいて無事板のまま山頂に到着した。
10.41 2702m 白山山頂 今日も風が強いが冬ですからまあこんなものでしょう。ま
もなく後続スキーヤーも到着してお互い写真を取り合ったりした。彼もこの時期の常
連の様で今日の登頂者は二名だけでした。
11.05 2702m 白山山頂発 さあ行きますか。気温が低く曇り空なので雪は融けず柔
らかいのでとても快適な滑りだった。これからまた7ヶ月間スキー三昧ですか。ドンド
ン落ちて行く。やはり初滑りは楽し、スキー最高です。登山道も雪は多く石を踏む事
も無くガンガン板を走らせる。
11.32 1970m 甚ノ助ヒュッテ 早いですね27分ですか。ここからも雪は多く快適に
登山道を下れる。
11.44 1638m スキー終了 さあこの辺りで終わりにしますか。標高差で1100mも滑れ
れば御の字です。中飯場で黒ボコで敗退して戻ったシンちゃんに追いついた。シンちゃ
ん予想通り敗退でしたが、早速板が欲しいと目が輝き出した。
12.38 1240m 別当出合 無事下山してさあ楽しい登山でした。ここからはチャリで
市ノ瀬まで、歩いてなんていられません。
12.58 850m 市ノ瀬 初滑り大満足でした。
帰り道早速シンちゃんコージツによりスキー道具一式を購入。板、靴、クトー、ショ
ベル、ツェルト、その他諸々
シンちゃんやるじゃない。どうも本気でやると言うのでそれならと自宅に呼んで僕の
山スキー部屋を見てもらい僕の山スキーのすべてを伝授する事にした。折しも僕が山
スキーを始めた年が今のシンちゃんの年であった。果たして20年間続けることができ
るでしょうか?
後続スキーヤー 連絡頂ければ写真送りますよ
11月23日(水)
無事初滑りを終えた。山頂から標高差で1000m以上滑れた。今回の寒波はかなりのもので別当出合でも20cm雪があった。もちろん市ノ瀬でゲートが閉じMTBを使用した。シンちゃん山スキーを始めたいと言うので取り敢えず冬山の厳しさを教えてあげようとツボ足で頑張ってもらったが予想通り黒ボコで敗退と相成った。しかし山スキーの素晴らしさを見て目が点になり帰りにコージツに寄って道具一式を全て揃えると言う大盤振る舞いだった。今日は今からシンちゃんと自宅で宴会なので詳しい報告は明日にデモ。
4.21 850m 市ノ瀬
5.10 1240m 別当出合着
5.26 1240m 別当出合発
6.11 1500m 中飯場
8.06 1970m 甚ノ助ヒュッテ
9.33 2340m 黒ボコ岩
10.04 2450m 室堂
10.41 2702m 白山山頂
11.05 2702m 白山山頂発
11.32 1970m 甚ノ助ヒュッテ
11.44 1638m スキー終了
12.38 1240m 別当出合
12.58 850m 市ノ瀬
別当出合も20cm
旧甚ノ助小屋
しんちゃん激ラッセル 完全に冬山をなめてます
その横をスキーでスイスイ抜いて行きます。これが山スキーです。
弥陀が原
山頂
遅れて一人到着、今日は彼と僕の二人だけが登頂
奥社
ナイスパウ
11月22日(火)
いよいよ寒波が来て山スキーシーズン到来である。これまで毎年20年近く激しい山スキーを続けてきて様々な危機を経験して来た。雪崩、遭難、滑落、雪庇崩壊などやばい場面に遭遇した事も少なく無いが幸い致命的な怪我や命を失う事は無かった。一緒に山スキーに出掛けた友人たちもその多くがもう引退してこの世界から足を洗ってしまった。ただ自分は未だにこの世界にどっぷり浸かっている。もうやめようなんて思った事も正直無い。
自分の周囲でも新たに山スキーを始めたいと言う人が時々いる、人より少し経験が豊富なので今シーズン山スキーを始めようと思っている若い人たちには少し聞いて欲しい。
山スキーはスキーの延長ではなく冬山の延長なのである。安全をお金で買えるなら絶対にケチらないで少しでも良い道具を使って安全性を高めて欲しいと言う事である。道具と言うのは実際に購入して使ってみなければその善し悪しは分からない、一度使って没になった道具は数え切れない。高くても最初から良いものを買うのが安上がりである。ケチって粗悪な道具を使って大きなトラブルに巻き込まれたら元も子もない。
ホグロフス
マウンテンサーフ
ブラックダイアモンド
ガイド
スワンズ
サングラス
アルバ
ショベル いずれも山スキーのお供
11月21日(月)
朝起きて真っ先に各地のライブ映像を眺めてみた。白山弥陀が原は激しい吹雪のようである。どうやらこれでようやく根雪になるだろう。続いて別当出合、こちらは機械の故障か開かない。市ノ瀬はうっすら雪、下手をするとゲートは閉められた可能性もある。八方はかなり積もったようだ。これでようやくスキーも可能か微妙なところである。初滑りが12月にずれ込んだ事はこれまで一度も無かったが、果たして今年はどうなるか。今日一日どれだけ降るか楽しみだ。
11月20日(日)
これだけ雨の日曜が続くとさすがに笑ってしまう。まあ今晩から寒気が下りて来るので許そう。こんなアウトドアーに向かない日曜は自宅でローラーでも漕いでクラシックでも聴いてのんびり過ごそうか。you tubeをサーフィンして川井郁子さんのバイオリンに随分癒されて早速DVDを購入してしまった。
11月19日(土)
朝テレビで60歳の現役競輪選手の引退レースが放送されていた。60歳になった今年も三回レースで一着になっていると言うバリバリの現役選手である。40歳前後で引退する人が大半の競輪の世界でこれまで頑張って来れたのは毎日のハードなトレーニングの成果のようである。いまだに太腿の太さは64cmと驚異的でもある。この鉄人がヒルクライムレースに参戦して来たらすごいだろうなと内心思ったりもした。人は都合が悪くなると何かと年のせいにしたがるものだが、努力を続けて年齢を克服している人もいるのである。この鉄人名前もYASUHIROさんで思わず共感してしまった。
こちら山スキー界のYASUHIRO
11月18日(金)
折角雪が降っても続かない、この時期まだ根雪になる事は無く暖かい日が続けば雪はすぐに融けてしまう。素晴らしい景色も降雪直後だけであの日も下山時には樹氷はかなり融けてしまっていた。白山ではレインウェアーではなく冬山用のモンチュラのジャケットを今シーズン初めて使用したが防風防寒は完璧だった。このジャケットにスワンのサングラスさらに自作のノーズガードでもう鬼に金棒、冬の装備点検も怠る事は無かった。
さあ下山しますか
雪があれば足取りも早い
モンチュラのジャケットは完璧でした
11月17日(木)
やはり山は冬に限る、純白の白山は神々しく輝いていた。昨年は11月3日に白山で初滑りを楽しんでから毎週のように雪不足に泣く事は無くスキーで遊ぶことができたが今年は果たしていつになったらまともな雪が降るのだろう。スキーをするには弥陀が原より上部でもう30cmなくて無理である。ただ一日がつんと降れば40−50cmはあっという間なので大丈夫だろう。昨日は装備も荷物も完全冬山装備で出掛けてみた。多少荷物は重く今朝は少し腰に来た。
昨夜は平原綾香のコンサートにかみさんと出掛けた。コンサートなんて大学生の時以来である。一番高い8500円の席を買ったが購入が遅れてしまいこれでも二階席の6列目だった。ただ双眼鏡を持って行ったので顔はしっかり確認することができた。やはりプロの歌は違う。久しぶりに感動ものでした。
赤兎、大長も上部は白くなっていた。
山頂正面の逆くの時はまだまだ雪不足
純白の奥社
11月16日(水)
昨日の寒気で白山は雪が降っただろう、純白の白山を楽しんで来ようと朝三時に起床して出掛けた。気象状況ではさほど降雪は無いようだ。万が一の事もあり一応スキーができる準備はして行く。別当出合に5時過ぎに着いたが雪は全くなく、スキーは無理だろうとツボ足で行く事にした。
誰もいるはずも無く今日も一人で白山へ向かう。別当出合から雪は少しあった、中飯場では3cmほど、甚ノ助では5cm、弥陀が原で10cm弱と言ったところか。スキーを持って来なくて良かった。ただの重りになるだけだった。まっさらの雪の上に自分の足跡をつけるのは気分が良い。弥陀が原から上は風が強く冬の様相だった。
室堂から写真を撮りながら山頂に到着、今日は視界が最高だった。こんな素晴らしい景色が楽しめるなら毎週来ても良いかな。日曜は毎週雨だが水曜は晴れる事が多い。今日も素晴らしい景色を満喫して帰宅した。
5.21 1240m 別当出合発
6.46 1970m 甚ノ助ヒュッテ
7.30 2350m 黒ボコ
8.50 2702m 白山山頂
9.18 2702m 白山山頂発
10.22 1970m 甚ノ助ヒュッテ
11.12 1240m 別当出合着
登り3時間29分 下り1時間54分
これ以前はすべて消去しました。何を書いたかも覚えていません。不定期に消去しています。
毎日が完全燃焼できるような日々を送りたい,人生とは長いようで短い。