中国山地で初積雪を記録した24日、JR西日本広島支社三次鉄道部は芸備線備後庄原-高駅間でラッセル車の試運転をした。
三次鉄道部職員5人が参加。午後1時、備後庄原駅で雪かき用のウイングの開閉テストやモーター、バッテリーの状況などを細かく調べた後、同20分出発。時速25キロで高駅間約6・2キロを往復し、除雪のためのテストを繰り返した。
ディーゼル・185馬力のラッセル車は備後庄原駅に常駐し、積雪20センチ以上で同駅-備後落合駅間24キロで除雪するが、昨シーズンは13回の出番があった。【小原勝】
毎日新聞 2011年11月25日 地方版