広島市は、世界遺産・原爆ドーム(中区)の経年劣化などの状況を把握するため、「健全度調査」を実施する。来月上旬からドームの内外に足場を組み、作業期間は3月中旬までを予定している。調査は89年度の保存工事以降、ほぼ3年ごとに実施しており、今回で7回目。
調査内容は▽ひび割れや鉄筋の露出・腐食などを見る外観調査▽地盤沈下量の測定▽傾きの測量▽透水試験。ドーム全面に足場を組むほか、西側には落下防止シートを張る。シートは、観光客に配慮してメッシュ状のものを使う。
調査結果は、市のホームページなどで公表し、必要に応じて維持補修などを行う。【加藤小夜】
毎日新聞 2011年11月22日 地方版