広島高速5号・二葉山トンネル(東区)の建設計画について考えようと、建設予定地周辺の町内会などでつくる「高速5号線『二葉山トンネル』を考える市民連絡協議会」は20日、東区で市民講座を開いた。
同トンネル建設工事の安全性を専門家らが議論する検討委員会が今月27日に1年ぶりに開催される。講座には、検討委の委員16人のうち4人が出席した。
委員の1人で比治山女子中・高校教諭の越智秀二さんは、広島高速1号・福木トンネルの工事で、予測を大幅に上回る最大約190ミリの地盤沈下が発生したと指摘。「二葉山トンネルの安全を考えるうえで、福木トンネルの検証が必要だ」と話した。【寺岡俊】
毎日新聞 2011年11月21日 地方版