桑名市発注の公共工事を巡る競売入札妨害事件で市職員2人が逮捕されたことなどを受け、桑名市議が29日、水谷元市長の解職請求(リコール)を求める「リコールをすすめる議員有志の会」(小川満美・代表世話人)を設立した。
有志の会は、共産党2人と無所属2人の市議で結成した。小川代表世話人らは設立理由について「28日開かれた臨時議会で水谷市長の辞職勧告決議案が議題にもならず否決され、議会として市長に辞職を求めることができない」と指摘、「議会の一員として市長の責任を追及するだけでは、市民が納得しない状況だ」などと説明した。
今後は、リコール運動を進めている元市議らで作る市民団体「明日の桑名を語る会」やあらゆる団体と連携し、市長のリコールを目指すとしている。有志の会と語る会は2日、合同で初会合を開く予定だ。【佐野裕】
〔三重版〕
毎日新聞 2011年11月30日 地方版
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