滋賀県出身のトップは、たぶんはじめてではないでしょうか。
そしてトウコは在日コリア3世として、同じく星組の元トップ・鳳蘭さんに次いで、2人目の外国籍のトップでもあります。
民団(在日本大韓民国民団中央支部)のHPにも、おととしのトップ就任時に特集が組まれています。
韓国人の誇り胸に 宝塚・星組トップ安蘭けいさん
宝塚歌劇団との出逢いは中学1年のとき。父親に連れられて初めて観た華麗な舞台に魅せられ、「宝塚歌劇団に入る」ことを決意。週3回、学校から帰って自宅のある滋賀県から宝塚市までレッスンに通った。帰宅はいつも午前零時を回った。
ひえーっ!
私でさえ会社の残業で日付を回って帰宅したことはまだないのに(終電が早いもので^^;)、トウコは高校時代から毎日午前様だったわけですね(→ことばの用法違ってるけど…)。
高校に通いながら宝塚音楽学校を毎年受験するも、いずれも不合格。高校卒業後の4度目の挑戦で合格し、念願のタカラジェンヌへの切符を手にした。
これまた、ひえー!
あの歌唱力であっても、毎年落ちていたんですね…。それでも4回も受験するその勇気は、私にとって励みになります。私も資格試験取ろうとしてるんですが、4回受けるつもりで臨もうか(→単に勉強不足なだけ)。
安蘭さんにとってこの間、ずっと心の支えになってきたのは韓国人の誇りだ。芸名の「安蘭けい」は、「アリラン伝説」主人公のアランから本名の安、花の蘭、故郷・慶尚南道の慶をひらがなにすることを家族で決めた。安蘭さんは「皆の前でも父親を『アボジ』と呼ぶ」と屈託がない。
05年11月、宝塚歌劇団の初の韓国公演に「ソウル・オブ・シバ!!」のシバ神役で参加したときのことだ。「ただ嬉しかった。初めて母国の舞台に立ったのになぜか懐かしく、何かこみ上げてくるものに感動した。それ以来、もっと自分が好きになった」とこれまでに味わったことのないという体験を語った。
滋賀県出身ということでひこにゃんを着けてサヨナラショーに出て、一方で芸名にもうひとつの故郷の伝説から名付け、両方の故郷に強い誇りを持っていらっしゃるんですね。だからこそ粘り強くトップになるまで頑張ってこられたんだと思います。
民団新聞の読者からも投書が寄せられています。
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息子さんの進学によって親子の意思が疎遠になったけれど、トウコさんのおかげで絆が戻り、さらに元気生きる力をもらったとのことです。
私もトウコさんを見習って、ちっちゃなことでクヨクヨせず生きていきたいと思いました!
※ということは、「太王四神記」はむしろトウコが演じたほうがよかったのではとふと思たんですが…。