英政府、イランから大使館職員を全員避難=西側外交筋
[テヘラン 30日 ロイター] 西側諸国の複数の外交筋がロイターに30日明らかにしたところによると、英政府はイランから大使館職員を全員避難させた。前日には群衆が英大使館や住宅施設を襲撃していた。
英政府は大使館襲撃に対し、遺憾の意を表明したほか、「重大な結果を招く」と警告した。
国連安全保障理事会は今回の事件に対し、「最も強い言葉で」抗議した。米国のオバマ大統領はイラン政府に対し、事件の責任を追及するよう呼び掛けた。
現時点で、英政府から大使館職員の避難に関するコメントは得られていない。
核開発問題をめぐり、英国の制裁に反対するイランの群衆は29日、イランの首都テヘランにある英大使館を襲撃。敷地内の窓ガラスを割ったほか、車両に火を放ったり、英国国旗を燃やしたりした。
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