友人・知人から、「もっとマジメにブログ書け!」とご指摘を受けました。
要は、教育についてもっと書きなさいということ・・・。
いつも卒業生と遊んでいるので、それをネタに書こうかと思いましたが、
それではあまり教育観も見えないと思うので、少しだけ日々考えている
ことを実直に書いていこうと思います。
大学生の頃、教職課程の講義で、「学校教育に必要なものは何だと思いますか?」
と、先生から問いかけられたことがあります。学生からはたくさんの意見が出てきました・・・。
素晴らしい設備、しっかりとした教材、ステップアップできるカリキュラム、
優秀な教員、有能な校長、生徒への愛情、お金、ぬくもりのある家庭、
自己犠牲、継続性のある関わり、生徒・保護者との信頼関係・・・。
まだまだキリがないほど挙がりましたが、どれも教育を行う上で欲しいものばかりでした。
正直なお話、凛晴学院は一般の高校からすれば設備も質素ですし、
目を引くような教材がたくさんあるわけでもありません・・・。
しかし、凛晴ならではのものあります。
総じて言うと、
凛晴学院の誇りは「人」です。
教育の場というのは、簡単に言うと教える人と教わる人が集うわけですが、
教える人も教わる人も、凛晴学院の自慢だといえます。
凛晴学院に集う生徒は、いろいろ悩みを抱えていた人が多くいます。
しかし、凛晴学院に集い学びあうことによってどんどん成長し、いつしか
立派な社会人になっていきます。多くの卒業生や在校生を見れば
はっきり分かりますが、みんないい目をしています。
いつの間にかそれぞれの分野で社会の一端を担っている卒業生は、
私たちの誇りでもあります。
生徒たちを一生懸命に支える職員たちも愛情あふれる人々です。
このメンバーをそろえるのは今後不可能だろうと思うほどに
素晴らしい職員がそろっています。どの職員にも共通して言えるのは、
「おおらかさ」でしょうか。どんな局面でもしっかり生徒や卒業生を
支えることのできる器量があります。卒業生や保護者の方々がいつも
たずねてきてくれることがそれを物語っていると思います。
長いことメンバーもほとんど変わりません。
だからこそ、巣立っていった卒業生たちとの自然な関わりが
保てるし、人生まるごと付き合っていけるのだと思っています。
生徒と職員のコミュニケーションから生み出される雰囲気が
互いを刺激しあったり、和ませたり、心地よい環境を作っていくのだと思います。
それが校風であり、伝統となっていくと思います。
ブログを読んでいる皆様に申し上げたい・・・。
高校へ通う目的、それは、卒業だけではないはずです。
高校時代は人格形成の重要な時期でもあります。
学校選びは自分の将来に大きく影響します。
自分自身が大きく成長できる環境を選んでください!