「ふるさと中原」感じて、中原区で交流フェスティバル/川崎

2011年10月30日

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中原区と交流がある岩手県の郷土芸能なども披露されたフェスティバル＝中原区の川崎市市民ミュージアム

　区民同士が触れあう「ふるさと交流フェスティバル」が30日、川崎市中原区等々力の市市民ミュージアム中庭で開かれた。東日本大震災の被災地復興を支援しようと、東北地方の物産販売も行われた。

　同区内では若い世代を中心に新住民が増えており、区民に「ふるさと中原」を感じてもらおうと、区が初めて開いた。

　会場では、地元の大西学園高校吹奏楽部やまつりばやし保存会が演奏を披露。ＪＡセレサ川崎による小松菜や水菜などの地元野菜の販売も行われた。

　さらに被災地支援のコーナーでは、宮城県女川産のさんまが無料で振る舞われ、来場者は焼きたてのさんまをおいしそうにほおばっていた。

　長女（７）と訪れた山田美陽（みや）子さん（40）＝同区在住＝は「区民同士が交流できる催しは良いこと。今後はさらに子育てに役立つ情報を紹介するブースなどがあるといい」と話していた。