知る×つながる=動きだす カナロコ 神奈川発コミュニティーサイト

ログイン

新規登録

  • お問い合わせ
  • たびたびある質問
  • サイトマップ

災害に備え連携協定、市と神奈川倉庫協会が救援物資で/川崎

2011年11月24日

 ソーシャルブックマーク  (ソーシャルブックマークとは)

この記事のコメントを見る

文字サイズ:
 川崎市は24日、神奈川倉庫協会(小此木歌藏会長)と災害時緊急措置の支援に関する協定を結んだ。大規模地震などの災害発生時、救援物資を迅速に避難所などに輸送する体制を強化する狙い。

 川崎市の阿部孝夫市長と同協会の小此木会長が同日、協定書を取り交わした。阿部市長は「川崎臨海部は食料品の倉庫が集積しており、協定締結は大変意義がある。今後も災害に強いまちづくりに務めていきたい」とあいさつ。小此木会長は「かねて業界として社会貢献に取り組んできた。災害発生時にどのように協定を生かすかが大切」と述べた。

 協定締結によって、災害発生時には、海上輸送された救援物資を同協会加盟事業者の倉庫に仮保管所として一時保管、食料品、飲料水、日用品などが不足している市内の避難所などに救援物資を届ける。

 市港湾局は「今回の協定によって、効率的な物資輸送や生活物資の早期供給が期待できる」としている。

 ◆高津署は東急バスと、非常時に営業所活用

 高津署は24日、大災害が発生し庁舎が使えない場合に代替施設として使用できる協定を、川崎市高津区溝口の東急バス高津営業所と結んだ。同日、同営業所で調印式が行われた。

 同署は築40年。協定により、地震など大規模災害が発生し庁舎が倒壊や倒壊の恐れがある場合や、停電などで通信機能がまひした際には、同営業所などに連絡して使用できる。研修室など4室を利用する予定で、同営業所内に警備本部を設置し、約100人態勢で情報収集や救援活動にあたる。軽油など燃料の提供も受ける。

 同営業所は同署から徒歩10分ほどの距離にある。国道246号沿いで交通の便も良く、駐車スペースも確保できることなどから、代替施設としての使用を同署が依頼した。

 古川卓取締役運輸部長は「災害時は地元警察とタッグを組むことが重要。できる限りの準備をしていきたい」と話していた。

神奈川新聞の関連記事


この記事へのコメント

この記事へコメントする

コメントを投稿するにはログインが必要です。

義援金付き鉄道写真集「つながれソウルトレイン」

神奈川新聞購読のお申し込み

神奈川新聞 1週間無料お試し

企画特集【PR】

  • 広告のご案内
  • 神奈川新聞の本のご購入とご紹介
  • Good Job
  • フォトサービス
  • カナロコ碁会所
  • 「おはようパズル」へ投稿
  • 神奈川新聞への情報提供と取材依頼
  • 「自由の声:への投稿
  • 会社概要
  • 採用情報
  • Happy News