2009年01月12日

2008年総決算(宝塚編)

すみません、年を越してしまいましたが、2008年の宝塚観劇をふり返ってみます。

(ご参考)
2006年総決算の記事
2007年総決算の記事

今週末には太王四神記が待っていますから、早よやっとかんと…。
今回はチケット半券を持っていたので、ちゃんと日付と席種を書くことができます(^^;)。
それでは列記してみます。

1月14日
宝塚大劇場 
雪組「君を愛してる/ミロワール」
一般公演
1階A席

2月10日
中日劇場
花組「メランコリック・ジゴロ/ラブ・シンフォニーII」
一般公演
2階B席

2月24日
宝塚大劇場
宙組「黎明の風/Passion 愛の旅」
一般公演
2階B席

4月12日
宝塚大劇場
月組「ME AND MY GIRL」
三井住友VISAカード貸切公演
2階A席
(役替わり)ジャッキー:城咲あい

4月19日
宝塚大劇場
月組「ME AND MY GIRL」
阪急交通社貸切公演
1階S席
(役替わり)ジャッキー:明日海りお

5月3日
宝塚バウホール
星組「ANNA KARENINA(アンナ・カレーニナ)」
(主演:麻尋しゅん)
一般公演

6月1日
(全国ツアー)広島厚生年金会館
雪組「外伝 ベルサイユのばら―ジェローデル編―/ミロワール」
1階S席

6月14日
宝塚大劇場
花組「愛と死のアラビア/Red Hot Sea」
三井住友VISAカード貸切公演
2階S席

7月5日
宝塚大劇場
星組「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)」
阪急交通社貸切公演
1階S席

7月6日
梅田芸術劇場メインホール
宙組「雨に唄えば」
一般公演
2階S席

7月26日
宝塚大劇場
星組「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)」
三井住友VISAカード貸切公演
2階S席

8月2日
宝塚大劇場
星組「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)」
サンケイリビング新聞社貸切公演
1階A席

8月9日
博多座
月組「ME AND MY GIRL」
一般公演
2階B席
(役替わり)ジェラルド:龍真咲、ジャッキー:明日海りお

8月16日
宝塚大劇場
雪組「ソロモンの指輪/マリポーサの花」
一般公演
1階A席

8月23日
宝塚大劇場
雪組「ソロモンの指輪/マリポーサの花」
一般公演
1階A席

9月20日
(全国ツアー)梅田芸術劇場メインホール
花組「外伝 ベルサイユのばら―アラン編―/エンター・ザ・レビュー」
一般公演
3階B席

9 月28日
宝塚大劇場
宙組「Paradise Prince(パラダイス プリンス)/ダンシング・フォー・ユー」
マルイガス貸切公演
1階A席

11月22日
(全国ツアー)ひこね市文化プラザ
星組「外伝 ベルサイユのばら―ベルナール編―/ネオ・ダンディズム!III」
一般公演
1階席

11月29日
宝塚大劇場
月組「夢の浮橋/Apasionado!!(アパショナード)」
阪急交通社貸切公演
1階S席

12月7日
東京宝塚劇場
宙組「Paradise Prince(パラダイス プリンス)/ダンシング・フォー・ユー」
一般公演
1階S席

(統計)
宝塚大劇場 12回
東京宝塚劇場 1回
(同一公演観劇→月組2回、星組3回、雪組2回、宙組2回)
宝塚バウホール 1回
梅田芸術劇場メインホール(全国ツアー公演のぞく) 1回
中日劇場 1回
博多座 1回
全国ツアー 3回

計 20回

〔参考〕
4月6日
サンリオピューロランド
「ハローキティのくるみ割り人形」

11月15日
帝国劇場
「エリザベート」
(役替わり)エリザベート:朝海ひかる、トート:武田真治

※ちゃっかりサンリオランドのくるみ割り人形も観劇してます(^^;)。最近話を聞かないところを見れば、もう終わったんかな。

前年(2007年)より観劇回数は増えましたね。
同じ公演を複数回観ている公演も増えています(月組のミーマイは本公演に加え博多座でも観劇)。
しかも東宝1回のほか、中日劇場・博多座と遠征もしっかりやっています。もっとも遠征は飛行機のマイル稼ぎ旅も兼ねていますが(^^;)。

では、てんえい独断で決めたランキングを発表しまーす(→大げさな)。

★芝居編(一本もの含む)

まずはベスト3から。

1位 THE SCARLET PIMPERNEL
2位 Paradise Prince
3位 ME AND MY GIRL
(本公演、博多座の両方)

1位のスカピンはもう、文句なしです!
「ひとかけらの勇気」「あなたこそ我が家」「君はどこに」「謎解きのゲーム」…今にも歌いたい歌がワンサカ(^^;)。話の流れも明確だったし、最後は主役が勝ってハッピーエンドという、ヒーローものの王道を行く名作でした。3回観た(&DVDも買った)かいがありました(^^;)。
2位のパラプリは、分かりやすさと登場人物のキャラの豊富さ、そしてハッピーエンドでかなりの好印象♪
タニウメの歌唱力を許しても(^^;)、観ていて心が温まる、そして夢を与えてくれるという、宝塚にふさわしい作品でしたね。
3位のミーマイも、これまたコメディ&ハッピーエンドで楽しかった!
1幕終わりのランベスウォークは振付覚えましたし、太陽がシャッポー!のタップもマスターしたい(^^;)。「ニガ虫つぶしてスマイル、スマイル!」も、これからの私の激励フレーズとして役立ってくれそうです。

それより、ベスト3、全部横文字ですね…。

次点は以下のとおり。

4位 外伝 ベルサイユのばら―ベルナール編―
5位 雨に唄えば
6位 黎明の風
7位 マリポーサの花
8位 ANNA KARENINA
8位 君を愛してる
9位 メランコリック・ジゴロ
10位 夢の浮橋
11位 愛と死のアラビア

あれれ!? まさかのベルばら上位!
でもベルナール編だけは、今までのベルばらで味わってきた失望感がまったく起こらず、ほんとうに、原作マンガを読み終えた後のような壮快感を味わえたんですよね。
6位の黎明の風は、なんやかんや言うてやっぱし轟理事は名役者やなあと実感しました。
今回、ハリー作品が伸び悩んでいますが、マリポーサはもうちょっと公演時間を縮めてくれたら上位にランク付けできたかもしれません。中日で観たメランコリックは、まっつの変わったキャラが印象的(→たしかみわっちの子ども役でしたっけ?)ですが、それ以外はマトブとえりこの友情くらいしか(あと、テーブルの上で歌っていたくらい?)、印象がないんです…。

そして、ブービーと最下位です。

12位 外伝 ベルサイユのばら―アラン編―
13位 外伝 ベルサイユのばら―ジェローデル編―

なんぼ別作品が上位でも、植爺作品は平均的に評価低かったりします(^^;)。
ジェロよりもアランのほうがいくらかマシだと感じましたけど、でもどっちも従来通りの宝塚のふざけたベルばらでしたね…。

★ショー編

ではショー部門に移りましょう。本年も一本ものが2作あって(ミーマイとスカピン)、宝塚の象徴とも言えるショー作品が若干少なかったですね。

1位 Apasionado!!
2位 ミロワール
(本公演、全国ツアーの両方)
3位 ダンシング・フォー・ユー

1位のアパショーはこないだ観たところですけど(しかも現在東京公演中)、こんなのめり込んだショーはめずらしいっていうくらい楽しかったし、集中できましたね。つまらない作品だと、「いつ終わんねん」って暗い中時計をチラチラのぞき見たりするんですけど(^^;)、アパショーに関しては全くそんなことはありませんでした。

20081229_HI3B0058.jpg

↑1位を記念して!?アパショー開演前の写真です。

2位、3位は中村A,Bでランクイン!
どちらも主題歌がよかったですねー。展開も宝塚のスタンダードを行っていて、変化球がなかったのが一見つまらなさそうに見えてかえって分かりやすくていい印象になったと思います。「(手のひらを前に差し出して)♪みろっわ〜る〜」とか、「オー!ダンシンダンシンダンシン!!」って、今でも歌えます(^^;)。

4位以下、残りは以下のとおりです。

4位 ソロモンの指輪
5位 ネオ・ダンディズム!III
6位 Passion 愛の旅
7位 エンター・ザ・レビュー
8位 ラブ・シンフォニーII
9位 Red Hot Sea

4位のソロモンは、芝居のマリポーサと逆に、もっと長くやってほしかったなあという思いもあるのですが、あの長さで神秘的な世界をつくり出したオギーはやっぱしクリエイターやなあって思いました。しかも自らの引退公演をたった30分でつくるというその潔さにも感心です。
5位のネオダンは、とにかくトウコのアドリブがおもしろかったです(^^;)。それについての記事は→こちら

個人的評価だと、08年は花組がもひとつな結果ですね…。赤熱海って、みわっちがボロ舟から出てきたくらいしか印象ないですし…。

では今年も、このことばで締めることにしましょう。

私は阪急のファンであり続ける以上、宝塚ファンを辞めるわけにはいきません。

生徒のみなさん、先生方、スタッフのみなさん、1年間おつかれさまでした。
今年もよろしくお願いいたします。
posted by てんえい at 22:14 | 大阪 晴れ | Comment(2) | TrackBack(0) | 宝塚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ていうか,花組きらいなだけちゃうん???(笑) 

 スカピン,そこまでよかったかなぁ? ミーマイもそうですが,ストーリーに深みがないんですよね,エリザベートとかにあるような。2幕ものなら,そういう深遠さもほしいと思っています。そういう意味では,公平氏絶賛の「黎明の風」は(今から考えると←ここがミソ)かなりよかったと思います。

 Apasionadoは,今のところ行ける予定ないんですよね。藤井ショーはかなり当たりが多いので,行きたいんですけど。というか,ソロモンって,なにがよかったんですか? ようわからんかったところ? 30分で終わって新鮮な気分を味わえたこと? 個人的には,間違いなく最下位ですけどね。
Posted by 阪急信者 at 2009年01月13日 19:08
いえいえ、花組も好きですよ(^^;)。ただ08年はたまたま花組に私が気に入った作品が当たらなかっただけということで、許してください(^^;)。

スカピンもミーマイも、ストーリーうんぬんよりも、音楽がよかったからそれで上にランクインさせました。話自体は単純で、あんまり深く考えなくてもよかったし(^^;)。

逆にソロモンはおっしゃっている「ようわからんかったところ」が、むしろ余韻を持たせているっていうか、謎めいているのがかえって印象深くて、そういうのもたまにはアリかなあって思った次第です。
Posted by てんえい at 2009年01月14日 02:31
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