芝居「外伝 ベルサイユのばら ―アラン編―」
前の雪ジェロよりだいぶマシでしたねー。
アランの回想で話が進んでいくというのは同じなんですが、途中にも出てきてちゃんと解説している点は改善されたと思います。とはいえ、宝塚のベルばら、もひとつ言うと植爺の描くベルばらなんで、おかしいのには変わりありませんが…。
みわっちのオスカル、かなりいけてました。宝塚オスカル(→というか植爺の描くオスカル)特有の
「『女のくせに男のようにふるまう』はずなのになぜか女々しい」
といったなよなよしさがなく、今までの歴代オスカルの中でもかなり上位にランクされるのではと感じました。
彩音はアランの死んだ妹役(ディアンヌ)で、ずっと幽霊役でした…。それも本編には全く出てこず、マトブアランの独り言に相手をするというもの。なんかスカーレットIIみたい…。原作では栄養失調で餓死するディアンヌですが、さすがにそれは宝塚的に無理だったのか、自殺したという設定になっています(→それも衛兵隊の家族に語られるだけで終了)。できれば本編でも語ってほしかったなあ。それと、「お兄さん好きだったのにオスカルさんを愛して…」て語るのは、兄妹愛通り越して近親相姦レベルなんすけど…。
えりこはおととし雪全ツオスカル編と同じくアンドレ役。
これまたハマり役でしたねー。失明しかかっているところアランに見られてケンカしたり、アランとオスカルのキスシーンを見てしまい再びアランとケンカしたりと、そんな原作まんまの場面では、みわっちオスカル同様に歴代アンドレ役に勝るとも劣らない演技を見せてくれたと思います。
でもオスカルもアンドレも、2人ともセリフで殺されましたけど。
ちなみにこの外伝、本公演と同じにはしないというのがウリだったと思うのですが、衛兵隊のあらくれ合唱は本公演と何ら変わっていませんでした…。
あと、雪組ジェローデル編では、なぜかジェロがナポレオン暗殺を企てるという話になっていましたが(参考記事)、今回のアラン編でも踏襲されています。今回はジェロはすでにやられてしまったという展開で、最後にアランがナポレオンに挑むという流れ。ナポレオン本人も登場しました(夏美組長)。あ、ジェロひと場面だけ出てたかも(→演ったのまっつだったっけ?)。
ショー「エンター・ザ・レビュー」
ショーは3年前花組本公演の焼き直しで、ところどころ「銀橋歩いているつもり」の場面があったものの、各場面見覚えのあるものばかりで、とくに前にオサダさんがやってた女装場面と今回のマトブがよく似てて、かなりのめり込んで観ていましたね。「えんたーざれーびゅー」って主題歌も覚えてたし。
3FB席でしたけど1列目だったんで、客席降り丸見えでグーでした♪。
SMみたいにムチを打つ場面、以前はじゅりぴょんがやっていたと思うのですが、今回はえりこでした。私もあんなふうにムチ打ちたいと思ってしまった(^^;)。
終演後あいさつは、初日2公演目ながら初日あいさつみたいなのがありちょっとラッキー。恒例のご当地出身者は大阪府(多数)に加え兵庫県(川西出身のえりこ)の紹介もありました。最後のマトブあいさつは
「みなさん、スーツケース抱えて追っかけてください!」
というものでした(→マトブやしやっぱしANAで行かなあかんのかな)。
【宝塚の最新記事】
アランの妹は婚約者が裏切って別の金持ちの娘に乗り換えてしまったのを悲観して自殺したのよー。
アランはその死を受け入れずに仕事をサボって妹の遺体と1ヶ月ほど暮らしていたの〜。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%A6%E3%81%AE%E3%81%B0%E3%82%89#.E7.99.BB.E5.A0.B4.E4.BA.BA.E7.89.A9
ウィキにも多少の紹介が。
ディアンヌの白骨化した遺体の横でにアランがずっと狂ったように座っていたコマだけが頭に残っていて、それで短絡的に「飢え死にした」と思い込んでいました。よく思い出したら、そういう事情でしたね。原作読み直さな(^^;)。