じつにおととし以来になる、千秋楽の「退団者退出待ち」、簡単に言えば出待ち。
おととしの記事は→
こちら今回、休日の月曜日に楽日となったため、これはなんとしても駆けつけねばと、予定も変えて訪れました。通常、月曜日が休日と重なる場合、翌日の火曜日を楽とするのですが、今回の日程では火曜日も休みとなるので、こうしてムラでも“休日の楽日”を迎えることとなりました。
きのうまでの陽気とうってかわり、きょうの関西地方、太陽が思いきりシャッポかぶってる、いや、シャッポどころか、
黒いゴミ袋でかぶせられてるって感じの天気でした。悲しみの雨が降りそうです。
4時半頃に正面ゲートに着きました。まだサヨナラショーの最中だったため、ファンクラブの人と一般出待ちファンがちらほらいるだけで、余裕で前方を押さえることに成功。
1時間くらいして公演が終わり、前列にガードの人が入ると、とたんにわれわれ一般出待ちは押しかけてギュウギュウ詰めに。それでも私はバッチリ前をキープ♪
今回の退団送り乗用車は、見事にグレーの塗色がそろいました。前は黒とかあったけどなあ。
それに、男役トップの退団がないので当然オープンカーもなし。というか、雨ぱらついてきたからオープンはしんどそうです。
エリオット(姿樹えり緒)さん、まちおさんと退出があり、続いて歌姫タキ組長。
ファンクラブさんが声をかけるとき、きちんと拍手が鳴りやむのは宝塚ファンマジックってことですかね〜。
「ミーアンド、
マイタキちゃーん!」
と言われて、タキさんめっちゃうれしそうでした♪
なんべんも手振ってはったし。
そして、お待ちかねのミホコ姫。

すんません、横顔で…。
正面からも撮りました。でも、フラッシュたかなブレるんで、ストロボ撮影したんですけど、そうすると逆に人物は写らないんですよね…。なので、報道陣のライトで明るく写っている上の写真でご勘弁ください。
ミホコさんは報道陣に何度もポーズを決めていらっしゃいました。そして車に乗ってさようなら。私もしっかり手をたたいて見送りました。
前回、ここで「終わった」と帰ろうとしたら、次期スターさんの楽屋出があることを学習したので、今回もそうやろとじっとしていたら、ガードの人もそのままいることから、やはり現役生によるこのルートの出待ちがありました。
ガードの人は「アサコが出るから」とおっしゃっていたんですが、ほどなく、楽の出待ちでおなじみの、何度も「車が来ます」とアナウンスし続けるちょっとご年配!?のウグイス嬢がこう言いました。
「続きまして、
霧矢大夢の退出でございます」
すると笑いの渦。なんかみなさん、意外やって感じの表情です。
きりやんの出って知らされてなかったんかな(→私も当然知らんかったけど)。二番手の出は、通常正面ゲートからはやらないんでしょうかね。
きりやんは普段着でいつものような雰囲気で車に乗られました。
そして最後はアサコの退出。
アサコさんもさっそうと広い歩幅で歩み、さっと車に乗ってお帰りになりました。
前列のガード部隊は元気よく「おつかれさまでした!」
周りの一般ファンはウットリと「かっこい〜い」
(↑そういやこの前の観劇時、同行の方も「瀬奈じゅんってかっこいいねえ」と言ってくださりました♪)
ウグイス嬢が「これでこのゲートからの退出は終了しました」と終わりを告げました。私は一路宝塚駅へ。
周辺を見回したら、やっぱし今回もパトカー出動してたんですね。
パラパラだった雨も、駅へ戻る頃には本降りに。退団の涙雨です…。
魅力ある生徒さんが卒業していくのは寂しいことですが、宝塚はそうして何十年も出会いと別れをくり返してきた場所です。退団なさる生徒さんの今後のご活躍を祈るとともに、これからの生徒さんのがんばりに期待したいと思います。そして、今回しかないこの出待ちに生で立ち会えたこと、これはきっと、こないだカードを紛失した不幸の裏返しにくれた幸せなんだろうなと解釈し、神に感謝いたします(→そお思わせてください^^;)。
あ、まだミホコの千の風予約してへんわ。あした梅田キャトル行こ。
posted by てんえい at 23:30
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