1月13日
(東武)浅草→栃木→東武宇都宮
この週末の旅ではなく、
この話の続きです。
浅草のホテルで1泊し、この日は浅草から出ている東武線の乗りつぶしを行うことに。
全線のうち(ご参考:
東武の路線図)すでに何路線かは乗っていて、今回は未乗の栃木県の宇都宮線と佐野線(路線図内の紫の線で終点が「葛生(くずう)」と示されている路線です)、それから群馬県の小泉線に乗ることにしました。逆に言えば、それ以外の路線はすでに乗車済みです…。
まずは宇都宮線に乗るため、浅草から一気に栃木まで。特急料金はもったいないから、快速列車に乗ります。
一般的に私鉄の種別は
特急>急行>快速>普通
の順に停車駅が増えていく(遅くなる)と思うのですが、東武の場合は
特急(特別料金要)>快速>急行>準急(区間急行?)>…
と、
急行よりも快速のほうが速いという序列になっています。(→
伊勢崎線の停車駅案内)。
しかも快速は朝と晩にちょろっと走るだけで、日中は東武動物公園から各駅停車の「区間快速」となりますから、快速はけっこう貴重な列車でもあるわけですよ。
浅草駅は前にいちど利用したことがありますが、あいかわらず狭いホームに無理して電車が止まりますね(^^;)。先端部分なんかは大きくカーブしているから、電車とホームのすき間がかなり空いていて、それで係の人が毎度渡し板を置いているようです。なんか離島の船に乗り込むような気分です。
快速は基本的に日光や鬼怒川方面へのリーズナブル向け速達列車(→本来は特急乗車を勧めている)という位置づけのようで、そういう感じの人たちが多く乗っています。車両は2つドアの専用車で、ドアは両端にあって間に4人掛けのボックス席が並び、どことなく阪急京都線の特急(6300系)にも似たような雰囲気です。
浅草でもそこそこ席が埋まり、次の北千住で立ち客が出るほどの盛況ぶりです。日曜日、しかも連休半ばの日(→おまけに真冬)でも、日光や鬼怒川へ行く人って多いねんなあ。北千住を出ると、日本の私鉄で最長の複々線(上下2車線)区間を飛ばして春日部へ。が、たまに先行列車がつかえているのか、スピードが落ちて、そして再び速くなって先へ進みます。
春日部で降りる人もいたのですが、同じくらいにまた乗ってきました。このへん(→途中駅の乗降も盛んなこと)も、やっぱり阪急京都線の特急に似てると思いました。でも阪急は日中10分おき、こちらは1時間に1本と運転本数には大きな差異があります…。
春日部を出て、東武動物公園から日光線に入ります。
南栗橋は栃木県かと思っていたら、まだ埼玉県なんですね。そして板倉東洋大前に着いて、やっと栃木県かと思って駅名板を見たらなんと群馬県! この辺りの地理がちょっと把握できていません(^^;)。
栃木で下車し、ここから始発の東武宇都宮行きに乗車。栃木県の名の由来はここ栃木ですが、県庁所在地はこれから向かう宇都宮です。しかし、県庁所在地に向かう列車だけれど、東武のローカル線ということで、ワンマン運転です…。
(JR)宇都宮→小山→佐野
東武宇都宮で降りて、こんどは佐野線に乗るのですが、そのまま東武で引き返すと遠回りなので、JRを利用することにしました。ところが宇都宮の東武とJR、けっこう離れています…(2キロくらい?)。もしかしたら間に合わないところでした(^^;)。
ギリギリ着いて、ここで前日使えなかったオレンジカードを使い切ることに。果たしてオレンジカードとスイカは併用できるのかと試したところ、…いけました! やれやれ、これでオレカの消費完了です。ちなみに、買ったきっぷには「Iオ」と印字されています(ICのIとオレカのオ?)。
なんとか予定の列車に乗れ、オレカの消費もできました。小山で両毛線に乗り換えたのですが、両毛線のドアは半自動でした。関東地方とはいえ、内陸部のこのへんはけっこう冷え込み厳しいんでしょうね。
佐野はラーメンで有名ですけど、例によってホテルの朝ごはん食い過ぎたため(←食いだめして昼ごはんを食べないという魂胆)、あえなく却下(^^;)。それと、佐野の車のナンバーはひらがなでそのまま「とちぎ」なんですね。
そして駅前をぶらついていたら、今後お宝物件になりそうな古いナショナル看板を見つけたので(→ご参考:
社名変更のプレスリリース)、思わずパチリ。

(東武)佐野→葛生
佐野駅は東武とJRが同居しており、駅舎も橋上のモダンな建物ですが、電車の本数はどちらも少なめ…。東武も1時間に1本のワンマン運転と、思いっきりローカル線です。そのローカル列車に乗って終点の葛生へ。
葛生駅は「関東の駅なんちゃら」にでもノミネートされていそうな、なかなかシブい駅舎でした。

(東武)葛生→館林→西小泉
ちょっとだけ駅周辺をぶらついて、折り返し便で伊勢崎線とつながる館林へ。
ちなみに、東武のワンマン車に乗って車両銘板を見たら、「アルナ車両」に加えて「津覇車両」というメーカーも書いてあります。私は聞いたことないんですけど、有名どころなんでしょうか…。

館林にはこのような中間改札があって、そこできっぷをチェックされます。この佐野線からの時はなぜか言われなかったんですが、乗り換えた小泉線のりばでは提示を求められました。
「あのう、
スイカなんですけど…」
「ええ、
それ見せてください」
ということでカードを見せたんですけど、この場合って、中間改札の目的である「キセル乗車の防止」にはなってなさそうな気が…。スイカやパスモはキセルはありえないという認識なんでしょうか。
小泉線も本数が少ないため、終点の西小泉では2、3分の折り返し時間でササッと駅前見物(←せわしない)。
ちなみにこのあたりの自治体名は群馬県大泉町。あ、もしやと思い調べてみたら、やっぱりそうでした♪
リカさんの出身地です(→
ウィキペディアより)。そういや月トップ娘ミホコも同じく群馬県出身(高崎市)ですね。
(東武)西小泉→東小泉→太田→久喜→北千住
こんどは別線経由で太田まで乗車。途中の駅舎が歴史のありそうな木造駅舎で、東武はけっこう老舗の鉄道なのかなって感じ。
太田で今回の乗りつぶしは完了。あとは東京へ戻るのみです。
太田から乗った久喜行きの車両は半蔵門線直通などで走っているわりと新しめのステンレス車。自動放送です。時々車掌さんもしゃべりはるんですけど、ぶつ切れで何言ってんのかわかりません…。逆方向の列車が来るのを「交換」と、専門用語で言っていますね。館林までの間で西の方向に富士山らしきものが見えました。
久喜で乗り継いだ急行は、東急田園都市線のわりと古めの車両でした。でも側面行先表示はLED化されており、しかもカラーなんですね。
中は一般的な東急の車両とそんなに変化ないけれど、しかし作られたのは銘板見たら昭和50年とありますから、わりと年数はたっています。かといって古くさくは見えないです(←改装したから?)。しかもけっこう飛ばしまくって、モーターフルスロットルって感じでした。
ところで先日東武のホームページを見たら、なんと今月から今回乗りつぶした両毛地区のフリーパスが新発売されることが判明。
→
そのリリース(PDFです)「ふらっと両毛 東武フリーパス」ねぇ。ふーん、…って、そんなん売るなら、もっと早よ言うてほしかった〜(T_T)。
(JR)北千住→日暮里→品川
日暮里から乗った京浜東北線が、前日見かけた、去年入ったばかりの新車でした! 山手線と異なり、ドア上の液晶テレビには、これから止まる駅がいっぱい出てきますね(^^;)。テレビの画面幅が、気持ち広がったような気がします。
(京急)品川→羽田空港
帰りは品川から空港直通の快特が来たのでそのまま羽田まで乗車。天空橋では降りませんでした(^^;)。
なお今回の旅日記で、はじめて携帯メールで現地からちょこちょこ感想を打ち込んで自宅のPC宛に送ってみました。こうすると後になって自宅から思い出しつつ書く苦労が軽減され、案外この方法は使えますね。
まあ、このブログ自体が携帯からでも閲覧・投稿できるようですが、通信料面を考慮した結果、それはやめときます(*^_^*)。