2008年01月19日

またかいな…

こんばんは。昨晩の衝撃発表で眠れません…(というのはウソで、やらなあかんことが貯まっているだけです)。

2008年公演ラインアップ【全国ツアー】 <5〜6月・雪組、9〜10月・花組、11〜12月・星組>(歌劇HP)

 2008年の全国ツアー公演(雪組、花組、星組)は、『外伝 ベルサイユのばら』と、宝塚歌劇ならではの華やかなショーとの2本立ての構成です。

 『外伝 ベルサイユのばら』は、原作者・池田理代子氏が宝塚歌劇のために特別に書き下ろしたストーリーのもと、植田紳爾の脚本・演出により、従来とは視点を変えた『ベルサイユのばら』の世界を構築した作品です。
 雪組公演ではジェローデル、花組公演ではアラン、また星組公演ではベルナールに焦点を当て、本編では描かれなかった、それぞれの人生をドラマティックに描出します。また、各バージョンとしてだけでなく、3組の公演を通して「外伝 3部作」としてお楽しみ頂くという、これまでにないスタイルでの上演です。 新しい表情を見せる『ベルサイユのばら』に、どうぞご期待下さい。


もおー!

またベルばらやー!

いらんっつーねん(-_-;)。

雪組全ツの発表が全然なく、演目も分からないまま友の会の先行予約を受け付けるという失態を招き、そんでやっと発表となったと思たらこんなことに…。「開いた口がふさがらない」とは、まさにこのことを指すんでしょうね。
3年前からおととしにかけてさんざん笑わせてくれた観劇したから、もう向こう10年(20年?)はやらんでええって思てたのに…。
「特別に書き下ろしたストーリー」言うても、どうせ植爺なんでしょ、脚本。似たようなこと、3年前にも言われて見事だまされましたよ…。
これってハッキリ言って、巨匠の「まだまだ現役!若いもんには負けへんでー」ていうアピールだけでやる演目と言わざるを得ません。

「各組通して外伝3部作」と、ここでもジャンジャンお金取って通わすつもりですねー。
外伝としてサブキャラを主役に置いたわけですが…。
どうせまたおまけというか、サービスでオスカルとアンドレ出すんでしょ? 2番手、3番手あたりに充てて「下級生にも大役を務めさせる」とか言うてね。容易に想像できるわ。
もちろん、話の筋に関係なく、強引に今宵一夜演るんでしょ?
それと、バスティーユでドリフの全員集合の場面転換みたいな音楽バックに踊るんでしょ?
「新しい表情を見せる」けれど、半分(いや、それ以上)古そうです(^^;)。
とりあえず1本ものでなく、ショーがついているのをさいわいに思え!(←ジェローデルにショコラぶっかけて突っぱねるアンドレ風に)

(↓植田式表記法にて)
莫迦々々しい。やめると言って呉れ。

けれどまた、チケット獲得に奔走する悲しい性な私たち…。
しかたがない、今回もまた観てはつっこむとするか(←って、チケット取れるの?)。

雪組
2008年5月17日(土)〜6月15日(日)

宝塚グランドロマン
『外伝 ベルサイユのばら −ジェローデル編−』
原作/池田理代子  外伝原案/池田理代子
脚本・演出/植田紳爾

 名門貴族の御曹司で、女性と見まごうばかりの美貌と冷たいデカダンスの雰囲気を持つジェローデル。強い美意識と卓越した知性、そして素晴らしい剣の腕前の持ち主でもある。
 アントワネット付きの武官として近衛隊に入隊した年上のオスカルにライバル意識を持ち試合に挑み破れるが、それ以降、オスカルの美しさ、知性、そのまっすぐな信念に強い憧れと関心を抱き、喜んで副官としてオスカルに仕えるようになる。
 王妃の恋人と噂されるスウェーデンの貴族フェルゼンが、妹ソフィアを伴ってフランスにやってくる。ソフィアにフランス宮廷のエレガンスを学ばせるというのが名目だが、王妃との噂が表立ってきたために、ソフィアに王妃と自分との連絡係をさせるためでもあった。そのような中でジェローデルを知ったソフィアは、その美しさに惹かれていく。そして、ある時、ジェローデルに窮地を救われて以来、ソフィアの想いは憧れから恋心へと変化していく……。

ショー・ファンタジー
『ミロワール』−鏡のエンドレス・ドリームズ−
作・演出/中村暁

 『ミロワール』はフランス語で鏡の意味で、「鏡」と「鏡の中のもう一つの世界」をテーマに構成したショー。人は古来より鏡に特別な力を感じます。神秘的なものの象徴でもあり、その時代を映し、異次元へと誘う鏡。スタイリッシュなダンスとダイナミックな群舞、出演者の一体感が更に客席との一体感を生み出し、鏡が織り成す複数に増殖していくイメージが、ゴージャスな世界を描き出します。

■主な出演者/水 夏希、白羽 ゆり

ジェローデルとフェルゼンの妹ソフィアて…。盛り上がらへんなあ。
これで行くと、え、ユミコがオスカル!?
ショーはこの前本公演バージョンを観ておもしろかったから、大OKです♪

花組
2008年9月20日(土)〜10月17日(金)

宝塚グランドロマン
『外伝 ベルサイユのばら −アラン編−』
原作/池田理代子  外伝原案/池田理代子
脚本・演出/植田紳爾

 フランスの貴族であるアラン・ド・ソワソンは、父を早くに亡くし、母と美しい妹ディアンヌとの三人暮らし。貴族とは言っても、平民よりも貧しい、名ばかりの下級貴族であった。士官学校を漸く卒業して、衛兵隊に少尉として任官する。
 ある日、近衛隊からオスカルが赴任してくる。「女の下では働けない」と荒くれ者揃いの衛兵隊士は一斉に反発し、アランとオスカルの一騎打ちとなる。勝負はオスカルの勝ちに終わるが、アランの腕前にオスカルは感動を覚える。剣を家族のために売り払ってしまった兵士たちをオスカルは叱責するが、彼らの貧しさを知り、己の無力さを恥じる。隊員たちは少しずつオスカルに心を開いていき、またアランとアンドレも男同士の友情を育てていく。そして、アランの心も漸くオスカルに対して開かれるようになっていくが、それはやがてオスカルへの報われることのない恋心へと変わっていく。
 緊迫するフランスの情勢。そんな中で、アランの隊が休暇に入った。兄の休暇を待ってディアンヌの結婚式が行われる予定であったが……。

グランド・レビュー
『エンター・ザ・レビュー』 
作・演出/酒井澄夫

 レビューの原点であるパリ・レビューのエスプリを生かしながらも、現代の感覚に合わせて、テンポあるお洒落な宝塚レビューを展開。シャンソン、ジャズ、クラシックなどをアレンジして構成し、21世紀版レビューを目指した作品。2005年に春野寿美礼を中心とする花組で上演され、好評を博した作品です。

■主な出演者/真飛 聖、桜乃 彩音

マトブがアランです。2001年以来ですね〜。
そして、彩音がディアンヌ。でもディアンヌ、原作やと最後は腐乱死体になってまうねんけど、そこんとこ大丈夫でしょうか…。
ショーは05年にオサダさんが演っていた「♪えんたーざーれーびゅー」ですね。他になかったんかな(^^;)。「ASIAN WINDS」とかでもよかったと思うけど。

星組
2008年11月8日(土)〜12月7日(日)

宝塚グランドロマン
『外伝 ベルサイユのばら −ベルナール編−』
原作/池田理代子  外伝原案/池田理代子
脚本・演出/植田紳爾

 パリに住むベルナールは、その生い立ちから貴族を心から憎悪していた。そして革命運動に携わり、「黒い騎士」と呼ばれる義賊となって、貴族たちを慄かせていた。
 オスカルの策謀により、オスカルの屋敷に入ったベルナールは、逃げるためにアンドレの目に鞭を当て、その片目を失明させてしまう。負傷して捕らえられたベルナールは死刑を覚悟するが、オスカルは父将軍にもアントワネットにも、「黒い騎士は取り逃がした」と報告し、彼を自分の屋敷に匿う。オスカルは、ベルナールの言葉の中に真実があると悟ったのだった。ベルナールの看病に当たるのはロザリーだったが、貴族に母を殺されたというロザリーに心惹かれるベルナール。そんなベルナールに、次第にロザリーも愛情を感じるようになる。オスカルはベルナールに盗みはやめるよう諭す。大事なロザリーを盗賊の黒い騎士の妻にすることはできないからだと。夜陰にまぎれて、ベルナールとロザリーをパリへ送り出すオスカル。
 ベルナールは革命家のリーダーとして次第に名を挙げ、フランス革命でも大きな役目を果たすが……。

ロマンチック・レビュー
『ネオ・ダンディズム!III』−男の美学−
作・演出/岡田敬二

 宝塚の男役の美学を追求した、ロマンチックでエキサイティングなレビューで、2006年に初演。2007年、作品の持つ色合いはそのままに、安蘭けいを中心とした星組のために新たにリメイクして上演した『ネオ・ダンディズム!II』も大好評を得ました。今回は、更にバージョンアップしての上演です。

■主な出演者/安蘭 けい、遠野 あすか

ベルナールトウコと、ロザリーあすか。どっちも似合いそうです。
となると、ちえのオスカルか。あと、アントワネットも出るんかな。とりあえず出しすぎて散漫にならぬことを祈るばかり(→たぶん叶わない?)。
こちらのショーも、花組同様3度目のネオダンディズム。こちらは別に可もなく不可もなしといった感じです。


でも、外伝やるんやったら、原作と同じ、ル・ルーが出てくる話(人形のやつとか、エベーラの覚せい剤のやつとか)をやってもらいたかったな。ってもう言っても遅いですね(^^;)。

梅田で観るか、地方へ飛ぶか。また悩みが増えました…。
posted by てんえい at 03:18 | 大阪 曇り | Comment(2) | TrackBack(0) | 宝塚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 まあ,ベルばらは宝塚の伝統芸能ですから,全ツ向きなのかなと思います。大がかりな舞台装置も必要ないですしね。

 3つともどんなのになるか想像つきませんが,楽しみにしていますよ,もちろん。

 今回びっくりしたのは札幌公演があること。ていうか,チケの発売,明日ですやん。キョー○ー札幌,早すぎ。
Posted by 阪急信者 at 2008年01月19日 20:44
そうですね、観客に宝塚初心者が多い全ツでは、なじみ深いベルばらを上演したほうがとっつきやすいかもしれないですしね。回り盆とかも全くいらないですもんね。カーテンだけで舞台転換できるから(^^;)。

日がたったら、全ツでしかも1本ものでなくてショーつきでよかった、とあらためて実感しました。ま、ツッコミ必須で観ることにしましょう。
Posted by てんえい at 2008年01月21日 00:56
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