井筒監督が来たというので、ざこば師匠がさっそく質問。
「あの子、どうですのん?」
あの子とは言うまでなく、「パッチギ!」で新人賞総なめにしたエリカ様のこと。
井筒「いや、普通の素直な女の子ですよ」
その後さらに、
「だいたい、なんで彼女がああなったとか、そうゆうことつつけへんでしょ、マスコミって。そんで和田アキ子が『しめたる』とか言うて。何を言うとんねんって」
というふうに反論。どうもお酒が入っているみたいでしたね。だって、目、据わってましたもん。
そんで、ボタン師匠が結論。
「監督がコレやから、俳優もあんなんやねん」
なるほど、エリカ様の不良ぶりは、井筒監督譲りなんですね♪
最初のテーマはお騒がせの亀田親子問題。
ざこば師匠が
「TBSもな、亀田の味方ばっかりすな」
と言うと、きん枝師匠が、
「や、でもサンテレビ聞きなはれ。阪神ばっかりでっせ」
とフォロー。
たしかにね…。
でも試合終了の最後の時まで、後の番組犠牲にしてでも放送するってスタンスは逆にすごいなと思います。
そういやオープニングの時に話題になってて、「クライマックスシリーズも終わりました」と南光師匠がおっしゃってたんですけど(きん枝師匠ガッカリ)、何なん、クライマックスシリーズて? 優勝決まったんちゃうん?
日本シリーズっていうのがあったと思うけど、それがなくなって、今年からクライマックスが始まったってことかな。
もおややこしいわ、日本のプロ野球…。おまけにNHKはそれに加えて大リーグの話もしまくってるし。
そしてその後、募金詐欺の話では某テレビの24時間偽善チャリティー番組のことにも言及。
「善意で出てて、ギャラもらったらあかんでしょう」
ときっぱり。
これは私も大同感なんです。
そしたらざこば師匠が
「でも、ギャラなかったら、あんな走られへんでしょう」
とフォローに。
「あれも最近はマジメに走ってるみたいやね。むかしはけっこう手抜いてたみたいやけど」
と、井筒監督のお言葉は止まりません…。
私もむかーし、募金しに行ったことあるんですよ、この番組。
かつて欽ちゃんがパーソナリティやってた頃は、本当にチャリティ番組だなあと感じていたんですが、マラソンしたりカラオケしたり、妙にパフォーマンスが前面に出だしてから、この番組の方向って変わってったような気がします。
そしてエンディング。
映画の招待券がこの日のプレゼントだったんですが、それに絡むカントク。
井筒「H××Oみたいなカスみたいな映画と比べたら(今回招待券をプレゼントする映画のほうが)よっぽどええよ」
おーい、関テレはH××Oつくったテレビ局の系列だよーん。そんなこと気にせず批判の井筒監督です。
たしかに、この映画はテレビドラマの延長みたいなもので、「映画でやったらさらにひと儲けできるよ」というフ○テレビの思惑と、「じゃあうちで映画撮って(うちも儲かるし)」というT宝の企みが見事一致した、商業主義第一の作品と言えますからね(→発端は踊る刑事ドラマ)。つねにオリジナルを一から創る井筒監督にとっては、なんともおもしろくない話でしょう。カスみたいとおっしゃるのも、なんとなく分かります。
でも今回はおもろかったなあ。
井筒監督の話しか書けなかったけれど、最近ウイスキーのCMで注目の松尾キッチュの指摘トークもまたおもしろかったです。