2009-01-31 23:37:52

ベター・プレイス(Better Place) シャイ・アガシ(Shai Agassi)の挑戦

テーマ:その他

今日は、いろいろな経緯があり、藤井清孝氏の著書を読んでいた。彼とその本の感想については、後日、書きます。そして、彼が最近社長をしているベタープレイス社とはどのような会社かと思い調べてみたところ、12月にクラスメートから紹介されたベタープレイス社に関するトーマス・フリードマンの記事を思い出した。すると、アガシというイスラエル人はとてつもないことをしようとしていることが分かった。それを伝えたいと思って書きたい。


よくよく調べてみると、このベタープレイスのイスラエル人であるアガシという男の人はものすごいと思った。この人がやろうと思っていることは、オイルを使う自動車から電気自動車への「パラダイムシフト」を起こそうとしている。それも、とてつもなく素晴らしいビジネスモデルでである。独SAPの元幹部であるこの男なら、自動車のプラットフォームを変えることをやり遂げるのではないかと思えてきた。順調に行けば、イスラエルやデンマークでは電気自動車へのシフトがこの男により成し遂げられる可能性が高い。日本でも、日本政府はベタープレイス社に関心を持ち、テスト試行に参加させたりしているし、ベタープレイス社は今年初めに横浜市内に新型の充電スタンドを設置し、今年半ばから事業拡大を目指すようです。


ベタープレイスのビジネスモデルの詳細は、以下URLを参照してください。

http://gazoo.com/NEWS/NewsDetail.aspx?NewsId=1447d589-6e41-4422-bad9-8119dfa9f1c8


また、ベタープレイスの日本法人は立ち上がったばかりのようですが、ウェブサイトがありました。

http://www.betterplace.com/japan/


英語が読める方は、世界的名著「World is Flat」の著者であるトーマス・フリードマンが書いた記事を読んで下さい。あまりにも素晴らしい内容です。

http://www.nytimes.com/2008/12/10/opinion/10friedman.html?_r=1&em


イスラエルのニュース(Youtube)

http://jp.youtube.com/watch?v=OmOW0z__AMI


アガシの記事を読んで、以前、このBlogで紹介したアップルのCMを思い出した。


このCMの言葉を使うと、恐らくみんなはアガシのことをCrazyと呼ぶかもしれないが、天才だと思う。


是非、アガシのベタープレイスの挑戦の記事を読んで、それからアップルのこのCMをもう一度、見て欲しい。

Amazon CM:




アガシのように世界を変えると本気で信じている人が、世界を変えていくことができるのではないかと思う。

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-31 00:22:16

余語邦彦さん

テーマ:MBA (ICS)

今日は、「Corporate restructuring」(担当:安田隆二先生)のクラスのゲストスピーカーに余語邦彦さんが来られました。


余語さんについては、後ほど書きますがBBTで何度か余語さんが出演している番組を見ており、大前さんが元マッキンゼーの教え子で一番高く評価されている感じがあり、一度、生で見たかった人です。昨年、12月に「Corporate restructuring」のコースバインダーが配付されたときに、余語さんが来るのを知り、本当にこのMBAスクールはすごいゲストスピーカーを元マッキンゼーの安田先生つながりで呼ぶことができて、この学校に来て本当に良かったなぁと思いました。間違いなく、余語さんは日本で、今一番評価が高いターンアラウンドプレイヤーではないかと思います。大前さんが以前言っていたが、アメリカではターンアラウンドプレイヤーは数多くいるが、日本ではほとんどそのようないないようなので、余語さんみたいない人は貴重な存在だと思う。


余語さんは、簡単に言うと、覚えている方もいるかと思いますが、ITバブル崩壊になった時に大問題となった光通信の再生、産業再生機構案件の中で最も問題となったカネボウ案件の中のカネボウ化粧品の建て直し、最近ではパチスロの会社であったアルゼの再建など、ターンアラウンドを次々とやり、今は休息中の方。


余語さんの略歴はこちらをどうぞ。

http://www.ohmae.ac.jp/mba/bio_yogo.html


今回のクラスでは、「カネボウ化粧品」案件についてお話をされていた。社内での反発に対する対応の仕方や、CEOに就任するまでのたった一ヶ月間で仮説を立ててそれを上手く実行させたこと、外部の外資系コンサルはペースメーカーとして使ったこと、社内の人とうまく協力するためには「ロジックだけではなくアートも必要」など説明されていた。クラス終了後にクラスメートとお話をしたが、「すごい人っているのですね」とか、「実力の差を感じた」などという感想があった。


自分としては、ターンアラウンドの生々しいお話を聞く良い機会であったし、一度、余語さんを見たかったので、本当に良い授業でした。ターンアラウンドではやはりロジックだけではなく、人をコントロールする方法をマスターすることも必要であることが確認でき、とても良かった。やはりこのような人と接する機会があると自分を高めることができるような気がします。


なお、BBTでは、余語さんは以下の3つの番組に出演しています。


①大前研一アワー118 【向研会】
企業再生<事例編> --光通信再生の総決算--
ゲスト:余語邦彦氏(株式会社大前・ビジネス・ディベロップメンツエグゼクティブ・パートナー)

http://www.bbt757.com/servlet/content/4452.html

この番組の中で大前さんが光通信の再生は難しかったことを余語さんがやり遂げたことに対して、大絶賛していました。大前さんがビジネスの世界で人を絶賛するというのは、正直、ミシガン大学のC.K.プラハラード教授と余語さんくらいでかなり珍しいことなので、とても難しいことを余語さんがやり遂げたことだと思っています。


②経営者ライブ「カネボウ化粧品」 

 ゲスト:余語邦彦氏 (株式会社産業再生機構 執行役員 マネージングディレクター)

http://www.bbt757.com/servlet/content/8025.html


③大前研一アワー218 【マカオレポート】カジノ都市マカオ
ゲスト:余語邦彦氏(アルゼ株式会社 代表取締役兼CEO)
http://www.bbt757.com/servlet/content/11474.html


なお、、「Corporate restructuring」のクラスは、本当に先生も内容も素晴らしいです。今まで受けた科目の中でずば抜けて素晴らしい科目であると個人的には思っています。ファイナンスや会計、企業戦略の実務が直結している科目です。他のビジネススクールでは絶対に受けられないですね。残念ながら、このクラスを受けられない人は、BBTでこのクラスのエッセンスが12回にわたり放送されているので視聴する、もしくは安田先生の「企業再生マネジメント」の本を読むことである程度は理解できると思います。

・BBT「企業再生マネジメント」(講師:安田隆二先生)

http://www.bbt757.com/servlet/ShowLecturer?lecid=0213&sbj_id=512


企業再生マネジメント/安田 隆二
¥2,940
Amazon.co.jp

<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-26 22:26:47

佐山展生「社長の器」サイン会

テーマ:講演会

最近、学校では、Term2が始まっており、Problem Solvingのコースで、某キャラクターメーカーの役員に提案をするという大プロジェクトがあり、その準備をしていたりで、Blogはなかなか更新できませんでした。


先週の話ですが、1月19日に丸の内の丸善本店で、一橋ICSの夜のファイナンスコースを教えている佐山展生教授の「社長の器」のサイン会に出席してきました。この「社長の器」の本は、佐山先生が教えている「企業価値向上論」というクラスで毎回、企業経営者等をお呼びして講演をしているのですが、その講演内容をまとめたもの。ちなみに先々週、昼間のクラスが18時頃に終わって、夜のクラスとの入れ替わりのときに、星野リゾートの星野社長を見かけましたが、それは佐山先生の講義で講演をするため。ちなみに、自分の昼間のクラスでは佐山先生は教えていません。

企業価値向上論講義 社長の器/佐山 展生
¥1,680
Amazon.co.jp

さて、セミナーで自分の自己成長につながると思い、特に気に留めた内容は以下の3点。


①33歳でM&Aの道に入る。

②誰もやっていないことをやる。


佐山先生は33歳で帝人のエンジニアから、突然、三井銀行のM&A業務に従事することになる。その頃は、M&Aという用語は誰も知らず、良く分からないが何か面白いと思い、M&Aの世界に入ったとのこと。また、ニューヨーク駐在の時に会社負担ではないため自分で時間とお金をつくり、夜学でニューヨーク大学でファイナンスのMBAを取得したとのこと。M&Aの世界は当時誰も知らなかった世界。確かに、誰も知られていなくて可能性のあることに挑戦をするというのは、良い位置にポジショニングして、自分の価値を高める上でとても大事だと思った。また、33歳でキャリアチェンジをされ成功されたというのも興味深い。


③新しい世界に入ると皆がプロに見えるが、一生懸命に仕事すると、実は皆が案外分かっていないことが分かってくる。


ということも、勉強になった。M&Aをやっている人はたくさんいるが、佐山先生に言わせると1000人いて10人ぐらいしか、M&Aの本質は理解していないとのこと。


その他にビジネスの内容で面白かったコメントは、「会社の価値は経営者によって90%以上決定する(経営者の器以上の会社はできない)」ということ。これは、佐山さんがM&Aを長年してきて、辿りついた結論のようです。また、佐山さんは、大前研一氏とはいつも見解が異なるようです。最近、つくづく思うが、戦略コンサルティングとM&Aアドバイザリーは同じM&Aについても、全く見解や視点が異なることに気がついた。戦略コンサルとM&Aアドバイザリーのどちらの職も希望している人がいたら、その人はそれらの仕事の本質が分かっていないような気がする。


なお、ビジネスブレークスルーのイノベーションライブで、「プロフェッショナルの生き方 M&Aアドバイザリー編」として、2回にわたり、佐山さんと佐山さんが経営しているGCAサヴィアンのM&Aアドバイザリーの方がゲスト出演され放映されました。この番組を見ると、M&Aアドバイザリーがどのような仕事をするのかが、よく分かると思います。宜しかったら、皆さんもBBTで見ましょう。


・プロフェッショナルの生き方(3) ~M&Aアドバイザリー編~
ゲスト:佐山展生氏(GCAホールディングス株式会社代表取締役)


・プロフェッショナルの生き方(9) ~M&Aアドバイザリー編~

 ゲスト:泉朋行氏(GCAサヴィアン株式会社 アソシエイト・ディレクター)
     杉浦清美氏(GCAサヴィアン株式会社 コンサルタント)


<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-19 23:47:29

クリティカルシンキングの講師のコメントについて考えたこと

テーマ:グロービス

今日は、早朝にクリティカルシンキングの宿題に対するコメントが講師からメーリングリストで送られてきた。そのメールの内容は、本当に素晴らしかった。朝からすがすがしい気持ちになった。

そのメールを読んで思ったことや考えたことを記録に残そうと思い、以下に書いてみた。良かったら、長文ですが読んで見てください。


最近、優秀な戦略コンサルタントであった方から問題解決やロジカルシンキングの本ではなかなか教わることができない貴重な教えをいただき、本当に自分の成長につながり、感謝しています。


① 前提について
いろいろな事象やコメントの背景には前提がある。前提は1つとは限らず、複数以上の前提が背後にあることもある。日常会話では意識していないが、当たり前のことと考えられていることでも、「なぜ?」と考えて前提を検討してみると、その当たり前のことは間違っていることもある。
例えば、バブル崩壊。日本で言うと、80年代後半に「日本の地価は上がり続ける」ことを当たり前のように考えられていたことも、将来に渡るキャッシュフローを現在価値に直して考えると、その前提はおかしいことがわかる。当時は、皆は地価が上がり続けるという前提について疑問に思わず土地を買収したりしたが、大前研一氏のみが地価が下落し、バブル崩壊についてきちんとした議論をしていたようだ。この前提が何で、その前提の真偽を確かめるというのは、とても大事なことである。なお、大前研一ライブでは、大前さんはよく新聞記事の前提が間違っていることを論理的に指摘している。
また、経営の勉強をする上でも、フレームワークを習うが、そのフレームワークの本質を理解して身につけていないと全く役に立たない。例えば、ある経営者が「この商品の場合は値段を上げた場合、売上を伸ばすことができる」というコメントをしたとする。このコメントが成り立つ場合の前提は一つではなく、複数以上ある。これについては、せっかくマーケティングのクラスでマーケティングミックス(4P)を習っても、本質を理解していない人は、前提を正しくたくさんあげることは難しい。一度、マーケティングを習ったことのある人に、この質問をして、瞬時にいくつ前提をあげることができるか試してみると面白いと思う。その人が本当にマーケティングを理解できているかどうかが分かると思う。この質問に回答できなければ、マーケティングの4Pは教室のケーススタディでのみ利用できるのであり、実践では使えない人であるということがわかると思います。恥ずかしながら、自分はMBAの学生でマーケティングのケーススタディをたくさんやりながら、クリシンのクラスの中で、類似の問題について一瞬に複数の前提を上げることができなかった。フレームワークだけを暗記しても全く使えないことを、講師から教わることができた。


② 思考停止ワードを使用しない
論理的に考える上で、「思考停止ワード」は絶対に駄目である。思考停止ワードとしては、具体的ではなく、抽象的な言葉が相当する。例えば、「私とあなたはレベルが合わない」のの「レベルが合わない」は思考停止ワードに相当する。この表現では、どのようにレベルが合わないのかが全く分からない。私とあなたのどちらが上で下なのかが全く分からない。話し手が聞き手にクリアではない前提をおいて話をしている。
論理的に考える上で必要なことは、池末先生からは「愚鈍になる」ことだと教わった。すなわち、専門用語などの「思考停止ワード」を利用せず、素人や中学生でもわかるように具体的に表現すること。
大学4年生のときの研究室の指導教官のA先生はとにかく頭の切れがよかった。外部からの評判でも、頭がいいと言われていた。このA先生はなぜそのような評価をされていたかというと、一つの理由として統計力学や光物性、固体物理学について難しい式で説明するのではなく、高校1年生にでもわかるくらいまでにわかりやすく、具体的な例を使用していつも説明することができていた。このA先生はどうしてそのようなことができたかというと、物理の本質を理解し、いつも高度な話をしている場合でも、その話が成り立つ前提条件をきちんと抑えていたからであると思う。


今後、論理的に考える上では、きちんと前提を把握し、思考停止ワードを使用しないようにしていきます。


<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-18 22:05:03

NLPと影響力の武器

テーマ:NLP

金曜日にMBAの1st termの結果をもらいました。その中で、一番嬉しかったことを一つ。


Organizational Behavior(OB)のクラスの課題で、グループプロジェクトのプロセスをこれまで授業で習った心理学などのコンセプトを用いて説明するというレポートを出しました。


そのレポートの中で、「respecting other person's opinion」という項目で、他人の言ったことを尊重するテクニックについて、OBのクラスで習った方法ではなくNLPで習った手法を用いるとグループプロジェクトで効果が強かったことを書いたら、先生から「very interesting」というコメントをいただきした。また、そのレポートについては、おさらくそのNLPの手法について高い評価をいただいたためか、唯一クラスの中でAの評価がつきました。


NLPの手法を用いて、ちょっとしたコミュニケーションの方法を変えるだけでも、場の流れを大きく変えることができるので、NLPは本当にすごいと思います。さすが、NLPは最先端の心理学を研究しているといつも思います。


なお、OBのクラスでは「影響力の武器」の原書(「Influence」)を教科書に用いました。この本の中には、素晴らしい心理学の手法がたくさん書かれています。OBのクラスで改めてこのコンセプトを学び、本当に素晴らしいと思いました。NLPトレーナーの芝健太先生に「影響力の武器」について昨年の7月に聞いたところ「本当に素晴らしい本です。」というコメントをいただきました。NLPトレーナーから見ても、素晴らしい心理学の手法が詰まっています。この「影響力の武器」に書かれている手法をきちんと利用することができたら、大きな成果をあげることができるようになると思います。NLPを本格的に学ばれた方も、一度、この本を手にとって読んでみてはいかがでしょうか?


影響力の武器[第二版]/ロバート・B・チャルディーニ

¥2,940

Amazon.co.jp


<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-15 23:53:34

池末浩規先生

テーマ:グロービス

13日(火)にビジネスプレゼンテーションのクラスの1日目がありました。

このクラスの講師は、マッキンゼーで約9年間働かれた池末浩規さんです。マッキンゼーが当時あまり世間で知られていない頃に入社されていますので、おそらく80年代~90年代初めくらいにマッキンゼーで活躍された方だと思います。


正直な話、初日ですが、池末先生のクラスを受講することによって、自分の人生観が大きく変わってしまいました。池末先生は頭の回転もよくて、何事も本質を理解しており、かつ、物知りで、好奇心も旺盛で、さらに性格もとても素晴らしい方。優秀な方というのは、このような思考方法や態度を伴っているということに気づき、とても勉強になりました。また、このように優秀な方であれば、外資系の戦略コンサルの仕事もやりこなせるのだと思いました。

人生観が変わるような出会いは、NLPの芝先生以来ですね。。。


初日に池末先生がテキストに書かれていないことで言われた素晴らしかったことをまとめてみると24個もありました。その中には、マッキンゼー時代に習ったノウハウみたいなものも含まれています。

ビジネスプレゼンテーションのクラスの後半では、クリティカルシンキングの復習として、クリシンについて語られていたが、あまりにも目から鱗のような話が連発でした。例えば、クリシンをするには態度が伴わなければならない。その態度として、知的好奇心、オープンネス、気合、根性が必要。なぜ、クリシンには気合と根性が伴わなければならないかについての説明は、一生忘れられないかも。クリシンを今後、勉強するのにあたり、本当に大きなプレゼントをもらった感じです。


自分にとっては、本当に素晴らしい出会いでした。


<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-15 20:32:39

世界で戦うキャリアづくり

テーマ:読書

BPジャパン(株)社長、脇若栄治氏の「世界で戦うキャリアづくり」を読んだ。本当に素晴らしい本でした。


脇若氏はハーバードビジネススクール卒業のため、外資系企業から声をかけられて、大手商社からBPジャパンに転職して、そのまま外資系企業の日本法人社長になったのだろうと思い読んでみたら、全然違っていた。その点では、現在のマイクロソフト社の日本法人社長である樋口氏とは全く異なる。大手商社からBPというイギリスが本拠地のオイル会社のロンドン採用としてヘッドハンティングされ、アジア人でありながら、ハイポテンシャルプログラムという幹部育成コースに乗り、イギリスやアメリカ、シンガポールなどの難しいプロジェクトで次々に成功し、現在、たまたま日本法人社長になっている人の話である。樋口氏とはスケールが全然違う。このような人こそまさしくグローバルに活躍している日本人である。


自分もグローバルの世界で活躍したいと考えている。この本を読み、やはり自分も日本を離れて生活する重要性を感じた。


グローバル人材になりたいと思っている人には、お薦めの本です。


<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?


世界で戦うキャリアづくり―グローバルを知る外資系トップが語るリーダーの条件/脇若 英治

¥1,575
Amazon.co.jp
  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-14 23:56:20

クリティカルシンキング 1日目

テーマ:グロービス

1月から、MBAのクラスとは別に、元マッキンゼーの方が教えているクリティカルシンキング とビジネスプレゼンテーションのクラスに参加しています。なぜ、このようなクラスを受講しているかというと、約3年前に、ビジネスブレークスルー社の「本質的問題発見コース」 を受講し、元マッキンゼーの斎藤顕一さんや後正俊さんの素晴らしいマッキンゼー流の問題発見手法やロジカルシンキングを演習を通して学び、これらの手法について感動をしたが、自分ではまだ完全にこれらのスキルを身につけておらず、一度、元マッキンゼーの講師の方から直々にみっちりと基礎から徹底的に教えていただくとともに、数多くの演習を通して絶対にこのスキルを身につけたいとずっと前から思っており、思い切って受講をすることに決めた。


MBAの方でも、元マッキンゼーの石倉先生の「Problem Solving」 のクラスを同じ時期に受講しているが、「Problem Solving」の科目は、あまりIssue Trueやピラミッドストラクチャーの作り方やロジカルシンキングの基礎などについて教える時間は少なく、これらのスキルを応用した情報収集やインタビューの仕方に重点を置かれているので、クリティカルシンキングとビジネスプレゼンテーションのクラスの内容とは完全に重複していないと考えている。むしろ、お互い相補的な関係だと思う。


クリティカルシンキングのクラスを教えていただいているのは、元マッキンゼーの荒巻先生 です。素晴らしい先生でした。


1日目のクラスでは、以下の3つの大事なことを学んだ。


① イシューを抑える
② 何を言うべきかを考える(考えるための枠組みを考える)
③ 考えることは疑うこと(特に前提)


・イシューの重要性
イシューを抑えることに関しては、何冊も論理的思考の本を読んできたが、今回のクラスほどその重要性を身にしみたことはなかったし、イシューの重要性を思い出した。特に、論理思考度チェックの「宝の山」の問題では、「適切なイシューを抑えることがいかに重要であるかを学んだ。また、自分がいかに適切なイシューの設定ができていないことがわかった。

大前研一ライブ で、大前さんが「私は○○会社の○○だったら、○○の状況に対してどのように解決すべきか?」という課題を出して、1週間後に論理的思考を用いてびっくりするような素晴らしい回答をしている。これまでは、この番組をただ見ているだけであったが、これからはこのような課題に対して、イシューツリーを作成することにより自分の頭を鍛えるのがよいと思った。


・「わかること」と「できること」は違うこと
 この言葉は、身にしみてわかりました。例えば、回答をみて論理のつながりがわかったとしても、本当にその回答を見ないで、その論理を作成できるのか?ということであると思う。これは、どのクラスのテストでも同じことだと思う。回答を見たら、「ああそうか!」と気づくことでも、自力でやってみたら難しいことがあるのと同じ。論理的思考能力は、自分でできるようになるまでに徹底的に鍛える必要性があることがわかった。


・ 「インプット」よりも「アウトプット」
 荒巻先生が何度も、「インプット」よりも「アウトプット」ということを強調されていた。すなわち、ロジカルシンキングや問題解決法などの本など読まずに徹底的にアウトプットの訓練をし、思考能力の向上と自分の思考の癖を知ることがとても大事であることがわかった。この3ヶ月間は、論理的思考のような本は読まずに、徹底的に訓練するつもり。今、毎朝、通勤電車の中で毎回1問、問題設定をして訓練しています。


<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-12 22:12:59

NLP ニューイヤートレーニングに行ってきました

テーマ:NLP

1月10日と11日は、「NLP ニューイヤートレーニング」 に参加してきました。


2009年は間違いなく勝負の年になるので、今年の目標を明確にするとともに、その目標を絶対に達成することができるようになることを目的に参加してきました。


正直、周りの人がNLPのことをよく分かっているプラクティショナーやマスターコースの修了生が多く、緊張してました。でも、いろいろな人との出会いがあり、とても面白く学ぶことが多い2日間でした。


このセミナーに参加して主に得られたことは以下の3つ。


①成功する人は、24時間いつでも自分の目標について考えていることがわかった。これまで、自分は何をしている時にでも、常に自分の目標を達成することを意識しているが、それが正しかったということがわかり良かった。

②NLPを学ぶだけでは全く不十分で、常に活用しなければ、意味がないことがよくわかった。いろいろな参加者にお話を聞いた結果、自分の中での結論は、常にNLPで習ったことを活用している方としていない方では、正直な話、ものすごく差が出ていると感じた。

③自分の2009年の目標をより明確にできたこと。


今年は本当に勝負の年になるので、目標を絶対に達成したいと思います。


<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2009-01-10 08:20:05

自分ブランドで勝負しろ!

テーマ:読書

藤巻幸夫氏の「自分ブランドで勝負しろ!」を読み、自分ブランドを築いていくことの重要性と人と人とのつながりは、ビジネスをする上でとても重要であることを学んだ。この前読んだ「勝ち馬に乗る!」の論点とつながるところがあると思った。


この本に書いてあることは、まさしくその通り!!と納得することばかり。他にこの本がすごいと思ったのは、通常、違うビジネスの場合、客観的な話などが多い場合があるが、全てこれまでの藤巻さんの体験談をもとに、全て主観的に本音の藤巻さんの言葉で書きつくされていること。そのことから考えても、藤巻さんの実力をうかがい知ることができる。


藤巻さんに関心をもったので、以前、録画してまだ見ていなかったBBTの「経営者ライブ 福助株式会社 ゲスト:藤巻幸夫」(2004年初回放送) を見てみた。MKSパートナーズによる福助再生のときに福助の社長となった藤巻さんが語っている。この映像を見て、企業再生の時には、やはり会社に新しい風を吹き起こす人物が必要だと思った。


来週から、学校では企業再生を取り扱うCorporate restructuringのクラスが始まるので、その前にこの映像を見ておいて良かったと思った。


<人気ブログランキング>
引き続き、応援よろしくお願い致します。

↓下記をクリックしていただくとランキングに反映されます。

人気ブログランキングへ

Makkoは今何位?

自分ブランドで勝負しろ!/藤巻 幸夫
¥1,365
Amazon.co.jp

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト