【バンコク=共同】インドネシアの汚職裁判所は28日、住友商事が同国で受注した日本の中古鉄道車両輸送事業の汚職疑惑をめぐり、汚職撲滅法違反の罪に問われたインドネシア運輸省元鉄道局長スミノ・エコ・サプトロ被告(64)に禁錮3年、罰金1億ルピア(約85万円)の判決を言い渡した。
汚職裁判所は判決でスミノ被告が権力を乱用、入札を経ずに仲介業者に決めた住友商事側提示の高額の輸送費用を受け入れ、約1億9500万円の損害を国家に与えたと認定。関与した住友商事社員2人とコンサルタントの日本人計3人については「スミノ被告と共同で犯罪を行った」として、帰国先の日本で司法手続きを受けるとの見通しを示した。
住友商事広報部は、まだ判決内容の詳細を把握できていないので、コメントは差し控えたいとしている。
住友商事、汚職裁判所
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