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自転車は「全て車道に出よ」ではない 県警交通部長示す 11月29日(火)

 県警の大内明交通部長は28日の記者会見で、「自転車の車道走行の原則を徹底する」との警察庁の方針について、「自転車は全て車道に出よ、ということではない。県内の地域性や特殊性を考慮して状況に応じて指導していく」と述べ、柔軟に対応する考えを示した。

 警察庁は10月、歩道を危険走行する自転車が後を絶たず、歩行者との事故も多発しているとして、全国の警察に取り締まりの強化などを指示した。

 大内部長は、市街地などの歩行者が多い歩道については「指導を強化する」と説明。一方、県内では、歩行者が少ないなど、自転車が歩道を走っても危険にならない場合があるとした。

 県警交通規制課によると、車道の路側帯を利用して白線とカラー舗装で区切るなどした自転車レーンは、県内では長野市と松本市、上伊那郡辰野町の国道や県道など10路線の計約10・4キロにとどまっている。自転車を利用する人たちからは「車道走行の方がかえって危険な場合もある」との声が出ていた。

 県内で自転車が関係する事故は10月末現在、前年同期比33件減の1113件で、死者は同7人減の5人。事故の約6割が車との出合い頭という。一方、自転車と歩行者の事故は同2件減の6件で、死者は出ていない。

 2006年2月に下伊那郡高森町の歩道で、70代男性が自転車とぶつかって死亡する事故があった。


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