社会

伊達市のコメも 一部で基準値超え
(福島県)
伊達市の一部で生産された玄米から、新たに国の暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことから、農家に不安が広がっている。
*伊達市小国地区の農家インタビュー
「残念としかいえない。恐ろしくて食べられない」
県の調査で、国の基準の1キロあたり500ベクレルを上回る、580から1050ベクレルの放射性セシウムが検出されたのは、伊達市の霊山町小国地区と月舘町の3戸の農家で生産された玄米。
そのほとんどは自宅や出荷先で保管されていたが、モチ米10.5キロが地元の直売所で販売され、けさまでに一袋分が回収された。
政府は、きょうにもコメの出荷停止を指示する方向で調整を進めている。
[ 11/29 12:13 福島中央テレビ]