2011年 11月 28日
公然わいせつの疑いでカマタマコーチ逮捕
サッカーJFLカマタマーレ讃岐のコーチが高松市内のマンションに侵入し女性に下半身を露出したとして公然わいせつなどの疑いで28日、警察に逮捕されました。逮捕されたのはカマタマーレ讃岐のコーチで高松市鶴市町の小田桐健一容疑者(29)です。警察によりますと小田桐容疑者は今年1月と5月にそれぞれ別の高松市内のマンションに侵入し、1階エントランスホールで当時29歳と19歳の女性に対し下半身を露出した疑いです。いずれも女性の後をつけてオートロックの玄関から侵入し犯行に及んだということです。取り調べに対し小田桐容疑者は「1年位前から性欲とストレス解消のためやった」と容疑を認めていて、警察では他にも十数件の余罪があるものと見て調べています。小田桐容疑者は2007年に選手としてカマタマーレに加入し、今シーズンからトップチームのコーチを務めていました。カマタマーレ讃岐は事実関係がはっきりした上で厳正に処分を行いたいとしており、今シーズンの残り2試合についてはJFLとも協議し中止はしない予定です。

岡大肺移植チームがスリランカへ出発
スリランカで初となる肺移植手術を行う岡山大学病院のチームが、28日現地に向けて出発しました。出発したのは、執刀する岡大病院の大藤剛宏肺移植チーフや麻酔科、呼吸器外科の医師ら16人です。患者は肺の炎症で呼吸困難に陥っているスリランカ国籍の60歳代の男性で、手術では2人のドナー、臓器提供者から肺の一部を移植します。岡大病院ではこれまでに国内最多となる88例の肺移植を手がけていて、ここ2年では、成功率が100%と高い実績を誇っていることからスリランカ大使館を通じて手術の要請がありました。スリランカで肺移植手術が行われるのは初めてです。岡大病院の肺移植チームは29日未明、現地に到着し、30日手術に臨みます。

Vプレミア開幕へシーガルズが会見
バレーボール、Vプレミアリーグ・女子の新しいシーズンが来月10日に岡山で開幕します。岡山シーガルズの監督や選手が、岡山市内で会見し、開幕に向けて意気込みを語りました。会見に出席したのは岡山シーガルズの河本昭義監督と、全日本でも活躍した山口舞選手、森和代選手などの8選手です。初めに河本監督が「メダルを狙っていく」と、シーズンの目標を掲げました。そして、選手1人1人が新しいシーズンへの決意を表明していきました。昨シーズンはリーグで1勝にとどまり最下位に沈んだシーガルズ。今シーズンは「新生」をテーマにリーグに挑みます。V・プレミアリーグ女子の開幕となる岡山大会は、来月10日と11日の開催で、岡山市の桃太郎アリーナに全8チームが集結。岡山シーガルズは、10日に昨シーズン優勝のJTマーヴェラスと開幕戦を戦います。

海外も注目!岡山のEV開発を視察
海外からも岡山のEV開発に注目です。電気自動車の研究を進めている国際機関のデンマーク代表が岡山市の研究センターを視察しました。視察に訪れたのは国際エネルギー機関のデンマーク代表を務めるヨーエンホーストマンさんです。岡山県では県内の企業が参加して、独自に電気自動車を製作するプロジェクトが始まっていて、試作開発室などを見学しましたデンマークには自動車メーカーはありませんが複数の部品メーカーがあるということで、今回の視察は国内で関心の高まっている電気自動車の今後の研究に役立てるのが目的です。デンマークでは国内の電力量の約2割を風力発電が占めていて、風力発電を活かした電気自動車の充電システムなども今後の研究テーマということです。岡山県などが進める電気自動車の製作は3年計画で行われ、来年度から組み立てに入るということです。