普通会計歳入歳出決算の推移


 大阪府の普通会計歳入歳出決算は、平成22年度において、府税収入は前年度に引き続き減少しましたが、地方交付税等の増により補いました。一方、社会保障費の増や制度融資の預託枠の拡大に取組んだことにより、
 ・歳入総額:3兆  231億29百万円
 ・歳出総額:2兆9,789億42百万円
 ・対前年度比:歳入1.1%増、歳出1.2%増
となっています。

 経常収支比率は、府税収入や諸収入の減を反映し、前年度より5.6ポイント改善し、91.3%となりました。

 また、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は約274億円で、3年連続で黒字を維持しました。

 ただ、実質収支で黒字を維持したとは言っても、本府は将来の府債の償還に備えるための減債基金に積立不足があり、実態としては財源にゆとりがある状況とは程遠く、引き続き財政再建の取組みを堅持していくことが必要です。

 ( 普通会計とは、各地方公共団体間の財政比較や統一的な掌握を容易にするために、地方財政統計上用いられている会計区分で、 本府の場合、一般会計と地方公営企業会計を除く特別会計の額を合計したものから、会計間の重複額等を 控除したものです。歳入・歳出の推移の傾向は、おおよそ一般会計と同様となっています。)

redpoint 平成22年度普通会計決算見込みの概要 [Wordファイル/282KB] 

redpoint 府債の状況(平成22年度決算ベース) [Excelファイル/53KB]  別紙 [Excelファイル/34KB]

  普通会計決算年度別表             (単位:百万円) 

平成5年度

平成6年度

平成7年度

平成8年度

平成9年度

平成10年度平成11年度平成12年度

平成13年度

歳入

2,576,961

2,566,700

2,673,987

2,506,926

2,425,499

2,590,645

2,630,5272,625,829

2,691,721

歳出

2,577,256

2,544,442

2,655,991

2,491,301

2,412,653

2,588,102 

2,624,9442,642,840

2,704,254

平成14年度

平成15年度

平成16年度

平成17年度

平成18年度

平成19年度平成20年度平成21年度平成22年度

歳入

2,710,705

2,601,633

2,650,286

2,629,316

2,807,838

2,777,887

2,708,5132,990,1083,023,129

歳出

2,720,339

2,603,109

2,652,993

2,633,213

2,802,544

2,761,741

2,685,5902,942,7942,978,942

 ※平成22年度は、特別な要因として基金借入金の解消(歳出:6,629億円)と、基金取崩(歳入:6,588億円)を行っており、この影響額を除いた実質的な決算規模を示している。

 

      普通会計実質収支年度別表             (単位:百万円)

平成5年度

平成6年度

平成7年度

平成8年度

平成9年度

平成10年度平成11年度平成12年度

平成13年度

実質収支の推移

6,022

5,720

3,444

2,978

969

-12,024

-10,109

-38,319

-37,295

平成14年度

平成15年度

平成16年度

平成17年度

平成18年度

平成19年度平成20年度平成21年度平成22年度

実質収支の推移

-36,209

-30,592

-23,664

-20,273

-12,669

-669

11,877

32,474

27,408

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総務部 財政課 財務調査グループ

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