川辺川ダム計画で建設された橋を使った「バンジージャンプ」施設開設を検討している五木村で28日、専門家のチャールズ・オドリンさん(37)らが、現地でテストジャンプを試みた。
高さ75メートルの銀杏橋でテストジャンプを試みるチャールズ・オドリンさん=五木村
ニュージーランド出身のオドリンさんは、群馬県みなかみ町にある国内唯一の橋を使ったバンジー施設を運営する団体の代表。村に招かれ10月に続いて現地入りし、スタッフ2人と共にテストジャンプに臨んだ。
3人は開設候補地の一つの銀杏[いちょう]橋(高さ75メートル)で、和田拓也村長ら約50人が見守る中、欄干に結んだゴムロープを腰に着けて一人ずつ飛び降りて感触を確かめた。
「高さは最適で、安全性も問題ない。世界にアピールできる」とオドリンさん。「緊張感があったが、大自然の中で飛べて最高だった。プロも楽しめるスポットになる」と感想を述べた。
村は今後、4カ所の候補地から開設地を選定。バンジー施設の運営形態なども検討する。(臼杵大介)
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