前々からボンバルプロペラは問題起こしていて、ポンコツヒコーキと呼ばれて久しいですね。とうとう胴体着陸という事態にまでなってしまいました。けが人が出なかったのは幸いでした。
夕刊新聞にはデカデカと掲載、テレビニュースも当然トップ扱いでしたね。でもテレビはさほど大きく取り扱われてないようでした…。
私もこのボンバルは何度か搭乗しており、先月も佐賀空港行きで乗りました。
スマートな形なんですが、風吹いたらよう揺れんねんこれが。
去年の夏に松山行きに乗ったとき、淡路島あたりで積乱雲の中を行くことになり、伊丹離陸時はそうでもなかったのに、雲の中に入ったら、いきなり落とし穴に落ちたかのごとく、ズドン!って下がりましたからね〜。ホンマ、ズドンって音したくらいの勢いでした。
しかもその時、勇敢にも!?席移動しはったお客さんがいて、スッチーさんに「席立たないでください!座って!!」って思いきり怒鳴られてました(^^;)。
そういや、同じく昨夏に久米島行こうとして、途中で計器トラブルとかで那覇に引き返され、待ったあげく欠航になったのも、このボンバルプロペラでしたよ。それで、この前再チャレンジで久米島へ行ったときは、あえてジェット便を選びました。
きょうは結局、ボンバル機材の便はANA、JALともに欠航となりました。
JALでも緊急点検を行ったようです。
DH4(Q400)型機の緊急点検の実施について(JAL)
本日、他航空会社所有のDH4(Q400)型機が高知空港で緊急着陸したことを受け、弊社グループの日本エアコミューター所有の同型機9機および琉球エアコミューター所有のDH4(Q100)型機4機の、主脚・前脚にかかわるシステムの緊急点検を国土交通省航空局からの耐空性改善通報に従い実施しております。
“他航空会社”て。
まあ、JALにとってANAは他社にすぎず、逆にANAにとってもJALは他社でしかないわけなんですけれど…。ライバル心がここでかいま見えますね。
【ANAの最新記事】
いや,北海道でも割り込みで旋回の様子から胴体着陸まで生中継されていましたよ。死者が出なかったから晩には大きく扱われなかったのかも。
ボンバルディアQ400は私も稚内→丘珠(A-Net)と伊丹→出雲(JAC)で乗りましたが,前者の場合,直前に伊丹−高知便で操縦室に煙が充満したというインシデントがあったばかりで,やはり不安でしたね。とりあえず,座席の背もたれがベニヤ板並の薄さなのにびっくりしました。個人的には翼のところでも景色が見えるし悪くない飛行機と思っているのですがね。
ボンバルのいすは、たしかに薄っぺらいですね。でも最後尾列はけっこう空いてる(空けてる?)ようで、何回かそこへ移って思いっきりリクライニング(JAL的に言うと「座席の背」)を倒して景色を見つつくつろぎました。
それからボンバルといえば、離着陸の時に車輪が翼のところで出入りするのが見られますね。これはジェットでは拝見不可能なので、興味深いです。