「放射線を含まない」震災瓦礫を受け入れたい
うずたかく積上った瓦礫(がれき)の山。被災地には、小学校、野球場、国道側の一等地にその山が異様な姿で、被災された皆さんを見下ろしています。私も何度となく現地に入り、実際にボランティア活動も行いましたが、その山を見れば、途端にやる気を失います。

これは、陸前高田市を訪れた「チーム武雄」のメンバーからも聞きましたが、あの瓦礫の山は何とかならないのかと。僕は、あの瓦礫の山は被災地の復旧・復興の大きな妨げになる、そう思い続けています。

今日、私の見解が西日本新聞の夕刊1面に掲載され、ニュースでも報じられました。RKBニュースはこちら

ポイントは、国の放射線基準があてにならんので、実際に放射線物質を管理している企業等に、受入の基準を確認していますが、独自の基準を設けたいと思っています。その基準をもとにして、東京都が行ったように、瓦礫の搬出、搬入という2つの地点(時点)で厳しいチェックを行います。そういう意味では、厳しい基準以下の「放射線を含まない」廃棄物です。従って、瓦礫の搬入の際は、一般の廃棄物と何ら変わらないということになります。

現実問題としては、膨大な震災瓦礫の受入を武雄市だけでできるなんて思わない。たった1日20トン。しかも、可燃物廃棄物は今でもパンク寸前なので、私たちができるのは、不燃物のみ。

しかし、私たちのこの動きが、被災された方々を受け入れ表明のときのように、全国の被災していない自治体に広がることを強く期待します。


西日本新聞には、いくつか見出しを含めて事実誤認があります。

1つは見出し。武雄市は固有のゴミ処理施設がないので、所有者の杵藤広域圏(3市4町から構成)にその意思を確認する必要があります。ただ、なぜ、僕が提案するかというと、この処理施設が武雄市にあり、なおかつ、私自身が杵藤広域圏の管理者(最高責任者)であるんですね。だから、最低限、提案する権利はある。しかし、決めるのは、広域圏です。12月6日(火)の緊急に開く広域圏首長会議に諮りますが、心ある首長さんたちの集まりであるので、反対はないと思っています。もちろん、この会議はオープンにします。

2つ目は、最後に書いてあるんですが、「武雄市は、がれき受入を報告」とありますが、あくまでも、「提案」するものです。ここで了承されたら、12月の半ばまでに、処理施設の地元に説明に私自ら入って理解を求めます。


最後に、被災をしていない我々自治体、市民は何ができるのか、また、しなければならないのか、と問うたときに、被災地の苦しみ、痛み、悲しみを分かち合う、寄り添うことだと思っています。震災瓦礫の受入は、私たちが行わなくてはいけないことだと思うんです。

だから、まず、隗より始めよ。震災瓦礫の受入を表明し、提案します。
by fromhotelhibiscus | 2011-11-28 22:07 | Trackback | Comments(0)
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