「うっ・・・・」
むせかえるような土の臭いに、ルビーナは目を覚ました。
目の前には、漆黒の闇が広がっている。
「ここは?・・・・」
ルビーナは体を動かそうとした。
だが、体はピクリとも動かない。
何か粘着性の強い紐のようなもので縛りあげられているのだ。
「これは何?
どうして私はこんなところにいるの?」
ルビーナは自分のおかれている状況が咄嗟には理解できなかった。
覚えている限りでは、デルタンタ山の隠れ里の小屋で侍女のアリスや
小間使いのアンジェにお休みの挨拶をして自室で就寝したはずだった。
だが、その後の記憶がなかなか思い出せない。
ルビーナは戒めから逃れようと必死になって体を動かしながら、空白
の記憶を埋めようとした。
どれぐらいたった頃かしら、
隣室からアリスとアンジェの悲鳴が聞こえきて、
目を覚まして
・・・
そうだわ!
目を覚ました時、
部屋の床から巨大な影が現れたんだわ!
その時、闇の向こうから声が響いて来た。
「お気づきになられましたか、
姫様・・・・」
「誰!
誰ですか!?
・・・・」
ルビーナは目を懲らした。
暗闇に目も慣れ、近づいて来る人影が闇の中に浮かび上がった。
「私は新帝国シャドゥ四天王のひとりゲバルザー様の副官・ゾルバと
申します。
以後お見知りおきを」
そう言うとゾルバは、おおよそその容姿に似つかわしくない態度で、
丁重なお辞儀をした。
「!
シャドゥ・・・・」
「随分と捜しましたぞ。
まさかあのような深山の寂れた村に潜んでいるとは思いませんでした」
「私をどうしようというのです!?
いえ、
それよりもアリスは
アンジェは無事なのですか!?」
「その者たちならば、私のモノをアソコに咥えこんでよがり狂って
いましたよ。もっとも私のモノは、人並みはずれておりましてな。
あの娘たちのアソコは、裂けてもう使いものにはならんでしょうな。
ゲヒゲヒ・・・」
勃起したいちもつをルビーナに突き出しながら、ゾルバは卑猥な笑い
声をたてた。
「何て酷いことを
・・・」
ルビーナは顔を背け、唇をかみしめた。
「さあ姫様、
そろそろ到着しますよ。
我が主君の城、ゲバルザー城へ!」
その城は、かつて名城と謳われていた。
だが今は、ゲバルザーの侵略を受け、見るも無残な姿を晒している。
グライバニア地方トラキ王国、トラキ城。
それが過去においてその城の呼び名であった。
だがもう誰もその名で城を呼ぶものはいない。
=ゲバルザー城=、人々は畏怖と侮蔑を込めて、その名を呼んだ。
「ラル王国の宝石と呼ばれるルビーナ姫をいたぶれるかと思うと
もうそれだけで私のモノはイッてしまいそうですよ。
ゲヒゲヒ・・・」
天井から吊り下げられたルビーナを見て、ゾルバは嬉しそうに舌なめ
ずりをした。
ペニスはすでに爆発しそうな勢いで勃起している。
「私を拷問して、何を白状させようというのですか!?」
キッとゾルバを睨みつけ、ルビーナは気丈に問いた。
「教えていただけませぬか?
伝説の秘剣
『アースガルド』の在りかを・・・」
「アースガルドの剣!?」
「ラル、
ハイライン、
クラセット、
そしてここトラキ王国。
この世を割ける四つの大国、
そのあらかたは我々の手中に落ちているのですが、
まだ辺境の地では我らの支配を拒んでいる連中もいましてな。
我が主、
ゲバルザー様は気の短いお方、
抵抗する連中を一撃で屠ってしまいたいのです。
そのためには『アースガルドの剣』がどうしても必要とかで
・・・お教え願えますかな?」
ルビーナの顎を摘み、その唇を舐めるように顔を近づけて、ゾルバは
尋ねた。
「断ります!
あの剣は救世主の剣、
お前たちのような魔物どもには死んでも渡す訳にはいきません!」
「どうしてもお教え願えませんか?」
「くどい!たとえこの口が裂けても言うものですか!」
「ならば仕方ありませんな
・・・
物言わぬ口はすでに口にあらず
下の口と同様に扱うまで」
言うが早いかゾルバは、ルビーナの唇に這わしていた醜い指を口の中
に突っ込み、舌をなぶりだした。
「ウグッ!」
「おうおう、
なんと悩ましげな顔をする。
とても由緒正しきラル王家の姫君とは思えませんな」
さんざん舌を弄び、ゾルバが指を引き抜くと、ルビーナの口から唾液
が糸を引いて垂れ落ちた。
「今一度、
尋ねましょう。
アースガルドの剣はどこですかな?」
「・・・
アースガルドの剣は、我らにとって最後の希望!
誰がお前たちのような化け物に渡すものですか!」
「なんと強情な姫様か
・・・
ならばその体に聴きましょう」
ゾルバはルビーナの胸元を掴むと、服を一気に引き裂いた。
「キャア!」
ルビーナは反射的に胸元を隠そうとした。
だが、両手を鎖に繋がれていては隠すに隠せない。
汚れを知らない女体は卑猥な視線に晒されてしまった。
「おお、
なんと美しい・・・」
目の前に現れたルビーナの純白の裸体に、ゾルバは息を呑んだ。
「この美しい肌に傷をつけなければならないとは、
これもすべて強情を張る姫君が悪いのですぞ」
ゾルバは壁に掛けてある鞭を取り、しばきながらルビーナに迫った。
「どのような責め苦を受けようとも、私の心は動きません!」
「その強がりがいつまで続きますかな?」
嬉しそうに笑いながら、ゾルバは手にした鞭を唸らせた。
ビシッと乾いた音をたてて、鞭がルビーナの女体を叩く。
「ヒイッ!
クッ!」
女体をくねらせて、ルビーナが悶える。
鞭がうなるたびに、透き通るような白い肌に赤く醜い生き物のような
傷痕が幾状も刻まれていく。
「どうですか、
白状する気になりましたかな?」
嗜虐の快感に身震いしながら、ゾルバは狂ったように鞭を振るう。
「くどい!
死んでも言いません!」
「しぶといお方ですな!」
ゾルバは執拗に鞭を振るい続けた。
部屋の中に肉を叩く音とルビーナの悲鳴が響き渡る。
「首尾はどうだ、
ゾルバ・・・」
いつの間に現れたのか、部屋の入り口に緋色のマントに全身を包んだ
大男が立っていた。
「これは、ゲバルザー様!」
巨躯の姿を見た途端、ゾルバは慌ててひれ伏した。
「女は吐いたか?」
「申し訳ございません。
何分、強情な女でして
・・・。
だがご心配には及びませぬ、
必ずや口を開かせてみせましょう」
「もうよい。
貴様がグズグズしている間に、
トリラス付近にアースガルドの剣が隠されているとの情報が入ったぞ」
「!」
その言葉に、ルビーナの顔色がサッと変わった。
「ただちにトリラスの村へ向かえ」
「ハッ、
承知!」
一礼するとゾルバは、影に溶け込むように姿を消した。
「・・・
ムダなことを。
そのような所にあの伝説の剣はありません!」
「ほう、
姫のそのうろたえぶりが答えを示しているのではないか?」
「ち、
違います!
あの剣の在りかはまったく別の場所です!」
「ではその在りかをゆっくりと聞かせてもらおうか。
苦痛には耐えられたが、快感にはどこまで耐えられるかな?」
ルビーナに顔を近づけて、ゲバルザーはフードを取った。その中から
現れた顔を見て、ルビーナは思わず顔を背けた。
死人に爬虫類の皮膚を張りつけたようなその顔は、まさに醜悪の一言
に尽きた。
「フムフム
・・・
なんという手触り!
なんという柔らかさ!
まるでとろけ落ちそうなほどの柔らかさよな。
おお!弾む弾む、面白いぞ」
ルビーナの乳房をちぎれんばかりに掴み、ゲバルザーは双丘を揉みし
だいた。
「クッ・・・」
ルビーナは、苦痛に顔を歪ませながら凌辱に耐えた。しかし、ルビー
ナの女体は、ルビーナの意志とはかかわりなく、ゲバルザーの愛撫にそ
の淡いピンクの乳房を立ててしまっていた。
「ほう、
もう感じたか
・・・。
姫よ、
お前は全身が性感帯のようだな・・」
そう言いながら、ゲバルザーは乳房を掴む指にさらに力を込めた。
「ぶ、
無礼な
・・・
はうっ!」
ルビーナは、必死になって理性を保とうとしたが、ゲバルザーの執拗
な愛撫にたまらず喘ぎ声を漏らした。
「ゲッゲッゲッ
・・・、
無理は体に毒だぞ。
あきらめて我が腕に、身も心も委ねてしまえ。
そうすれば、楽になるぞ」
ゲバルザーの手のひらのなかでルビーナの乳房が無残にひしゃげる。
「ハァンッ
・・・・・・、
ヒィンッ
・・・・・・」
「おうおう、よい声でさえずる。
どれ、
今度は下を試してやるか」
そう言うと、ゲバルザーは醜い顔をルビーナの股間に近づけた。秘所
はすでに蜜壷から溢れだした淫汁でテラテラと濡れそぼっている。
「ゲッゲッゲッ、
これは驚いた。
醜悪な魔物に対しても、姫の女体は迎え入れようとしておるぞ」
太腿を伝って流れ落ちる淫汁を指ですくうと、それをルビーナの顔に
近づけ、淡い色の唇になすりつける。
「!
は、
破廉恥な・・・・・・」
ルビーナは顔を振って抗ったが、鎖につながれている身体では、逃れ
ようとしても限界がある。結局、ルビーナは、唇といわず顔中を自らの
出す淫液でベチョベチョにされてしまっていた。
「い、
いや・・・・・・、
もう・・・・・・
もう、
勘弁して
・・・・・・」
「人に物を頼むときは、
もっと丁寧に頼むものだ。
もっとも願いを聞き入れる耳は無いがな、
ゲッゲッゲッ」
ゲバルザーは、その太い指をルビーナの女陰にズブズブと突き刺した。
「ヒイイィィィィンッ!」
悲鳴にも似た嗚咽が漏れ、吊り下げられたルビーナの背が弓なりに
反り返る。
「ゲッゲッゲッ、
その可愛らしい顔に似合わず、
蜜がとめどなく溢れてくるわい。
これは楽しみがいがある。
姫よ、
ゆっくりと楽しもうではないか」
暗闇のなかに、ゲバルザーの卑猥な笑い声と、ルビーナの嗚咽がいつ
までも響き渡った。