NHK福島県のニュース　福島放送局

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海外専門家が原発事故で提言

原発事故からの再生について考えようとＩＣＲＰ＝国際放射線防護委員会などの専門家らが参加したセミナーが、２７日、福島市で開かれ、海外の専門家らがチェルノブイリ原発事故後の取り組みについて報告しました。
このセミナーは、ＩＣＲＰ＝国際放射線防護委員会の呼びかけできのうから開かれているもので、２日目の２７日は、２５年前に起きたチェルノブイリ原発事故について報告されました。
このうち、フランスのテリ－・シュナイダーさんは現地の住民との対話を進めてきたと説明した上で「住民は科学的な解明だけでなく生活環境の改善を求めているので住民と専門家が同じ場で話し合うことで解決策を見いだすことが重要だ」と訴えました。
セミナーでは、最後に「原発事故からの再生に向けて、国際社会での経験を取り入れながら、住民などとの対話を通じて最良の方法を探らなければならない」とする提言をまとめました。
この提言は今後、日本政府や福島県に提出されることになっています。

11月27日　12時12分

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