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【プロ野球】

球児 来オフメジャー挑戦 和田新監督が容認

2011年11月27日 紙面から

 阪神の和田豊新監督(49)が26日、守護神の藤川球児投手(31)が来季海外FA権を行使してメジャー移籍することを“容認”した。今季取得した国内FA権を行使せず残留した藤川は、順調に行けば来季中に海外FA権を取得。かねて希望していたメジャー移籍が可能となる。球団は全力で引き留める方針だが、この日タイガースOB総会に出席した和田監督は「非常に良い志だと思います」と理解を示した。

 藤川はこの日、出演したテレビ番組内であらためてメジャーへの興味を示唆。これを自宅で見ていた指揮官の感想は、忌憚(きたん)のないものだった。「目標を高く持って目指してもらいたいし、そのためにも(優勝から)6年間遠ざかっているので、来年そうなれるように。その後しっかりと話し合って、今後のことは決まっていけばいい」。

 もちろん、立場上は守護神の流出を歓迎できない。ただ、もめることなく権利を行使してもらうためにも、まずは05年以来の優勝に全力を尽くしてほしい考えだ。

 「成績でも態度でも言葉でも引っ張っていってほしい」と、藤川には投手陣のリーダー役を強く期待した。誰もが納得いく結果を、指揮官は願っている。

  (宮崎厚志)

 

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