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フクシマで駅伝が行われ、ガレキが東京都で燃やされ、チェルノブイリの経験には目をつぶり、ありとあらゆる考えられない行為が進められています。全体の指揮をだれが執り、だれが責任を持っているのかさえ、はっきりしません。先の大戦のような状況に陥っています。局地戦のみ。全体でどう撤退し、どう国を続けて運営していくつもりなのでしょうか。
さて、もう大したことがないと思われている放射能ですが、東電は3月19日に致死量の放射能が出たことを認めています。その記事
The moment nuclear plant chief WEPT as Japanese finally admit that radiation leak is serious enough to kill people
この写真で泣かれている方は、小森さん。私が発電所から、本店に転勤となった時の発電課長です。クールで、頭も良く、現場も非常に的確に把握されていました。現在は、福島第一安定化センター所長です。全く表に出てきておりませんが、いったいどんな仕事をされておられるのでしょうか。武藤さんと並んで、切れ者なのは確かです。正直な方なので、このような発言をされたのだと思います。
この日本語訳(@OB_Liさんから)
原発事故を起こした東京電力のトップが泣き崩れた。日本が遂に、オーバーヒートした原子炉から漏れ出ている放射性物質と燃料棒が、周辺住民の生命を奪うに十分な量である事を認識したからだ。原子力安全保安院は、今回の原子力災害をIAEAが定める「放射線による死者が出る」レベル5と認めた。
関係者は、原発から漏れ出している放射線量を最大限に考慮し、レベルを引き上げたと語った。また、3%分の燃料が収納されている福島第一原発の3基が相当の破損をしており、原子炉核が部分的にメルトダウンを起こしていると示唆した。
東電幹部の小森あきお氏は福島第一原発に関する簡単な記者会見の後に泣き崩れ、政府高官もまた、津波による災害と原発事故による影響で手も足も出ない状況である事を認めた。
高官は放射能漏れがどれだけ深刻なものであったかを、もっと早い段階で認めるべきだったと語った。
枝野幸男官房長官は「想定外の規模の地震と津波が日本を襲い、率直に言うと、災害危機管理計画では網羅しきれていない事が、今回の災害により起こった。今思えば、状況と情報分析をより迅速に行い、それらをより速く届ける事が出来た筈だ」と語った。
原子力専門家は、日本は事故を矮小化してると、ここ数日言い続けている。
1979年、アメリカ合衆国ペンシルバニア州スリーマイル島で起きた原発事故と同じレベルである事が公式発表されたが、史上最悪の原発事故は1986年に起きたチェルノブイリ原発での爆発事故とされている。
原子力安全保安院の西山英彦氏もまた、原発事故を起こした原子炉の事故収束ができるかどうかわからないと認めた。「放水作業により、火事が見えなくなったものの、事故が収束したとはまだ言えない」と述べた。しかし、菅直人首相は、日本はこの大惨事を乗り越えるとし、「一から日本を再建する。これまでの歴史の中で、小さな島国である日本が奇跡的な経済発展を遂げてきた。国民の皆様に感謝します。そして、そうやって今の日本ができた。」と、報道会見で述べた。
これは、オーバーヒートした燃料棒が巨大な原子炉建屋の壁から外部に向かってむき出しになっている写真を見せられる前の事である。
この記事が出た時に私はようやく、一歩進んだと思ったのですが・・・
実はこの記事は、日本国内の新聞(熊日)には見あたりません。
同じ会見の日本語記事はこちら。
福島第一原発「廃炉」検討 東電常務が福島で謝罪会見2011/03/18 21:34
東日本大震災2
東京電力の小森明生常務は18日、福島市内の福島県災害対策本部で記者会見し、福島第1原子力発電所の爆発や放射能漏れ事故について「このような事態を招き痛恨の極みです。福島県民におわびします」と県民に初めて謝罪した。
小森常務は、福島第1原発の廃炉について「幹部と議論したことはないが、今後はそういうことも含めて検討していく」と述べた。
放射能汚染への不安と怒りが福島県民には広がっているが、「厳しい状況が続いているが、あらゆる手だてを講じて、安全確保に努めたい」と事態収束に全力を尽くす構えを表明した。
放射能汚染を避けるために、避難所を転々としている周辺住民に向けて「誠に申し訳ない」と涙ながらに謝罪。今後の補償については「国と相談して考えていく」と語った。
今後、原発事業の継続に関しては「経営判断があり、今答えられない」とした。
記者団からは「原発の安全性をPRしてきたのは正しかったか」「福島県民に希望はあるのか」といった質問が相次いだが、「イエスかノーかで答えられない」と言葉を失っていた。
泣き崩れた顔ではなく、このような写真しか使っていません。明らかな情報操作と言えるでしょう。
実際、英文の報道がただしかったのは、その後の状況を見る限り明らかです。いつまで、国民を欺き続けるのですか。
■関連ブログ
ついにレベル72011年04月12日
福島原発の現場から・・2011年08月18日
福島第一安定化センター所長2011年07月02日
タグ:1F
『オーバーヒートした燃料棒が巨大な原子炉建屋の壁から外部に向かってむき出しになっている』って・・・
今千葉県に住んでて準備ができ次第九州に移住を考えてます。
保育園のママさんの友達がフクイチで働いてる(このママさんは昔排気塔が見える距離に住んでたらしい)
が地震後直ぐに屋内退避しなきゃいけない状態で爆発したときに色々吹き飛んだ(燃料棒ごと)と聞いたとおしえてくれました
テレビで言ってるのは本当のことじゃないとも・・・
これはきついですね。
本日の内容は読み進みながら、ちょっと体温が1〜2度下がる思いでした。(青くなりました)
勿論、今まで冷却水注入しか出来ていない訳ですから、今後も大気中と地下への放射線核種放出は続くことを宣言している記事です。
それは緩やかな核反応が延々と続く事と読み替えて良いでしょう。
三島由紀夫が生きていれば柄に手をかけて立ち上がる処だと思いますが、その矛先が一体何処へ向かえば良いのか。
きっと彼も迷うでしょう。
残念無念とはこういう事でしょうか。
"外国人向け保安院・東電の会見がついに無人に”
http://www.youtube.com/watch?v=i4RqW0RsSGY
外国メディアが信用しない「ニュースソース」を国内メディアが報じるのですから話にならない・・・
嘘情報=「大本営発表」 2011年現在でもまだ( ゚∀゚)< ツウジルノカナ?
福島原発周辺住民被災者の生の証言と思われます。311地震発生直後から東電と菅内閣閣僚および保安院霞ヶ関行政府とマスコミ特にNHKの事故情報隠蔽による棄民見殺し犯罪共謀共同既遂が明らかです。
あの…様々な事象がゴッチャになっていらっしゃる方が増えていないでしょうか?
本日コメントさせて頂いたのは
論文発表はまだですが、新聞でも取り上げられた東北大の牛の研究(セシウム濃縮)で、濃縮場所についての指摘がある事、セシウムとカリウムの機序を突き詰めていくと、内向きカリウムチャネル関係で、興味深い論文が散見されます。
セシウム、そのものに、どうもいわゆるチェルノブイリにおける病態に近い機序を起こす仕組が散見され、また濃縮機構についてはカリウムの代謝を考えると、(東北大発表の)濃縮場所にピタリと合います。
つまり、セシウムそのものの毒性が、放射性物質以上にはるかに強力である、と言う可能性です。(容認をしていた自分にとっては何にも嬉しくないと言うか、容認を翻さざるを得ない話ですし、先生には原発に対する考えを変えて頂く必要は全く無い話です)そのシナリオについての評価とか申し上げるつもりはありませんが、先生のほうが論文関係にも近い筈で「機序」にご興味を持って頂ければ幸いです。(例によってアドレスにその辺りを載せたエントリーを記載しました)
先生のセシウム算出(5キロ)も私の検算と合致しており(東電が正しければ)正しいと思いますが、大熊ー浪江ラインはともかくとして(あのラインは捨てるべきでしょう)、セシウム毒性の機序が正しいとすれば、セシウムは何とかして、水源地の腐葉土などだけでも集めておかないと、(私は以前からフレコンに詰めておくフレコンバック除染を呼びかけてます)水系にもぐりこんで、流れ込んで今後も大変な事になります。
釈迦に説法ですが、ベクレル辺りの原子量を考えると危険です。放射性セシウムの放射線は除染でもマーカーになりえますから、それなりの防護の格好で集めて、処分せずに放置するだけでも効果があると思います。(200年経てば1/100くらいに半減します)
敵は放射性物質そのもの以上に、その「物質」の毒性と濃縮工程が問題ではないかという見地、更にその「物質」を13%生み出す、核分裂という論点で、先生の見識を持って探っていけば、今後後追いで発表される研究の近似予測が私如きのレベルではなく提示できるかと存じます。
セシウムの病理機序が本当であれば、原爆など足元にも及ばない(原発事故のほうが悪質)話ですので、眉唾で結構ですので、先生独自の視点で探って頂ければ幸いです。
放射線医学総合研究所理事の明石 真言(あかしまこと)氏の発言が突っ込み所満載です。
「基準値(毎時0.2マイクロSV安定ヨウ素剤服用推奨基準だそうで)以上に被曝した子はいなかった」
信州大学らが夏休みに福島から長野県へ疎開していた子供の調査結果は違っていたはずです。
「チェルノブイリ事故後、唯一、確認された健康被害が放射性ヨウ素による甲状腺がんだった。」
これも平気な顔してよくぞ言った・・・と。
同席パネリストの鈴木元 国際医療福祉大学クリニック院長は、「1960年代に大気圏内で核実験がおこなわれていた頃は、セシウム、ストロンチウムも日本に広く降っていた。
今は当時と違って、食品や水の規制がきちんとされている。私もその頃に育ったが、影響はなかった。」
鈴木氏が影響なく育ったことが何の説明になるのか?と。
鈴木氏は東大卒、放射線医学総合研究所を経て現職。
余りに綻びの多い発言に逆に気の毒になります。学問ができるのと馬鹿は別物の良い例かも知れません。
>様々な事象がゴッチャに
なってしまう方もおられるようなので、ここでの証言のポイントを書いたブロガーさんの文章をご紹介します。
「池田香代子ブログ」
>>http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51829488.html
>>http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51829742.html
ポイントは、3月11日の地震発生直後から東電の上層部はメルトダウン必発である事を知っていて外部に情報を出さず放射能被曝から避難する機会を与えずに自分達だけで密かに脱出した。
ということです。これは住民に対する未必の故意の放射能被曝テロ行為に当たりますね。
さらに翌3月12日以降これを東電保安院菅内閣がNHKに偽の屋内避難呼びかけさせる事で各自の犯行を互いに隠蔽するという加重犯行を4者共謀共同正犯で遂行したということです。
泣いても謝っても許される問題ではないでしょうね。刑事事件です。
相変わらず 何が言いたいのかわかりません。
「刑事事件」その通りです。
広瀬隆氏が福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一氏や文科省、原子力安全委員会等を刑事告発しました。
http://www.olivenews.net/img/20110717pdf/indictment.pdf
http://www.youtube.com/watch?v=b_mddLgBU38
★なぜマスゴミは大報道しないのでしょうか?